最終更新日:2025/3/1

(株)商工組合中央金庫(商工中金)

  • 正社員

業種

  • 政府系・系統金融機関

基本情報

本社
東京都

取材情報

プロジェクトストーリーを紹介したい

中小企業の課題解決のために、日々ベストを尽くす

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お客さまの成功が自分の喜びへとつながる達成感のある仕事

入社7年目の堤さん。和歌山支店では主に地場産業のお客さまを約100社担当。東京支店に異動後は飲食業やサービス業など幅広い業種のお客さまを担当している。異なる地域で経験を積んだ堤さんに仕事への思いを伺う。

堤 貴/東京支店 営業第一部 営業第一課 営業主任/2013年入社
(記事は取材当時のものです)

仕事に対する姿勢

「お客様のお話をじっくりと聞くことから課題発見とその解決方法を探していく」という堤さんは、常に笑顔を絶やさずにより良い解説策を見出していく。
「東京支店では担当エリアも広いため、有効に時間を使いながら1社でも多くのお客様の会社を訪問しています」と持ち前の軽いフットワークで営業活動に勤しむ。
「とにかく初めは知識がなくて大変でしたが地道にコツコツと目の前の仕事に取り組む。それが成長の秘訣です」と仕事に対する基本スタンスを語る堤さん。

融資だけでなく事業スキーム構築までサポートすることでお客さまの海外展開を成功へと導く

就職活動中は、幅広い業界を知ることができる企業に入りたいと考えておりました。業界研究を進めるうちに、銀行は融資などを通じて様々な企業の成長を支えることができる仕事であることを知り、この業界に興味を持ちました。商工中金に興味を持ったのは「若手のうちから一人100社程度の取引先を任せてもらえる」という営業スタイルを会社説明会で知ったことがきっかけです。若手のうちから経験を積み、早く成長したいという思いを抱いていた私にはぴったりだと感じ入社を決めました。

入社後に配属されたのは和歌山支店でした。和歌山県は繊維産業が盛んであり、生地メーカーの企業が数多く存在します。他にも梅干加工会社やミカン栽培業者など地域の特産品に関連する企業が多いことが特徴です。
最初の1年間は、支店内で預金窓口の後方支援業務、営業担当者の後方支援業務などに携わり、2年目から営業窓口として先輩からお客さまを引き継いで担当することになりました。研修により金融業務の一通りの知識は身についていたものの、100社それぞれのお客さまの事業内容や、融資審査などの専門的な知識を覚えることに最初は苦労しました。お客さまの事業内容や財務状況などを個別に把握しながら営業活動ができるまでには時間がかかりましたが、お客さまのところに訪問し色々なことを教えていただく時間は非常に楽しく、業界専門知識も身に付けることができました。この時期は人生で一番勉強した期間だったと思います。

ようやく周りを見る余裕が出てきた入社3年目のことでした。担当先の1社から社運をかける大口取引の相談が持ちかけられました。生地メーカーであるお客さまが、海外の大手スポーツメーカーから取引を持ちかけられたのです。その取引内容は、今までのとは桁違いのボリュームでした。そのため、融資の相談以外に事業リスクも一緒に考えて欲しいと要望がありました。50年に一度あるかないかのチャンス……成功に向けてあらゆる角度から事業リスクの検討を行い、為替リスクをヘッジするご提案や国際貿易事務にかかるスキームの構築をサポートしました。その結果、取引は無事に成功し、お客さまの事業は大きく拡大しました。お客さまの生地を使ったスポーツウェアは全世界に発売され、社長が完成品をいち早く私に見せてくださった時は「この仕事をしていて本当に良かった」と実感しました。あの時の達成感は一生忘れません。

「現場重視」と「事業性評価」を徹底し、スピード感を持ってお客さまを支援する

2018年9月に、約5年間勤務した和歌山支店から東京支店に異動。担当エリアは23区内、多摩地域、神奈川、千葉、山梨と幅広く、さまざまな業種のお客さまを担当しております。

和歌山では地域に根差し、じっくりとお仕事に取り組まれている企業が多かったことに対し、東京にはサービス業や飲食業のお客さまが多く、スピーディーかつグローバルに事業展開をされている企業が多いと感じます。
営業窓口といわれる商工中金の営業職には以下3点のことが徹底されております。
1つ目は「スピード」です。営業窓口は担当するお客さまの預金や融資、契約手続き全てをワンストップで担います。中小企業が置かれている経営環境は日々大きく変化しており、あらゆるお客さまのニーズに対してスピード感を持って応える意識を全職員が持っております。
2つ目は「現場を必ず見る」ことです。商工中金には国内外問わず現場を必ず見るという文化があります。工場などの製造現場を見ることでお客さまの事業内容はもちろん、経営者のこだわりや熱意を感じ取ることができます。地方のお客さまと違い、東京のお客さまは本社と工場が離れているケースが多くありますが、時間が許す限りは現場に足を運ぶようにしております。
3つ目は「事業性評価」です。事業性評価とは財務データや担保や保証に必要以上に依存することなく企業の事業の内容や成長可能性などを適切に評価し、融資や助言を行うことです。例えば経営者の経営意欲やリスクマネジメント力、事業の強みや弱み、市場の動向などから総合的に融資の判断や助言を行っております。

