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最終更新日:2024/9/24
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「浚渫工事という専門領域でインフラ整備に携わるのが、当社の仕事です。特殊な技術を活かして社会に貢献する喜びを感じてほしいと思います」と話す木村専務。
当社は土木工事を専門とする会社ですが、一般的な建設会社とは少し仕事の内容が異なります。構造物の建設や道路の舗装など幅広い工事を手がける中で私たちが特に力を注いでいるのが、浚渫(しゅんせつ)工事です。「浚渫」とは、港を作る際などに専用の船を使って水底を掘削し、土砂を取り除く工事のこと。浚渫船や埋め立てを行う船を合計数十隻も保有し、数多くの港湾工事に携わってきた当社は、浚渫工事の分野でトップクラスの実績を誇る企業です。近年は中国やヨーロッパのゼネコンからも依頼を受け、アフリカや中東・シンガポールなど世界各国で技術を発揮しています。地上で行われる工事と浚渫工事の最大の違いは、「海の中」という外からは見えない場所に手を加えることです。こうした人の目に触れにくい場所に自分の技術を活かすことに、私たちは誇りを持っています。新しい港を作ったり整備を行ったりすれば、その結果は海図(海の地図)に残ります。新たな航路(船の通り道)ができ、大型船が港に入れるようになれば、物流が活発化し人々の生活が豊かになります。また、地震などの災害が起きて道路が遮断された際にも、海上からの補給ルートを確保することが重要です。こうしたケースでも浚渫の技術が大きな役割を果たします。限られた企業だけが持つ希少な技術を活かし、世の中の人たちに貢献すること。そこに私たちの仕事のやりがいがあります。当社が手がける浚渫の技術は、土木系の学科でも学ぶ機会の少ない専門分野です。そのため、現場での実務を通して専門知識とスキルを身につけていくことが必要になります。さまざまな経験を積んで成長すると、一人前の技術者として現場を任されるようになります。大勢の職人さんに指示を出し、大型の船や機械を使って現場を動かしていく、そんな充実感のある仕事です。もちろん、そのために必要な教育やサポートは惜しみません。■取締役兼専務執行役員(人事教育・ダイバーシティ推進・広報・グループ企業担当) 木村道広
<大学院> 国士舘大学、三重大学、愛知工業大学 <大学> 愛知学院大学、愛知工業大学、大阪工業大学、摂南大学、大同大学、千葉工業大学、中部大学、豊橋技術科学大学、同志社大学、名城大学、日本大学、中京大学、拓殖大学、金城学院大学、愛知大学 <短大・高専・専門学校> 岐阜工業高等専門学校、豊田工業高等専門学校
上海海事大学(中国)