最終更新日:2025/4/18

(株)ウッドワン【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 建材・エクステリア
  • インテリア・住宅関連
  • 建築設計
  • 住宅
  • 商社(建材)

基本情報

本社
広島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

環境への優しさを考え、快適な住まいづくりを目指し、各部門で若手が躍動しています

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「企画する」「販売する」「製造する」それぞれ異なる仕事の魅力

柱や梁、床やドア、さらにはシステムキッチンや洗面化粧台にいたるまで、多様な木製の住宅建材・設備を手掛ける(株)ウッドワン。異なる部門で活躍する3人の若手社員に仕事のやりがいや自社の魅力を聞きました。

■K・I(写真右)
商品企画開発部 商品企画室
2020年入社/大阪府出身(関西外国語大学外国語学部卒業)

■M・S(写真中央)
営業本部 西日本営業部 中・四国ブロック 広島営業所
2020年入社/広島県出身(広島修道大学法学部卒業)

■T・S(写真左)
本社製造部 事業管理課
2023年入社/神奈川県出身(東海大学海洋学部卒業)

取材こぼれ話

「大学生の頃にニュージーランドへ留学し、ボランティア活動で植林を経験しました。ニュージーランドとつながりのある仕事を探す中で当社と出合いました」(K・Iさん)
「小学校から大学までずっとバレー部で、キャプテンも経験しました。建築業界のお客様と関係性をつくるにあたって、スポーツ経験が役立つ場面は多いです」(M・Sさん)
「私が入社してからの短い期間だけでも、工場内の機械が続々と入れ替わっています。工場の進化に置いていかれないように、私自身の知識や技術を磨き続けます」(T・Sさん)

【K・Iさん】「こんな商品があればいいな」という想いをカタチにする商品企画の楽しさ

●営業をやりながら商品企画の仕事に興味が湧く
入社後から4年間は営業を担当。愛知県岡崎市に配属となったのですが、大学卒業までずっと地元の大阪で暮らしていたこともあり、仕事内容も土地勘も分からない状況でのスタートでした。大変さはありましたが、ウッドワンの製品を気に入っていただき「使いたい」と言ってくださる多くのお客様に助けられたことや、当社の業界知名度の高さが心強かったです。営業提案の過程で工場にお客様をご案内することがあるのですが、そのたびに商品企画を取り仕切るプロダクトマネージャーの仕事ぶりを横目で見て憧れていました。

●他部門との人の輪が広がっていくおもしろさ
当社には働きたい部署を申告できる制度があるので、私は商品企画に希望を出していました。営業で長く経験を積んだ先輩が活躍するイメージが強かったので、入社5年目で商品企画室に異動が決まった瞬間は嬉しさより驚きの方が大きかったです。現在は自分で新商品を企画できる楽しさに加えて、社内の人脈が広がっていくことに商品企画の楽しさを感じています。工場で働く製造部や品質管理、情報システムなど、いろいろな部門の人と連携して新たな商品を生み出していくやりがい満点の仕事です。

●営業で磨いたプレゼン力が活かされる
営業時代、お客様に対してベストな提案をしているつもりでも、その想いが相手に思うように伝わらず契約を逃すという悔しさ、難しさを経験しました。そこから、資料作成などの際には分かりやすく伝えることを意識し、提案しています。今の部署でも商品を企画する時には、私より経験豊富な先輩方や工場の方に新商品の企画意図や特徴をプレゼンし、理解してもらいます。まだまだ試行錯誤中ではありますが、営業で養った「相手に伝えるための提案力」を活かして、商品企画にも役立てています。

●独創的な企画をするために、まずは基本に忠実に
私が担当しているのは階段材の新商品立案や既存商品のブラッシュアップです。まだ自分の企画が商品化にいたった実例がないので、先輩方のように商品化されるような精度の高い企画をあげることが当面の目標です。商品企画は自分にしかないアイデアで勝負する仕事ではありますが、オリジナリティを発揮するためには、まず基本を身に付けねばなりません。「型破りするための型」を習得するために、先輩の企画の良い部分を真似することから基本を学んでいます。

