公益社団法人日本アイソトープ協会

就職にあたっては、「工学の知識を活かせる仕事」、「生活を支える公共性の高い仕事」、「専門性の高い仕事」の3軸で企業選びをしました。
入職を決めたのは、現在勤務しているRI廃棄物の処理・保管施設について説明を受けた時です。全国から回収したRI廃棄物を減容・安定化処理する国内唯一の施設であること、当施設の安定稼働がRI廃棄物の安定した回収ひいてはRIの利用に繋がっているという話でした。
当施設のプラント運営が自分のやりたいことと一致していると思い入職を決めました。

学生時代に学んだ電気や機械、情報処理等の基礎知識が業務に活かされています。
処理施設は様々な装置で構成され、広範囲な技術の組合せによって成り立っています。そのため、設備の運転管理や保守業務においても工学系の多様な視点が求められます。まだまだ知識不足で学び直すことの方が多いですが、学生時代に培った工学の素養が役に立っていると感じます。

入職から環境整備部環境技術課に配属され、同課7年目になります。担当業務はRI廃棄物処理施設の運転管理と設備保守です。
設備のオペレーション業務や業務プロセス改善、マニュアル作成、放射性同位元素等規制法に係る帳簿の作成、メンテナンス計画、メンテナンス作業、設備改造の計画立案、プラントメーカーとの折衝などを経験してきました。どの業務も処理設備の安全・安定稼働に直結しているので、責任とやりがいは大きいです。

当面の目標は、いまの業務に必要な専門知識を深め、難しい課題にも対応できる人材になる事です。当協会には、経験豊富で頼りになる先輩職員がたくさんいらっしゃるので、技術的知見やノウハウをどんどん吸収し成長していきたいと思っています。

当協会は業務の幅が広いので、仕事の内容にとらわれず、何事も前向きに取り組める方が向いていると思います。
当課の場合は、現場作業や2交代勤務（8:00-16:10、15:50-24:00）があるので、コミュニケーション能力や体力がある方が合うと思います。