KCJ GROUP(株)（キッザニア）

学生時代に学んだ『表現力』が活かせるのではないかと思ったからです。
説明会で、キッザニアでは様々なパトーナー企業様が出展をしてくださっており、お客さまの中にはスーパーバイザーがその企業様から派遣されていると思われている方もいらっしゃることを聞きました。スーパーバイザーの立ち居振る舞いがパートナー企業様の印象を左右することも少なくなく、こどもたちの本気を引き出す・見ている保護者も引き込めるような「なり切る力」が重要なんだと感じました。
「自分がお客様にどのように見えるのか」「本物らしさをどのように表現するのか」ということを学校で学び舞台で実践してきた私にとって、学びと仕事をつなげることができる面白い仕事に思えました。

キッザニアの入退場口である「空港」でカウンタースタッフとして勤務をしています。
カウンタースタッフは、スムーズな入退場手続きや団体さまのご案内・安全な入場のサポートを行っております。お客さまが初めて出会うキッザニアのスタッフが私たちですので、私たちの対応一つでお客さまの期待を高めることができると考えています。
これから始まる職業体験がワクワクできるようように笑顔でお客様に対応することを心がけています。

自分が工夫したことがお客さまの「ありがとう」という言葉で返ってくることです。
空港は、来場されるお客様すべてに会うことができる唯一の場所です。
様々なお客様に対応するからこそお伝えする内容や方法をわかりやすく・誤解のない様に工夫しています。最初の説明がわかりやすければ、入場後も戸惑うことなく楽しく過ごしてくださることができると考えています。
退場時に「楽しかったです。ありがとうございました。」と笑顔で言ってもらえることは、カウンタースタッフならではの仕事の面白さだと思います。

「よりよくしたい」と思う意見があれば勤務歴を問わず聞いてもらえる環境があります。
私も、「空港でお客さまが過ごす時間をもっと有意義なものにしたい」と思い、入場前にお客さまとキッザニアダンスを一緒に踊る取り組みを提案しました。その際も否定をせず、どうすればお客さまに楽しんでいただけるのかを先輩方が一緒に考え実行してくださいました。
先輩方の協力もあって私の提案が実現し、「入場前から楽しむことができた」というお客さまからのお声をいただいたときはとても嬉しかったです。