最終更新日:2024/10/17

リンタツ(株)

業種

  • 商社(鉄鋼・金属)

基本情報

本社
愛知県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

さらなる発展を目指すステンレス業界の老舗企業。会社と共に成長できる環境がある!

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平等にチャンスがあり、誰もが輝ける

品質と信頼性で、業界内でも存在感を発揮するステンレス専門商社、リンタツ(株)。同社で活躍する社員3名に、これまでのキャリア、仕事で大切にしていること、やりがい、今後の目標などについてお聞きしました。

◆写真左:中村 洋さん
四日市支店 支店長/2005年入社/経営学部卒

◆写真中:服部 優季さん
大阪支店/2021年入社/文学部卒

◆写真右:田口 昂大さん
豊橋支店 係長/2014年入社/経営学部卒

先輩社員が語るリンタツの魅力

「当社は歴史があり、経営基盤が安定しています。それに加え、社員一人ひとりの顔が見える規模感で、積極的にチャレンジもできる会社です」(中村さん)
「社員旅行やゴルフコンペを開催してくれるなど、仕事以外でも社員同士の交流を深められたり、新しい体験ができる福利厚生が充実しています」(田口さん)
「残業が少なく、有給休暇も個人の裁量で取得できるため、ワークライフバランスがとりやすいです。私は休日には体を動かしてリフレッシュしています」(服部さん)

チーム一丸で支店を盛り上げ、実績を伸ばしてリンタツのシェア拡大に貢献していく

私は2005年に入社し、営業担当として名古屋市にある本社、豊橋支店、東京支店の勤務を経て、2022年に四日市支店の支店長になりました。これまでを振り返ると、東京支店に約8年半勤務した経験は私の大きな成長につながったと思います。日本経済の中心で働くことで、自分はまだまだ「井の中の蛙」だったことを思い知らされたようなところがありました。仕事の規模感が大きかったですし、メーカーなどの仕入れ先の方やお客様も含め、仕事だけではなくプライベートでも多くの出会いを通じて、いろいろなことを学び、考え方もかわりました。

支店長を任せていただいたときは、もちろんうれしかったです。入社したときから目指してきましたから。私が支店長になることができた理由を挙げるとすれば、運ですね(笑)。ただ、運といっても、幸運を引き寄せる考え方や行動をしてきた自負はあります。壁にぶち当たっても必ず道はあるとポジティブ思考で前を見続けていましたし、固定観念を持たずにアグレッシブに活動してきました。そのベースとして、常に向上心を持ち続けてきたことを評価していただけたのではないかと思っています。

四日市支店は現在、私を含めて9名で活動しています。支店長としての私の役割は、ひと言でいえば、支店を繁栄させるマネジメントですね。「人材・資産・物資」の経営資源を、リスク管理をしながら効率的かつ効果的に活用する舵取りを行っています。たとえば人材に関していえば、社員一人ひとりの長所・短所や成長度合いを見極めながら、適材適所での役割を担ってもらい、私は社員のバックアップをしています。各社員の状態を見て臨機応変に対応しながら、一方的に指示を出すのではなく、モチベーションアップにつながるような助言をするのが意識していることの一つです。

いまの目標は先ほども少しお話したように、支店の繁栄です。いい雰囲気のなかでみんなが頑張ってくれていますから、他の支店には負けないというライバル意識を持ってこれまで以上にチームで結果を出していきたいです。そして四日市支店が担当している三重県全域とその近郊エリアでの実績を伸ばし、リンタツのシェア拡大に貢献していければと思っています。(中村さん)

大切にしているのはコミュニケーション。人として信頼される営業スタッフでありたい

私が当社のことを知ったきっかけは、大学時代にお世話になった先輩の紹介です。信頼できる先輩が当社の社員として働いている安心感が入社の決め手になりました。それにプラスし、当社にはバスケットボールの実業団チームがあり、小学生の頃から大学まで打ち込んできたバスケットボールを、仕事と両立して続けられる環境があることも魅力に感じました。

入社して最初の1年間は現場研修として、半田工場で製品加工のサポート業務を経験しました。その後、本社の営業チームで約7年間活動し、現在は豊橋支店で係長として営業を行っています。自分が担当しているお客様に商品を販売するのが営業の役割ですが、まずはお客様に信頼していただかなければいけません。そのため、私は何よりもコミュニケーションを大切にしています。さらにいえば、お客様のタイプを初期段階で見極めて、それに合わせた対応をするのが私なりの仕事術ですね。

やりがいを感じるのは、やはりお客様から注文をいただいたときです。特にこちらから積極的に働きかけをしたことを評価していただき、「それなら、田口さんにお願いするよ」と受注につながったときはうれしいですね。あるタンクメーカーのお客様との取引で、私を信頼していただきそれまで納めていた材料だけではなく、その材料を使用したタンクの製造までを任せてもらえるようになり、売上金額が数倍に大きくなったことは印象に残っています。

入社10年目になり、上司も部下もいる中堅のポジションになったいまは、上司への報告・連絡・相談の重要性をより一層感じています。同時に、上司と部下の間に立って上司の意図を部下に速やかに伝える、部下の声によく耳を傾けてそれを上司に上手く伝えることも意識するようになりました。支店全体の売上目標を達成するには、他の営業担当や事務担当の方などとも共通意識を持って仕事に取り組む必要があり、その点では、お客様との信頼関係づくりと同じように社員間のコミュニケーションも大切だと感じています。

これからも、目の前のお客様に対して全力で向き合い細やかな営業をつみ重ね、役職などの肩書に関係なく、人として信頼される営業スタッフであり続けたいと思っています。(田口さん)

曖昧な返事をしないのがモットー。お客様から頼られるようになり、やりがいがアップ!