【M・Sさん】商品力や人間関係に恵まれながら、お客様のニーズに応じた商品を販売する

●多様な商品ラインナップを把握するだけで一苦労
営業提案で訪問する工務店やホームビルダーなどのお客様には、長年家づくりに携わってきたベテランの方が多くいます。私は元々人見知りだったこともあり、最初は年の離れたお客様に対して、緊張してうまく話せませんでした。それだけではなく、フローリングやドアからキッチンや洗面化粧台まで、多様な木製の住宅用建材を取り扱っているので、商品を把握するだけでも大変でした。商談中に分からなかったことを営業所に戻ってから勉強し、さらに、できるだけ施工中の現場に足を運ぶことを意識。大工さんに質問しながら自分の目で確かめ、知識の定着につなげていました。

●お客様からの信頼が何よりのやりがい
商品知識がついてくると自信をもって提案できるようになり、お客様との距離も縮まっていきました。満足に話を聞いてもらえなかったお客様のところへ何度も訪問し、信頼関係を構築、相談していただけるようになった時は本当に嬉しかったです。仕事の成果が数字で分かりやすく示されることもモチベーションになっていますが、それ以上にお客様から頼りにされているという実感が営業を続ける上で何よりの励みです。

●自社一貫生産体制の商品力の強み
当社の主力商品であるニュージーランド産の無垢材は、自社の森林で育てた木材を使って一貫生産されたものです。そのため、良質な原材料を安定的に供給するシステムが確立されています。また、施工現場の人不足に対応した省施工商材や多様なカラーバリエーションなど、お客様のニーズを満たす商品ラインナップが豊富にそろっています。お客様からのさまざまな相談に対して「こんな商品がありますよ」と提案できる点に営業のやりやすさを感じています。

●同期や若手社員の交流が盛ん
新人の頃に支えになったのは同期の存在です。入社して最初の2か月間の新入社員研修で絆が深まり、職種や営業所が分かれてからも頻繁に連絡を取り合っています。また、私が所属する中・四国ブロックでは若手社員がオンラインで集まって営業提案のロールプレイングをするなど、営業所をまたいでの交流が盛んです。困った時にサポートし合える人間関係の良さは当社の魅力の1つだと思います。今後は後輩から頼られる存在になっていきたいですね。

【T・Sさん】一つひとつの製品作りが快適な住まいへとつながっていることを意識する

●海外に森林や工場を有していることが入社の決め手
海洋学部で学び、何かしらの自然と関われる仕事に就きたいと考えていました。当社がニュージーランドに森林を持っているという点に着目し、日本全国のみならず海外で働けるチャンスがあることに魅力を感じました。入社後は主に床のフローリング材を製造する工場に配属され、さまざまな商品の製造工程を学ぶところからスタート。まったく未知の分野だったので、見聞きすることすべてが新鮮で楽しく学べています。先輩との距離が近く、質問すれば何でも教えてくれる工場内の雰囲気に働きやすさを感じています。

●良い製品、良い住まいのために営業と連携
製造の過程では、建築現場で施工する際の相談や納期、在庫の確認など、営業担当者と話をする機会が多くあります。また、営業と一緒に施工現場に行って家が建つ様子を目にすることもあります。共に仕事をする中で、建材卸や工務店などのお客様の先に、家づくりを発注したお施主さんがいるということを見ることができました。当社の製品によって良い家を建ててほしいという想いは製造も営業も同じです。一つひとつの製品作りに手を抜かないことは当然のこととして、納期短縮といった営業からのリクエストにもできるだけ応えられるように生産計画を調整しています。

