最終更新日:2025/6/2

ナブテスコサービス(株)【ナブテスコグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 機械設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

風通しのよい社風の中、部品やサービスを通じて社会基盤の維持と発展に貢献

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お客様・社会・自社、それぞれに価値ある“三方よし”の仕事

ナブテスコ(株)の100%子会社として、自動車・鉄道・産業機械などの各分野で保守・修理のアフターサービスを展開する同社。ここでは先輩社員3名にご登場いただき、それぞれの仕事について話を伺った。

■R.Sさん(写真・中央)
自動車部・国内営業課/2022年入社/法学部卒

■R.Kさん(写真・左)
鉄道部・東京営業課、計画課/2022年入社/経営学部卒

■H.Kさん(写真・右)
産業機械部・神戸営業課/2024年入社/文学部卒

会社の良いところ&オフの過ごし方

「部署や課を超えて人とつながることができ、親睦を深められる風通しの良さが自慢」と語るR.Sさん。休日はアウトドア派で、友人とのテニスや散策を楽しむ。
「ワークライフバランスの観点からみても、安心して働ける会社です」と語るR.Kさん。休日は、友人や家族とキャンプや旅行に出かけることが多いそう。
取材に応じてくれた先輩社員。異なる部門に所属する3名だが、好奇心旺盛に人との対話を惜しまない積極姿勢が成長につながっていることを感じさせてくれた。

製品知識を習得し、お客様に定期メンテナンスの必要性を提案。信頼関係の構築と社会への貢献に手応え

「長く働ける会社」と「新しいことに挑戦できる仕事」を軸に就職活動を行い、最終的に当社を選びました。決め手となったのは、親会社の安定感とそれに準ずる充実した福利厚生、OJTなど教育制度の手厚さです。また、自動車や鉄道のブレーキ部品の供給という、新たな経験が積めることも魅力でした。

配属された自動車部の「国内営業課」は、主にバスやトラックといった商用車向けブレーキ部品を取り扱っており、お客様のニーズに合わせたアフターサービスの提案や、定期メンテナンスの推進を行っています。私は、関東・信越エリアの営業として、1年目の夏に先輩のお客様を引き継ぎました。エアブレーキシステムの正常な機能を維持するために重要な「エアドライヤ」や、ブレーキ作動に不可欠な部品の拡販を中心に、地場のサービスステーションと連携して営業活動を行っています。

おおよそ週の半分は、整備工場やトラック・バス会社などを訪問し、整備状況のヒアリングや部品・サービスの提案をしています。最初は部品の名称や仕組み、役割を覚えるのが大変でしたが、先輩やお客様に質問したり自分でも調べたりして、積極的に学びました。

コロナ禍ではバスやトラックの運行が減ったことで、整備にかけるコストを抑えられるお客様がいらっしゃいました。しかし、ブレーキ周りの点検不足は、路上での故障や車両火災といった重大な事故を引き起こすリスクがあります。だからこそ、定期的な点検の重要性や、部品の提案には力を入れてきました。

事故防止のために、根気強く提案を重ねるうちに、次第にその重要性をご理解いただけるようになりました。定期点検を実施することにご納得いただけた時は、まさに営業冥利に尽きる喜びを感じる瞬間!お客様のリスク軽減のみならず、社会の安全にも貢献できる、そしてそれが当社の利益にもつながるという、まさに“三方よし“の仕事に誇りを持ち、日々の業務にあたっています。

このように、1年目から責任ある仕事を任せてもらえること、そしてOJT担当者や先輩からも、親身にサポートしていただけたことに感謝しています。最初は型通りの提案しかできませんでしたが、今ではお客様の悩みに寄り添い、それぞれに合った解決策を提案できるようになりました。 今後は、営業力と提案力をさらに磨き、販売代理店や仕入れメーカーと、より強固な信頼関係を築いていきたいです。(R.Sさん)

