(株)サンリオ【東証プライム上場】

化粧品や日用品のジャンルにおける、サンリオキャラクターのライセンス商品を企画・提案する部署に所属しております。どうしたらお客様に手に取っていただけるか、どんなデザインならキャラクターが持つ癒しを感じていただけるか等、様々なことを試行錯誤しながらクライアント様と一緒にデザインや企画を練ります。キャラクターデザインの化粧品や日用品をより身近な存在に感じてもらうため、生活に馴染みやすいデザインやキャラクターそれぞれの個性を生かしたデザインを提案しています。

大好きなコスメを、どうしたらもっとかわいくできるか、どんなデザインにしたらお客様の目に留まるか等を試行錯誤し、商品の企画から発売まで携われることに楽しさを感じます。「ただでさえかわいい化粧品をさらにかわいくする」という点が自分の企画力が試される場面だと思います。自分が良かれと思ってやったことが裏目に出てしまうことや、逆に何気なくやったことが喜ばれたりと、なかなか自分が思った通りに物事が進まないときに仕事の難しさを感じます。様々な企業様とお取り組みをする上で、丁寧にコミュニケーションを図り、相手のニーズをくみ取る必要があります

上司や先輩の存在が身近なところです。新入社員は右も左もわからないゼロの状態からのスタートです。言ってしまえばフランス語が全く分からない状態でパリに住むようなものですので、最初は周りの環境が重要だと思います。配属されたばかりの頃は何もかもが不安でしたが、部署の上司や先輩の方々が一から丁寧に教えてくださいました。「一度聞いたことでも忘れてしまうのが当たり前だから大丈夫。わからなくなればもう一度聞いてね」と優しく丁寧にサポートしてくださいます。ただ優しいだけでなく、どうしたら本人の成長に繋がるかを常に考えながら導いてくださいます。とにかく上司や先輩、周りの環境に恵まれていることを日々実感しています。

「自分にしかできない何か」を見つけることが重要だと思います。語学に堪能な人やTOEICで高得点を取れる人は無数にいますが、「自分は外国語で会話をするだけでなく、相手と心が通じるコミュニケーションやビジネスの商談ができる」ということをアピールしました。またそのスキルがどんなことに活かせるのか、自分が活躍できる場面を想定して話しました。特技をただの特技で終わらせるのではなく、自分にしかないスキルとして磨くことが近道だと思います。数ある企業の中でなぜサンリオで働きたいのか、自分の中で答えを一つ持っておくといいと思います。

周りの人や環境に対し、常に感謝の気持ちを持てるようになります。上司や先輩、社内の人を始め取引先があっての「自分」という、社会で必ず成り立つ構図を自然と理解できるようになります。右も左もわからないゼロの状態からスタートし、周りの方々に迷惑をかけつつも成長していくうえで、様々なことに感謝するようになりました。自分を育て導いてくださる上司や先輩、ブランドや商品に対する思いを共有してくださる取引先の方々、また自分が気づかないところで支えてくださっている方がいる中で、自分が存在することを実感させられます。感謝の気持ちを常に持つこと、これは恵まれた環境のサンリオで働くからこそ得られた価値観だと言えます。