●スピードと正確性の両立を追求する
フローリング材だけでも多様な製品があり、決められた数の各製品を納期通りに、効率よく製造するための計画を立てることが私の仕事です。また、不良品を減らすための対策を練り、工場内で共有することも重要な役目。新製品の試作を繰り返し、量産化がスタートした時が一番達成感を感じる瞬間です。製品ごとの製造工程を検討し、効率性と正確性のバランスを図りながら生産計画を立てていく作業は楽しさとやりがいがあります。

●将来は海外の工場で働くのが夢
入社1年目は、任された工程を覚えるだけで精一杯でしたが、今では経験を積みながら工場全体の生産性にまで意識が向くようになってきたと感じます。今の工場はフローリング材の製造が中心なので、今後は異なる工場で今とは異なる製品の製造にも携わってみたいです。新人だった時に指導してくれた先輩がニュージーランドの工場で活躍しているので、私もいずれは海外の工場で働いてみたいです。いろいろな製品作りに精通した技術者になることがこれからの目標です。

学生の方へメッセージ

当社は1935年の創業以来、木と共に歩んできました。1990年にはニュージーランドに現地法人を設立し、国有林の森林経営権を取得。30年のサイクルで植林、育林、伐採、そしてまた植林という流れを確立させています。

近年、地球環境の保護に対する企業の姿勢が問われるようになっていますが、当社では30年以上前から持続可能なものづくりに取り組んでおり、良質な木材の安定的な供給を実現しています。

長い歴史の中で、木と人は切っても切り離せない関係にあり、私たちが手掛ける木製の住宅用建材は、温かみのある暮らしを提供するために欠かせないパーツであると考えています。また、非住宅市場へも進出を図っており、日本のみならず海外のマーケットを視野に、住宅・非住宅の双方で、人々の生活に寄り添った持続可能な事業を展開していきます。

「挑む」を社是に掲げており、当社が求めているのは何事にも果敢にチャレンジする意欲をもった方です。また、自分の考えをもちつつ、周りからの良い意見を吸収する素直さも重視しています。木を植えて、育てて、製品を企画し、製造、販売するまでの工程をすべて自社で手掛けているので、社内にはさまざまな部門があります。若いうちからやりたいことに挑戦できる社風なので、そのチャンスを存分に活かし、多様な経験を積んで企業の発展と共に成長していきましょう。

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「住まい」に深く関わるものづくりを通して、より良い暮らし、その先にある豊かな人生にまでつながっていく仕事のやりがいや誇りを胸に、各部門の社員が密に連携している。

マイナビ編集部から

企画・販売・製造という異なる役割を担う3人の社員にウッドワンへの入社のきっかけを尋ねたところ、ニュージーランドに森林を有していることに興味をもったという点が全員に共通していた。「住」や「自然」といったキーワードから企業研究を進める中でウッドワンのことを知り、ニュージーランドでの持続可能な木材調達サイクルの確立や、自社一貫生産体制に他社との違いを見出したことが、入社のきっかけになったとそれぞれ語ってくれた。

30年以上前からサステナブルな事業展開を目指してきた先進性と共に、自社一貫生産体制だからこそのキャリアの多様性も大きな魅力だ。定期的に希望部署を申告できる制度も確立されている。ニュージーランド以外にも海外に拠点があり、インドネシアなどのアジア、さらには欧米のマーケットまで見据えるグローバルなビジネスを展開。木を使ったものづくりに多様な角度から関わり、日本全国だけではなく海外にまで活躍のステージが広がっている。

社会貢献度の高い仕事がしたい、若いうちから活躍したい、多様な経験を積んでゼネラリストに成長したい、海外で働いてみたいなど、キャリアを重ねながら一人ひとりの夢を叶えるチャンスがたくさんある企業だと感じられた。

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これまでに数々のドラマに多数の商品を美術セットとして提供してきた実績からも、木質建材のスペシャリストとしての技術力や製品クオリティの高さがうかがい知れる。

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