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最終更新日:2025/6/11
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部署名製造四課
勤務地茨城県
今春で9年目です。ずっと筑波工場に勤めていて、仕事内容は二回変わりました。最初に配属された部署では、ネックレスなどになる鎖に引き輪などのパーツを繋げる「丸カン」をつける機械を調整していました。この機械は人の手を借りて動かすものですが、誰が動かしても綺麗な丸カンを形成できるようにしていました。次に配属された部署では「ミラーボール」の生産をしました。こちらは生産機械を自動稼働させて生産するものですが、品質を満たす製品が作れるよう、機械が円滑に稼働できるように調整をしていました。現在は主にリングの生産に携わっています。線の状態の材料をリングやピアスの形にする仕事で手加工による工程が多く、材料の硬さやどうしたら思い通りに加工できるか、自分のモノづくりの感性が高まる面白さがあります。どれを作っていても感じたのは製品を作る為に沢山の人の手が掛かっていること、後工程のバトンを渡す人がいるということです。バトンを渡した先で何か困っていないか、どうしたら解決できるか工程を見直すこともあります。人見知りの私がやってこれたのは、困ったときにすぐ相談に応じてくれる周囲の人に恵まれたからだと思っています。
「モノを作るのが好きな人」「モノのつくりに興味がある人」に向いてるかと思います。服飾製品ということで、「デザインがしたい」という意識の人がおられる話をよく聞きますが、弊社はあくまで工場でのものづくりをしています。工場は「同じ品質水準のものを短時間で大量に作る」ことを前提としているので、どちらかといえば「生産工程をもっと効率よくできないか」「同じ製造期間でもっと品質を安定できないか」「作業者の負担を軽減できないか」などを考えることの優先度が高いと思います。新製品を考えることも大事なことですが、入社してすぐそういったことに挑戦できるかというと少し難しいかもしれません。世の中にあるモノは全て誰かが作ったものですが、モノの構造や「どうやってできているのか?」というところに興味のある人が向いてると思います。なので服飾品に興味のない人も結構いますね。
就職活動をしている方が履歴書を書くのに苦労している項目の一つは「長所」ではないかと思います。苦労するのはウケの良いものを書こうとして、自身とのギャップに苦しむためかと思います。学生であった頃はよく伸びしろのあるもの、つまり苦手な部分を伸ばすことを良しとされたかもしれません。なので苦手なこと・短所を意識することは多くあっても、長所を意識する機会はなかったのではないでしょうか。長所というのは存外本人は意識しなくとも他者よりこなせるものです。長所とするために訓練のようなことも特にしていない場合もあり、気付きにくいかと思います。他人がスゴイと思うことでも、本人にとっては自慢できるものだと思っていない、そういう些細なものが本当の長所ではないのかなと思っています。長所と言われるとどうしてもハードルが高いという人は、好きなもの・夢中になれるものを考えてみると良いかもしれません。「こういうことは好きで苦にならない」「何時間でも集中できる」といったことは得意、つまり長所に結びついているかもしれません。ぜひ自分の長所に気付いてみてください、そしてそれを活かせるところを見つけてほしいと思っています。