鉄道車両のメンテナンス部品販売と業務効率化に取り組む。信頼関係を築き、鉄道の安全運行に貢献

就職活動では、営業職の中でも商社を中心に探していました。その中で当社に決めたのは、人々の安全と交通インフラを支える仕事に携われる点に、大きな魅力を感じたからです。いくつかの企業から内定をいただきましたが、「自信をもって販売できる商品を扱いたい」という想いが強く、最終的に当社を選びました。

現在、鉄道部の「東京営業課」と「計画課」を兼務しており、関東や東海地方のお客様を担当しています。「東京営業課」での主な業務は、旅客用車両や工事用保線車両の定期点検に関連する、メンテナンス部品の販売などです。“電車の車検”を想像すると分かりやすいかもしれません。50年以上の歴史の中で築かれたお客様との信頼関係をベースに営業活動ができるので、非常にやりやすいですね。このほか、横浜にある自社工場とも調整を行いながら、鉄道車両メンテナンスサービスの提案営業も行っています。

さらに「計画課」では、営業の計数管理や業務効率化に取り組んでおり、営業がより働きやすくなる環境づくりを進めています。この兼務は、上司から声をかけてもらい、最初は会議を見学する程度でしたが、しばらくして正式に兼務となりました。営業以外の業務にも関わることで、幅広い経験を積むことができ、将来的には会社の中核を担うメンバーとしての活躍を期待してもらっていると感じています。

当社の自慢は、何といっても相談のしやすさ。“上司や先輩に相談しづらい”と思うことが全くありません。皆さん嫌な顔をせず話を聞いてくれるので、とても安心できます。入社当初はミスも多かったですが、その度に上司がしっかりフォローしてくれたことが、今でも心に残っています。また、営業アシスタントのサポート体制も万全で、私たちが営業活動に集中できるよう、事務作業などを担当してくれます。そのおかげで仕事がスムーズに進むので、非常にありがたく思っています。

「自信をもって販売できる商品を扱いたい」という私の想いは、交通インフラを支えるこの仕事につながり、いつしか大きなやりがいになりました。自分が販売した部品や、当社の工場でメンテナンスした製品が鉄道車両に搭載され、実際に走行している姿を見る度に、この仕事の社会貢献度の高さを実感しています。(R.Kさん)

制御システムのメンテナンスを通じて、商船の安全を守る。暮らしに欠かせない社会インフラを下支え

就職活動時は業界にこだわらず、幅広い企業の営業職を検討していました。IT系の企業からも内定をいただきましたが、そこで活躍する自分のイメージがつかず、“直接お客様と対話しながら仕事をする方が、自分には合っている“と強く感じており、当社が手がける事業の幅広さにも魅力を感じ、入社を決めました。

配属された産業機械部の「神戸営業課」では、建設機械用機器や船舶アフターサービス、産業機械全般の取り扱いがありますが、その中で私は、船舶関連のアフターサービスを担当しています。具体的には、船舶用の「主機遠隔操縦装置」のメンテナンスを提案し、受注から部品の手配に、工事技師の派遣手配など、一連の業務を行っています。この装置は、自動車の「アクセル」や「ブレーキ」にあたる部分であり、船の速度や停止を制御する重要な役割を担うものです。

本機に不具合が生じると、運航に重大な支障をきたし、緊急の訪船対応が必要になることがあります。私の役割は、こうした事態を未然に防ぐため、定期的なメンテナンスをお客様に提案し、安心して運航できるようサポートすることです。

また、商船は数十年にわたって使用されることが多く、定期的なメンテナンスは船の長寿命化にもつながります。リスクを減らすだけでなく、長く安定した運航をするためにも、必要不可欠な仕事だと実感しています。

とはいえ、学生の皆さんには少しイメージがつきづらいかもしれませんね。実際私も、入社当初はあまり仕事内容の理解ができていませんでした。でも、安心してください。入社後の研修やOJTを通じて、必要な知識をしっかりと身につけることができます。

