最終更新日:2025/5/28

キョーワ(株)

  • 正社員

業種

  • 建材・エクステリア
  • 繊維
  • その他メーカー

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

業界シェアトップクラスの企業として、大切な命を護り続けます。

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高い志を胸に、大きな存在感を発揮するキョーワの営業たち。

繊維仮設資材の国内市場で業界を牽引するキョーワ。その最前線で活躍する営業の仕事術とは?自慢の社員2名にインタビューしました。

●木村 祐介さん 2013年入社 住建営業部 主任
何に対しても果敢にチャレンジするところがスゴイ!特に新規開拓の売上アップにこだわり、実績も出している。

●多田 耕平さん 2016年入社 建築営業部 関西支店 主任
他メーカーの取扱商品が多い営業。メーカー営業でありながら、商社のような役目も持って活躍している。

営業として心がけていることは?

「お客様の立場になって考えること。自社製品を販売する窓口としてはもちろん、一人の人間として相談してもらえるような存在を目指しています」と木村さん。
「謙虚かつ正直であること。業界や商品の知識が未熟でも、謙虚な姿勢で正直に商談することで、お客様から信頼してもらうことができます」と多田さん。
仕事はマジメに真剣に、休憩時間や休日はリラックスして楽しむ。当社の営業はメリハリのある働き方を推進しています。

【木村さん】新規開拓にチャレンジ!自分で営業戦略を立て、道筋を描くのが面白い。

私はもともと「メーカーの営業職として活躍したい」と考えていました。それは、メーカーには自社製品へのこだわりや誇りがあり、私もそうしたプロ意識と製品への愛を感じながら仕事したかったからです。なかでもキョーワの『建設現場の「かけがえのない大切な人の命・作業の安全と安心」を護る』という理念に共感。一般の人にはあまり知られていませんが、繊維仮設業界では圧倒的なシェアを誇る安定性や将来性にも惹かれました。
現在は、戸建て住宅など低層現場の工事に使われる安全ネットやシートなどを取り扱う「住建営業部」に所属。主にハウスメーカーを得意先とし、製品のレンタル・販売を行っています。住宅の工事をしている際、ハウスメーカーの社名・ロゴ・キャラクターなどが入ったシートを見たことはないでしょうか?実はあれも当社が手がけているんですよ。
営業活動は既存顧客を大切にしつつ、新規開拓にも力を入れるスタイル。特に私は新規開拓による売上アップにこだわり、実績にも自信を持っています。営業としては新規開拓にチャレンジしないやり方もありますが、私は「何もないところから何かを生み出す」新規開拓の面白さを感じているんです。その転機となったのは入社5年目。全国展開している大手ハウスメーカーの新規開拓をする際、人脈や紹介をたどって商談にこぎつけ、3ヶ月くらい何度も訪問して信頼関係をつくってから製品を提案し、見事採用していただけたという理想的な営業戦略を実現できたのが大きいです。自分で考えた営業プロセスがバッチリ結果につながった時はすごくやりがいを感じます。
今後はさらに責任あるポジションを目指し、自分の強みであるチャレンジ精神を発揮していきたいと思っています。そして後輩たちにも営業のノウハウや経験を伝えていきたいですね。

【多田さん】型にとらわれない営業スタイルで、新しいビジネスの種を創出!