人と話をするのが好きで、いろいろな商材を扱えることに魅力を感じて商社の営業職を志望しました。私が企業研究をしていた当時はコロナ禍で、最終面接までオンラインで行う企業が多かったなか、当社は対面での面接で、気負わずに話すことができた雰囲気の良さが入社の決め手になりました。

入社当初は、最初に工場での現場研修が1年間あるため正直、やっていけるか不安でした。結果的には、この研修があって良かったと感じています。「百聞は一見に如かず」で、営業の商材として扱うさまざまなステンレス製品を、工場の現場で直に見ることによって知識が身についたからです。おかげで、その後の営業活動でお客様へのご提案がしやすくなりました。現場研修を経て大阪支店への配属後、半年間はいろいろな先輩の営業に同行し、お客様との話し方など営業の基本ノウハウを学ぶことができました。営業は、積極的に話をするものだと思っていましたが、あまり話をしなくてもお客様と上手く商談をしている先輩もいて、自分のスタイルでやればいいと気づけたことは良かったです。

入社4年目の私は、滋賀、京都、奈良、大阪南部の30社程度のお客様を担当しています。営業活動を行う上で心がけているのは、わからないことはわからないと正直にお伝えすることです。曖昧な返事をするとお互いが不安になってしまうため、わからないことが出てきたときにはすぐに上司や先輩に確認するようにしています。お客様の業種は、建築金物、半導体関連、造船など幅広いこともあり、まだまだわからないことがたくさんありますが、新しいことを次々と覚えていけるのが当社の営業の仕事の面白さだと感じています。3年程度の経験を積んだいまは、お客様にスピーディーにレスポンスを返せるようになりましたし、お客様が困ったときには相談していただけるようにもなり、やりがいが増しています。

職場の雰囲気はとてもいいですね。上司や先輩とも話がしやすく気軽に質問ができますし、何か困っているときには誰かがサポートしてくれます。働きやすい環境があり、人間関係でストレスを感じたことはありません。今後は新しく入社してきた後輩の成長を支援できるような力を身につけ、お客様からも後輩からも頼りにされる存在になっていきたいと思っています。(服部さん)

企業研究のポイント

企業研究では、会社の規模にも目を向けることをおすすめします。自分が目指したい将来像を実現するには、仕事内容だけではなくそれぞれの会社の規模感を比較することもとても重要なことだと思います。当社は、2026年に100周年を迎えます。このような長い歴史がありながら、まだまだ発展をする当社を皆さんの企業研究の1社に加えていただければ嬉しいです。(中村さん)

入社後のミスマッチを防ぐため、本社や支店がどこにあるのか、転勤の有無を含めて調べておくことが大切だと思います。また、どんな人たちが働いている会社で、職場はどんな雰囲気なのかを知るため、インターンシップに参加することもおすすめです。さらに、長く働き続ける上では福利厚生も大切ですから、どんな支援制度が整っているのか、事前にチェックしておくと良いでしょう。
(田口さん)

学生の皆さんは興味を持った企業についてホームページで調べると思いますが、その際にはぜひ「社長のメッセージ」をチェックしてみてください。社長のメッセージには、会社の方針や大切にしていること、将来ビジョンなどが記されていることが多いからです。その内容に共感できるかどうかは企業選びの判断材料の一つになると思います。
(服部さん)

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上司や先輩に気軽に相談できる職場環境が整い、意欲さえあれば自分の力でキャリアアップしていけるリンタツ(株)。社員一人ひとりがいきいきと活躍しています。

マイナビ編集部から

錆びにくく、強度や耐久性、加工性にも優れるステンレスを専門に扱う商社として、成長を続けているのがリンタツ(株)だ。国内に複数の事業拠点を構えていることに加え、自社の加工部門も備えており、お客様のさまざまなオーダーに応えられることが強みで、自動車、住設備機器、医療機器、建築など、日本全国の幅広い業界の企業に素材を供給している。

今回は、キャリアも役職も異なるベテラン・中堅・若手の3名の社員を取材させてもらったが、それぞれのポジションでやりがいを感じながら仕事に取り組んでいることが伝わってきた。何よりも印象に残ったのは、3名全員が自身の取り組みについて自信を持ってはっきりと語っていたことだ。それは、同社には社員一人ひとりが力を発揮できる環境が整い、活躍のチャンスが与えられているからだろう。社員旅行などのイベントやバスケットボールチーム、残業や有給休暇について話していたことから、仕事のやりがいに加え、福利厚生が充実していることが同社で働く充実感を高めていると感じた。

営業職に就きたい、商社で働きたいという人はもちろん、どんな仕事が自分に合っているのか定まっていない人も、同社にぜひ注目してほしい。

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1926年に創業したステンレス専門商社のリンタツ(株)は、本社の他、中部、関東、関西などにも複数の事業所を開設している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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