(株)スズキ自販埼玉

仲の良い親戚の愛車がワゴンRだったことをきっかけに、我が家もスズキの自動車に乗るようになり、担当営業の方とは家族ぐるみのお付き合いが続いています。すっかり車好きになった私は、まるで兄かのような優しいその担当者の方に憧れ、ディーラーの営業職を志望するようになりました。自動車免許の取得よりも前に購入した初めてのマイカーはソリオで、2台目はSクロス。私自身でローンを組んだため、大学時代はアルバイト三昧でした。接客業やプールの監視員、道路舗装の警備員を経験し、仕事について勉強することができたと思います。

就職活動では、もちろん当社が第一志望でした。念のためほかのディーラーも数社受け、説明会や面接を通して他社の知識を得られたので良かったです。第一志望の当社から最初に内定をもらったので、そこで就職活動は終了。入社日を待ち遠しく感じました。

入社後はさいたま北店を経て、8月から浦和美園店で勤務しています。さいたま北店では商談に同席したり、ロールプレイングを行ったりして接客を学びました。私が初めて販売したのは、奥さまの車を探しておられた40代のご夫婦です。お二人とも背が高かったことから、車内の広いスペーシアをご提案しました。私のほうは商談にまだ不慣れで、お客さまは車にあまり詳しくなく緊張されていたので、商談にはかなり時間がかかりましたが、かえって丁寧な説明ができたようで、とてもご満足いただけました。

それまではあと一歩のところで契約に至らないことが多く足踏み状態だったのですが、この商談の成功を通してコツをつかんだと感じました。実際、そこからは順調に契約が取れるようになり、現在の成績は同期でトップです。同期に負けたくないという気持ちもあるのですが、それ以上に『お客さまに喜んでいただきたい』という気持ちが強いので、しっかりとお客さまに向き合うよう心掛けています。温かくサポートしてくれる先輩や、かつて私があこがれた担当者のような存在になることが目標です。
（山崎翔太さん）

大学で政治行政学を学ぶなかで「雇用」に関心を抱くようになった私は、就職活動では当初、雇用をサポートする都内の人材会社を志望していました。しかし、さまざまな企業を調べ、また自分自身を振り返るうちに、私が仕事に求めるやりがいは、『地域に根差す社会貢献性の高い企業』にあると気付きました。そこで、地元埼玉の会社も視野に入れてさまざまな業種を研究し、その中で良いと思ったのが当社です。日常生活の交通手段として使いやすい小型車は、現在の環境重視の社会の流れにも適しています。人材会社は雇用に貢献し、小型車販売の会社は生活に貢献する。どちらもやりがいは変わらないと判断しました。

入社後の新人研修では、社会人としてのマナーを中心に学びました。その後はコロナの影響もあって在宅で課題に取り組んだのですが、逆にじっくりと商品知識を吸収できましたね。5月から今の蓮田店に配属され、職場に慣れながら徐々に商談も行っており、成績も順調に上がっています。まだまだ車の知識が浅く、お客さまのほうが詳しいこともあるので、新人として『謙虚に接すること』が今のモットーです。また、連絡忘れなどのミスをしないよう心掛けていますが、あるお客さまに重ねてご迷惑をかけてしまい、お詫びの手紙を差し上げたことがあります。お客さまはかえって恐縮されたので「手紙を書いてよかった」としみじみ感じました。この出来事をきっかけに自分で考えて動くことの大切さを意識するようになり、良いと思ったことは自発的にやるようにしています。

当社の魅力の一つは、社員一人ひとりをきちんと見てくれること。本社の方も定期的に今どんな仕事をしているかヒアリングしてくれますし、社長も現場によく来られます。風通しのいい環境の社内で、今後は自分の意見をしっかり発信できるよう成長したいと思います。
（栗原聖弥さん）

大学のゼミでは商業演劇や芸術について研究し、卒業論文ではチケットの転売などをテーマに取り上げました。どちらかというと学業に励む真面目な大学生で、車で遊びに出かけるようなことはあまりありませんでした。就職活動でも、主なターゲットにしたのは食品業界などで、自動車業界ではありません。職場の人間関係を重視して仕事を探したのですが、なかなか自分にしっくり来る会社が見つからず、行き詰まっていたときに就職課の先生の紹介で当社を知りました。採用担当者が私の話を親身に聞いてくれたことや、会社見学を通して出会った先輩たちの雰囲気がとても柔らかかったことから、この会社なら『私らしく働けそう』だと感じました。

入社後は新人研修を経て三郷インター店に配属。ここは広々とした店舗で、国道に面しているためお客さまがたくさん来られます。なかでも印象的だったのは、お母さまと一緒に来店された若い女性のお客さまです。私より1つ年下で、初めての車選びに緊張されていたので、丁寧に、かつ気さくに応対するよう心掛けました。車以外の雑談もたくさんして盛り上がり、お帰りになる頃にはすっかり仲良しに。この経験を通して私でも大丈夫、と自信がつきました。もちろん車の知識も磨いています。車への興味も少しずつ高まり、週末はドライブに行くようにもなりました。

これまで10台前後のご契約をいただいていますが、今も試行錯誤しつつお客さまに接しています。お客さまにはさまざまな方がいるので、うまく応対できないこともありますが、そんなときは先輩たちがすぐにフォローしてくれます。会社見学で感じたとおり、後輩思いの先輩がさりげなく支えてくれる職場なんです。お客さまの「ありがとう」の言葉をやりがいに、一歩一歩、社会人として成長しています。
（小関静夏さん）