最終更新日:2025/3/27

小西医療器(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(医療機器)
  • 医療用機器・医療関連
  • 商社(精密機器)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分たちの提案で救える命がある。誇りを持てる仕事を、これからもずっと。

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それぞれの想いで医療を支える、3人の先輩たちの仕事に迫る。

医療の最前線に密着し、命を守る現場を支えている先輩たち。そこには「自分たちがいなければ」という熱い使命感と誇らしさがあるといいます。実際にどんな想いで仕事と向き合っているのかを語っていただきました。

■柳崎 真希(中央)
本社営業部/2019 年入社

■坂田 真太郎(左)
Endovascular事業部/2017年入社

■松田 唯(右)
ソリューション事業本部/2016年入社

先輩たちに聞いた「今後の抱負」

上司や先輩に支えられ、成長することが出来ました。今後は後輩を育てるとともに、私自身も「この人に任せておけば大丈夫」と言われる存在を目指したいです。【柳崎さん】
上司のサポートを受けながらいろんなことにチャレンジしてきました。後輩も増えてきたので次は私が上司のように頼られる先輩になりたいです。【坂田さん】
小西医療器は自分らしくキャリアを磨いていける環境。今後ライフスタイルが変わっても、好きな仕事をずっと長く続けていきたいと思います。【松田さん】

入社すぐの成功体験が原点。医療関係者から信頼される仕事をこれからも!【柳崎さん】

元々商社を志望していましたが、父の手術を機に医療業界に興味が湧き、小西医療器の存在を知りました。医療業界という安定性は勿論、選考を通して社員の人柄の良さに惹かれ、当社であれば営業として成長していけると思ったことが入社の決め手です。
入社後の約3ヶ月間の研修では、各部署を回って仕事の流れを学びつつ、時には県をまたいで各施設・診療科で業務を経験。様々な人と一緒に仕事をしながら、沢山の知識を吸収しました。

私が所属する本社営業部は、医療機器全般の提案や価格交渉、手術に必要な物品の準備・搬入など幅広い仕事を担う部署です。転機になったのは、2年目になる直前に、ある総合病院を一人で任せてもらったことです。それまではチームの一員として、先輩にフォローしてもらいながら営業活動をしていましたが、自分一人で担うようになってより責任の大きさを自覚し、医師や現場の医療関係者の方々とも積極的にコミュニケーションを図るようになりました。嬉しかったのは、医師から医療機器の導入に伴うご相談をいただいた際、私の提案が決め手となって採用していただけたこと。医療機器の新規導入という大きな案件をやり遂げた達成感はもちろん、なにより医師から認めてもらえたことは営業としての自信に繋がりました。担当が変わるご挨拶をした時に、医師が別れを惜しんでくださったのも印象に残っていますね。

現在は三次救急医療機関でもある大阪府内の総合病院を担当しています。医療関係者から信頼され、任された結果、自分の仕事が患者様の役に立てられる喜びは大きく、「ありがとう」と声を掛けていただく度に、この仕事を選んで良かったと思います。
メーカーと病院をつなぐ商社の営業として、お客様に最適な提案をしたり、若手のうちから価格交渉に携わったりできるのも当社ならでは。知識や経験を積むにつれ仕事の面白さを実感しています。

カテーテルの専門家として手術をサポート。命の現場に立ち会う醍醐味。【坂田さん】

私が所属している「Endovascular事業部」は、“血管内手術”に特化した専門チーム。脳外科や心臓血管外科などの診療科に対し、手術に必要な『カテーテル』を提案する営業部隊です。カテーテルに特殊な器材を通し、血管の内腔から病変にアプローチして手術を行うわけですが、このカテーテルの種類が物凄く多い。医師が執刀する手術ごとに適したものが異なるため、商品知識のある私たちがそれを見極め、最適なものを医師に提案します。「カテーテルの専門家」といえば分かりやすいかも知れませんね。
具体的には、まず担当医師から術式について詳しく伺い、いくつかのカテーテルを提案。手術当日は私たちも待機します。実際に始まって初めて、予定していたものが適さないという場面もあり、その場で医師からカテーテルについてのアドバイスを求められることもよくある話。事前に準備しておいた別のカテーテルを即座にご提案するなど、まさに医師と連携しながら手術をサポートしていきます。

私の部署は、実は文系出身者の方が多く私もそのひとりです。当然ながら医療に関する知識などなくゼロからのスタートでしたが、上司との同行で実践的に学んでいきました。
初めてひとりで現場対応をさせていただいたのは、入社1年目の終わり頃のこと。緊張のあまり伝えたいことが上手く言葉にできず、手術時間も押してしまうという苦い経験をしました。けれどその後の上司のフォローが凄かった。失敗を責めるのではなく、その原因を丁寧に分析してくれたのです。それが逆に自信となり、次に繋げることができましたね。
やりがいを感じるのは、やはり自分の提案したカテーテルで手術が上手くいき、最後に医師の先生から「ありがとう。助かったよ」と声を掛けていただけた時。命を守る現場の一端を支えられることに何とも言えない誇らしさを感じます。
今年で8年目を迎えますが、これからも失敗を怖れず挑戦を続けて、医師や看護師の皆様から「坂田さんがいないと」と言われるくらい頼られる存在になりたいですね。

