最終更新日:2025/5/23

中井エンジニアリング(株)

  • 正社員

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • ガス・エネルギー
  • 住宅

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

創業100年以上、ガスインフラの維持・保全を通じて人々の快適生活を支える

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挑戦と成長をし続ける若い力が新たな未来を拓く

ガスインフラを支える専門性の高い仕事でありながら、文系出身者が多く活躍する中井エンジニアリング。「知識ゼロ」からでも着実に成長できる秘密はどこにあるのか、施工管理職の魅力は何かなど、お話を伺いました。

■佐藤さん
2020年入社
兵庫導管営業所 施工管理職

■中村さん
2022年入社
兵庫導管営業所 施工管理職

■半田さん
2022年入社
設備工事課 施工管理職

施工管理職の魅力

「入社する前までは人と接することが得意ではなかったのですが、この仕事は人と接することが多いことも知りました。自分が成長していることを感じています」〈佐藤さん〉
「当社は大型ショッピングモールにガス管を引き込むなど大規模な工事も多く手がけています。無事完了した時は達成感も充実感も味わえます」〈中村さん〉
「職人さんや他の業者の監督さん、メーカーさんなど、いろいろな人と関われることが魅力。知識だけでなく、視野も広がります」〈半田さん〉

見て触れて、経験を積むことがスキルアップにつながる。入社3年目で知識がつながってきた

企業研究を始めた頃は、なかなかやりたいことが見つかりませんでした。その中で、人の助けになるような仕事をしたいと思うようになり、ガスや電気などライフラインに関わる企業を探し始めました。中井エンジニアリングは100年以上の歴史があり、ガス工事で高い実績を誇っている会社です。私が応募した時は関東圏に進出する前でしたが、これから関東にも積極的に事業を広げていくという目標やビジョンを聞き、「実績は十分あるのに、これからまだ事業を拡大していくすごい会社だな」と思い、会社の成長と自分の成長をリンクできるように感じ、入社を決めました。

大学は経営学部で、ガスの知識はゼロでしたが、入社後はガスの知識を学ぶ研修を経て、配属先の営業所で先輩にマンツーマンで教えてもらいました。入社2年目を迎えた頃には自分で判断をすることが増えると同時に任される案件も増え、3年目になると、いままで蓄積された知識が施工現場で活かされる場面が多くなりました。自分で見て触れることで新しい知識を身に付け、経験値を増やしていくように心掛けたことが、スキルアップにつながったと思います。

現在、ガス漏れ発生時の対応やメンテナンス、経年劣化による導管の取替などを任されています。たとえば、ガス会社を通して調査の依頼があり、ガスが漏れているのか否かを調べることから始まり、漏れている場合は早急に漏れを防ぐ対策を考え、漏れの原因を突き止めるための調査をしています。工事を実施する場合は、協力会社への指示を通して現場の施工管理を担っています。生活や経済活動をする上でガスはとても大切です。たとえば大型マンションの前を通った時は、この敷地にはガス管が通り、多くの住人のみなさんの生活を支えているのだなと思うこともあります。

兵庫導管営業所はここ数年で若手社員が増えました。既に私の後輩が活躍するチームが生まれています。また、入社前に聞いたビジョン通り、関東に拠点もできました。関東圏のガスを扱う資格も取得したので、関東の仕事も経験してみたいです。
〈佐藤さん〉

工事の進め方や指示の方法を学ぶことで、物事を明快に発信できるようになった

いろいろな企業を知りたいと思い、幅広い業種で企業研究を開始。合同説明会に参加するうちに、インフラ業界に興味がわき、電気・ガス・水道に関わる企業を中心に進めていくようになりました。中井エンジニアリングは、100年以上の実績を持つ企業としての強さや安定を感じる一方で、気さくな雰囲気の面接が印象に残りました。「この会社なら楽しく働けそうだ」と思えたことが入社の決め手になりました。

入社後に大阪府茨木市の研修センターで行われた新入社員研修では、約1ヶ月半かけてガスの基本知識や工事の手順、工事の内容、工事に取りかかる前の準備などを学びました。ガス管のモデルや工事で使用する道具や工具の使い方も経験しました。私たちは施工の指示や品質管理を担い、実際に行われるガス工事は協力会社のスタッフが行いますが、工事がどのように行われているのかを知ることは現場管理をする上でとても重要です。

入社1年目と2年目は東部導管営業所に配属され、ガス工事の施工管理に取り組みました。工事の実施日は、現場で作業の段取りの確認したあとで協力スタッフに指示を出し、営業所では工事をする上で必要な書類の作成や、次に予定されている工事の情報を整理するなどの事務を行います。工事の内容によっては一日中現場に立つこともあります。古いガス管を新しいものに繋ぎ直す工事をしていると、お客様から「ご苦労様」と声をかけられることがあります。とてもうれしく、やりがいを感じる瞬間です。