商工中金は事業性評価を古くから活用し、お客さまの経営ニーズに対して機動的にサポートできるようノウハウの蓄積をしてきました。
「あの時、商工中金が融資をしてくれたから今の会社がある」。商工中金の職員であれば誰もが一度はこのような言葉をお客さまからいただいたことがあります。
民間金融機関では対応が困難な危機に対し、我々はお客さまそれぞれの状況に沿ったサポートを行ってきたからこそ、このような言葉をかけていただけるのだと思います。私も先輩方から受け継いだこのバトンをしっかりと受け継ぎ、お客さま一社一社の経営理念、強みや弱み、将来のビジョン、事業計画などを共有した上で、課題解決に向けてスピード感を持つことを心がけております。

幅広い支援手法を用い、複合的な視点からお客様の課題解決を考える

私が考える商工中金の魅力は、やはりお客さまとの距離が近いことだと思います。現場に足繁く通うなどして地道に信頼関係を築いていくからこそ、課題解決ができた際の達成感ややりがいは格別です。
もう一つは、政府系金融機関という中立的な立場を生かしたコーディネート力の発揮ができることだと思います。商工中金が主導となり、地域金融機関などを巻き込んで課題解決のスキームを検討することは多々あります。金融機関同士の利害関係などもありますが、我々が中立的なポジションを活かして、よりお客さまのニーズに即した提案ができると感じております。

そうした商工中金ならではの良さを生かしながら課題解決につながるご提案を行い、いかにお客さまの記憶に残る対応ができるかを追求することが、私の営業姿勢でありモットーです。入社して7年目を迎えましたが、現在はお客さまの課題を共有した上で、様々な融資手法等を活かした財務面の改善提案、業務効率化に向けたご提案や助成金に関する情報提供など、複数の手法を組み合わせた複合的なソリューションを用い、お客さまのお役に立てるよう心がけております。

まだまだ学ぶべきことも多々ありますが、地道に努力を続けることでお客さまから一番に相談されるようなバンカーを目指したいです。

学生の方へメッセージ

入社2年目から多くの経営者と向き合い、その企業を支援していくという責任の大きな仕事だからこそ自分自身が大きく成長できると感じています。金融に対する専門知識や各業界の基礎知識は入社後にいくらでも覚える機会がありますが、一番大切なことは自分が担当する企業のことを思い、日々地道に努力を重ねることです。

中小企業を支えるプロフェッショナルとして今後、1社でも多くの中小企業の発展に寄与したいと思います。中小企業を支えることで日本経済の発展に貢献できる仕事ですから、そんな業務に共感を持っていただいた方と出会えることを楽しみにしております。

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「日本の中小企業を自分たちが支える」という熱い想いをいだく職員が多いのも商工中金の特徴。そんな社風が職員間の距離を縮めるなどコミュニケーションも活発だ。

マイナビ編集部から

1936年に政府と民間の共同出資により設立された中小企業金融専門の総合金融機関が商工組合中央金庫(商工中金)である。以来、日本の企業の99%を占める中小企業に融資を中心にしたさまざまな金融サービスを提供して、日本経済の根幹を支える中小企業を支援してきた。そんな中立性と社会貢献性の高い事業を展開する商工中金の働き方も独自性にあふれている。地域の中小企業を担当する各支店には「営業窓口」という営業担当者がいる。営業窓口は、入社2年目からお客さまを担当。しかもお客さまの金融ニーズに関わるすべてを担当することになる。つまり、一般的な銀行のように業務ごとに分担するのではなく、担当者がワンストップでソリューションできる体制でお客さまを支援している。そのためトップバンカーである営業窓口に求められるスキルも高い。金融に関するノウハウはもちろん、お客さまの事業に対する熱意や想い、さらには人柄をくんだ支援活動が不可欠になるからだ。そこで商工中金では職員の成長をバックアップするために、新人職員の集合研修、配属先でのOJT、2年目までは先輩社員による育成担当フォロー、自己啓発の支援など充実した支援体制を整備。充実した環境の中で職員たちは主体的に働くことでさらに自らの成長を促し、若いうちから中小企業を支えるプロフェッショナルとして活躍している。そんな職員たちの情熱と活力を強く感じた取材だった。

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日本の99%を占める中小企業金融専門の商工中金の本社。日本経済の根幹を支える中小企業を支えることで日本経済の発展に大きく寄与してきた。

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