医療の現場を間近に感じ、その課題に共に挑む。自分も役に立てることを実感!【松田さん】

私が就職活動をした時は、特に業種を絞りませんでした。いろいろな業界や仕事を知るにつれ、「働くなら人の役に立つ仕事がしたい」と思うように。そこで興味を持ったのが医療業界でした。小西医療器には一般職として入社。もともと内向的な性格なので、自分にはデスクワークが向いていると思ったからです。入社後は取引先である病院内で物品管理などの事務処理を担当していたのですが、私がイメージしていた仕事とはかなり違っていて驚きました。事務職とはいえ、看護師の方や事務局の方と様々なやりとりをする毎日、病院で働く方との距離がすごく近くて、病院が抱えている課題なども直接見えてくるんです。もっと私にできることがあるかもしれない。そう感じ始めた頃、所属するソリューション事業本部の中で、一般職から総合職への異動が決まりました。

今私が任されているのは、担当する病院に常駐し“医療機器商社”という立場から、病院が抱えるさまざまな課題解決に取り組んでいくというソリューション業務。院内にいるからこそ分かることも多いため、営業社員とは違う提案ができるのです。たとえば最近では、コロナの影響から多くの医療用物品が値上がりしている状況。手袋の価格は一時3倍にまで跳ね上がりましたが、現場はそれを購入するしかありませんでした。「何とか品質を維持しつつ安価で手に入る方法はないか」。この課題を解決できるのは私しかいないと思い、奔走しました。日々現場の状況を聞いてまわり、一方であらゆるメーカーから情報を収集し、細かな問題をひとつずつ解決。地道な仕事ですが、役に立てた時の達成感は言葉にできないものですよ。

とはいえ、まだまだ私一人では力不足。不安なときは上司にフォローしてもらっていますし、他の病院を担当しているメンバーとも情報共有し、サポートし合いながら仕事を進めています。こうした温かい人間関係があるからこそ、安心してどんどんチャレンジできるんでしょうね。恵まれた環境だと思います。

学生の方へメッセージ

【柳崎さん】就職活動で重視してほしいのは、その仕事に興味が持てるかどうか。興味が無い仕事ではやりがいは得られませんから。実際、私は医療への興味はあっても知識はありませんでした。しかし、知識は入社後に習得が可能です。上司や先輩も手厚くサポートしてくれるので心配はいりません。また当社は温かくフランクな社風なので働きやすいですし、より効率的に働ける環境づくりを推進しているのも魅力だと思います。

【坂田さん】医療業界というと理系のイメージがありますが、文系出身でも意欲さえあれば大丈夫です。「ゼロから育てる環境」が整っており、社内研修やメーカー研修はもちろんのこと、先輩や上司から実務の中で教わることも多く、着実に成長できます。また、私もそうだったように、入社1年目からどんどんチャレンジさせてくれる会社。失敗してもまた次のチャンスがある。とても恵まれてた環境で仕事に取り組めています。

【松田さん】ソリューション事業本部では今、「最先端のIT技術を導入した“自動倉庫”の構築」に力を入れています。これまで人の手で行なっていた商品管理を完全自動化する、画期的な取り組みです。業界に先駆けて“システム化”に挑んでいる当社ですが、それを実際に企画しカタチにしているのは上層部ではなく事業部の先輩方というところが凄い。好奇心をもっていろんなことを経験したい方なら、存分に活躍できると思います。

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20代の若手社員が第一線で活躍している小西医療器。医療に関する専門知識を学びながら、仲間同士で切磋琢磨していける。成長できるフィールドです。

マイナビ編集部から

1946年創業の小西医療器は全国展開する総合医療機器の専門商社だ。医療機器・材料等の安定供給、質の高いサービスの提供を通じ、常時万全の体制で医療現場をきめ細かくサポートしている。その実力は業界内でも高く評価され、取引先のほとんどが大学病院や国公立病院など高度急性期医療を担う大規模医療施設であり西日本を中心にトップクラスの売上高を誇っている。

また、同社は医療費抑制や医療制度改革が進む業界に貢献するため、2021年4月に次世代型の医療物流拠点「大阪ソリューションセンター」を開設。無人搬送車や自動倉庫など業界初のソリューションを通じて省人化、効率化、コスト削減を図り、病院経営が直面する様々な課題解決に乗り出している。業界内で注目を浴びる同施設は、開設以来問い合わせや視察の依頼が続々。今後は全国各地での実績伸長を目指すとともに、さらなる事業拡大、顧客の課題解決に力を注ぐ方針だ。

今回登場してくれた3名の先輩社員も、医療業界になくてはならない存在として活躍出来ることに確かな誇りを感じていることが伺えた。専門知識がない…と二の足を踏む学生さんもいるかもしれないが、上司や先輩のサポートのもと、学び成長出来る環境が整っているので安心して挑戦してほしい。

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風通しのいい社風で、分からないことがあれば誰にでもすぐに相談できる職場環境。上下関係の堅苦しさなど全くないのだとか。居心地の良さも自慢のひとつだという。

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