大学は経済学部でしたので、入社前は「ガス」と聞いて「火がつく気体」くらいの知識しかありませんでしたが、工事の進め方や現場での指示の方法などを学ぶことで、物事を明快に発信できるようになりました。また、ガスに関わる仕事に就くことで、とても奥深い仕事だと思うようになりました。入社後、些細な事も先輩が丁寧に教えてくれました。後輩ができ始めた今、私もそんな教え方をしたいと思います。私の同期入社は30名弱。同期には負けたくないですね。
〈中村さん〉

専門的な知識とコミュニケーション力が求められる施工管理。それは“人”にしかできない魅力的な仕事

私が企業研究で重視したポイントは、安定していることに加え、残業時間が少なくプライベートも充実できる環境があること。大学は法学部で公共事業についても触れていたのですが、エンジニアリングの知識は全くありませんでした。中井エンジニアリングはインフラ系の事業を展開していることや、施工管理は“人にしかできない専門性の高い仕事”であること、そして文系出身者が多く活躍していることが決め手になりました。実際、当社独自の研修に加え、定期的な外部講習会もあり、教育研修体制は充実していると思います。また、メンター役の先輩に限らず、誰もが教えてくれるアットホームな社風で、未経験からでも着実に成長できる環境が整っていると感じています。

私が担当しているのは、集合住宅や店舗のガス設備工事の施工管理。入社1年目は、メンター役でもある先輩に付いて、いろいろな現場を見ながら学んでいきました。建築現場のルールや設計に関する知識、CADの操作法など、先輩が一つずつ丁寧に説明してくれ、少しずつ図面作成や工事立ち会いなどを任せてもらえるようになりました。ガス設備工事の特徴は、電気や水、建築など他事業者と同じ現場で作業をすることも多く、互いに連携することが必要不可欠であること。知識だけでなく、コミュニケーション力も求められる仕事だと改めて気付かされました。

2年目を迎えた現在は、実際に作業を行う職人さんたちとのコミュニケーションを楽しむ余裕も少し出てきました。職人さんから学ぶことも多いため、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。また、他の事業者さんの工程なども確認し、よりスムーズに仕事が進められるよう、連携を意識しています。日々学び、知識が増えていくので、毎日が楽しいです。先日、36階建てのタワーマンションのガス設備工事で、ガスメーターのつなぎ間違えが発生し、対応に追われる場面もありました。こうした失敗の中で、チェックすべきポイントや何度も確認することの重要性を体感し、一歩ずつ成長していくのだと思います。

専門性を極めるのは簡単なことではありませんが、それだけにチャレンジしがいがある魅力的な仕事だと思います。
〈半田さん〉

学生の方へメッセージ

企業研究のなかでもインターンシップは業界を問わず、広く社会を知るチャンスです。私自身もインフラ業界を初めて知ったのは、企業研究をする中でのことでした。

中井エンジニアリングは民間企業でありながら、人々の暮らしの“当たり前”を支える、公共の側面を持つ仕事をしている企業です。ガスインフラは生活に欠かせないもので、必ず誰かがしなければいけない仕事です。何か災害が起きた時の復旧にもいち早く取り組み、また何事もなく過ぎていく毎日を陰ながら支えているのが私たちの存在です。決して派手ではありませんが、誰からも必要とされる仕事をしている、そんな充実感や使命感は当社だからこそ得られるものの一つだと思います。

インターンシップやホームページなどを通じて、少しでも私たちの事業に興味を持ち、“当たり前”を支えている人がいると知ってもらえたら嬉しいですね。これらのことを参考にし、ぜひ自分に合った企業を探してみてください。
〈人事担当 吉本さん〉

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会社の未来を担う人材育成にも注力。入社後は2カ月かけて本社と研修センターでの実技体験を含む研修を行うため、同期との絆を深めることもできる。

マイナビ編集部から

2019年に創業100周年を迎えた中井エンジニアリング。次の100年をつくる動きはその前から加速し、関西で培ってきた技術力や実績を武器に、東京市場への進出を図り、2018年には大手都市ガスメーカーから工事会社の指定を獲得した。そして現在は、2社の指定工事会社になるという快挙を成し遂げた。さらに最近では、水道事業や電気事業への参入も本格化。水道事業では国際的ビッグイベント、電気事業では太陽光発電事業での採用がすでに決まっており、日本のライフラインをトータルでサポートする企業へと今後、大きな飛躍を遂げそうだ。

また従業員を含むすべてのステークホルダーにとって“働きやすい会社”であることを希求する同社。1分単位での残業管理やワークライフバランスの充実、総合サポート保険制度の導入など、長く安心して働ける環境づくりにも力を入れている。実際にお話しいただいた3名の若手社員の皆さまも、新入社員のうちからでも働きやすい環境であることを語っていただいた。

「人の役に立つ仕事がしたい」「安定した事業基盤の中で、さらなる成長に向けたチャレンジを思いっきりしたい」、そんな思いを持つ人にぜひ注目してもらいたい企業だ。

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創業100周年を機に、東京市場に参入するなど、常にチャレンジを続けてきた。次の100年に向けて、若手ならではの感性や考え方を積極的に取り入れる風土も同社の魅力だ。

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