私の場合は基礎研修の後、工場での研修で、製品の製造工程や現場の業務を学びました。さらに、実際の船に乗って、どこにどんな装置が使われているかを確認する実地研修も体験。少しずつ理解を深めていけたので心配ありません。

島国である日本では、貿易のほとんどを“海運”に頼っています。そんな日本の経済や、私たちの暮らしに欠かせない重要な役割を支えているのが、この仕事。スケールの大きなものに関われるロマンも感じています。今はまだ先輩について実務を学んでいますが、これから徐々にお客様を引き継いでいく予定です。将来的には、中心メンバーとして会社を支えていけるよう、今後も精進していきます。(H.Kさん)

A.T.Gを体現する先輩から、学生の方へメッセージ

■当社の理念である「明るく、楽しく、元気よく(A.T.G)」は、あらゆる部署に浸透しています。最初は明確にやりたいことが定まっていなくても、周囲に感化されて「自分はこれがやりたい」と、明るく積極的になる人が多いのもその表れ。仕事の進め方も、常に自分で考えたり、自分の意見を持って行動したりする人ばかりです。社内外ともに幅広い年代の人と接するので、人との出会いやコミュニケーションを楽しめる人には、ぜひオススメしたいです。(R.Sさん)

■仕事でミスは避けられませんが、私はA.T.Gを実践することで、失敗を”前向きな成長の機会”と捉えることができると考えています。ミスをした時に大切なのは、解決策を見つけるための前向きな姿勢ですが、当社にはそれが根づいています。A.T.Gは、そんな場面で効果を発揮し、単なる失敗に終わらせず、より良い結果に導いてくれる指針となります。(R.Kさん)

■A.T.Gの実践において最も大切にしているのは、“Face to Face”のコミュニケーションです。メールや電話だけでは十分な意思疎通が難しいと考えています。社内外を問わず、直接会って話すことで、より良いコミュニケーションが生まれ、A.T.Gの理念を実現できると信じています。(H.Kさん)

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取材に応じてくれた3名の先輩社員。異なる部門に所属しているが、好奇心旺盛に、人との対話を惜しまない積極的な姿勢が、成長につながっていることを感じさせてくれた。

マイナビ編集部から

ナブテスコサービス(株)は、モーションコントロール事業で定評があるナブテスコ(株)の100%出資企業として、自動車や鉄道、産業機械など、業界への各種製品とアフターサービスの提供を軸に、展開している会社だ。経営理念に「A.T.G(明るく、楽しく、元気よく)」ならびに「C.C.C=Clean(Compliance)、Clear、Creative」を掲げており、今回取材した3名の社員から、どの事業部も元気で活気あふれる企業文化が根づいていることが感じられた。それぞれ異なる事業に携わっているが、対話力を活かして自分らしく仕事に立ち向かう姿が印象的。さらに誰かが困ったときには、社歴も部署も関係なくスクラムを組んで課題解決にあたる、良好なチームワークも持ち味だと感じた。

同社は従業員数も200名前後ながら、東証プライム上場企業であるナブテスコ(株)のグループ企業とあって経営基盤は盤石だ。待遇や諸制度、福利厚生なども大手企業に引けを取らず、不安に思うことは少ないはず。さらに、社員同士の交流も活発で、オフタイムにも連れ立って遊びに出かけたり、有志が集まってスポーツしたりすることも多いという。説明会などに参加することで、同社の社風や職場環境についてリアルに感じられるのではないだろうか。

交通・産業インフラに興味があり、製品と技術・サービスを通して社会の安全や快適を支えたい、そんな人はぜひ同社を訪ね、A.T.Gの精神を体感してみてほしい。

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本社は東京・五反田・大崎駅近くにあり、JR・地下鉄どちらからもアクセスは良好。本社以外に横浜、札幌、神戸、福岡などを拠点に、海外向けにも活動を展開している。

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