父が建築士をしており、私も小さい頃から建築業界への興味がありました。しかし大学は経済学部に進んだため、文系では無理かなと諦めていたんです。そんな時、学内セミナーでキョーワに出会い、「建設現場用の製品」を通じて建築業界に関わる道もあることに気づきました。しかも当社は「軽量で扱いやすい繊維素材のメッシュシート」を業界で初めて開発した、工事現場の安全を守るパイオニア。ここならやりがいある仕事ができるだろうと入社を決めました。
入社後は倉庫の入出庫作業をしながら、商品の流れや特徴などを勉強。この期間は人によって異なりますが、私は約5ヶ月間倉庫での業務を行いました。その後、建築営業部の広島支店に配属。建築営業部では大手ゼネコンや工務店を得意先として、建設現場用の安全ネット、メッシュシート、防音シートなどをレンタル・販売しています。私の場合は既存顧客と新規開拓を8:2くらいの割合で行っており、1日4~6件のお客様を訪問。工事現場の様子を把握しつつ、営業エリアに合わせて事前に効率的なスケジュールを組むことが必要です。特に最初の頃はお客様の建設現場にこまめに足を運び、自社製品がどのように使われているかを観察することが大切。1年目の時は、1日ずっと建設現場にいることもありましたよ。
そして現在は関西支店に異動し、メーカー営業でありながら商社のような動きもしています。当社の製品は、建設現場で使われるモノの一部。お客様は他にも様々な製品を必要とされるため、他メーカーの製品も一式受注するというわけです。メーカーとしては自社製品が一番大事ですが、お客様のことを考え、他社製品も扱う“型にとわれない営業”ができるところが面白いですね。
今後は建築施工管理技士の資格を取得するなど、業界の知識をさらに身につけ、建設のプロであるお客様と対等にお話できるようになりたいと考えています。

ワークライフバランスをしっかり取れる環境だから、仕事も頑張れます!

【木村さん】
営業はビジネスの最前線で奮闘する職種なので、時にはしんどいなと思うこともあります。でも当社の場合、土日祝が休みの完全週休2日制。残業も日によって違いますが、1日1時間以内。だいたい定時の18時から18時半くらいには帰っています。仕事の時は仕事に集中、それ以外はプライベートを楽しめるメリハリある環境だから、リフレッシュしながら働けますね。今は小さい子どもが2人いるので、帰宅後や休日に家族と一緒に過ごすのが一番の癒やしです。

【多田さん】
私が営業として活躍できているのは、やりたいことに挑戦できるフィールドがあるから。「こんなことをしてみたい」と上司や先輩に提案したら、「よし、それならやってみよう!」と背中を押してくれます。そしてちょっと頑張り過ぎている時は「無理するなよ」と優しい声をかけてくれる。そんな環境だからこそ、のびのびと新しい仕事にも取り組めるんだと感じています。コロナ禍の前は支店のメンバーや他部署の方と一緒にバーベキューなどのイベントも楽しんでいたので、また落ち着いたらやりたいですね。

学生の方へメッセージ

学生時代はとにかく興味のあることを徹底的にやってみるといいと思います。遊びでも勉強でもクラブ活動でも何でもかまいません。何か一つでも夢中になれることがあれば、そこから気になる業界や企業が見つかるかもしれません。私は大学時代に野球部に入っていて、先輩がキョーワに就職していたことから当社を知りました。企業研究中は業界でのシェアや働きやすい環境について調べ、実際に入社して良かったと思っているので、皆さんもチェックしてみてください。
(木村 祐介さん)

コロナ禍で会社訪問などできる機会が制限されるなか、ネットでの企業研究がより大切になってくるでしょう。まず調べてほしいのは、自分の好きなことや興味のある仕事ができる企業かどうか。その仕事に向いているかよりも、自分が「やりたいかどうか」を軸にしたほうが、入社後に成長できると思います。そして興味のある業界が見つかったら、ワークライフバランスや人間関係といった働く環境を見てください。仕事内容と職場環境で満足できる企業があれば、選考に進んでも間違いないはずです。
(多田 耕平さん)

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「当社は2019年に設立50周年を迎えました。これからのキョーワ=Next50を一緒に歩む仲間を求めています!」

マイナビ編集部から

オフィスビル、商業施設、住宅、土木など、様々な工事現場で使われる、安全ネットやシート。皆さんも、工事現場でグレーのシートなどがかけられているのを見たことはないだろうか。そんな繊維仮設資材の国内市場でトップクラスのシェアを誇るのがキョーワだ。そもそも同社が設立された1969年当時の日本では、建設現場の安全対策として重くて扱いにくい金網やゴルフ用ネットが代用されていた。そこで軽量で扱いやすい繊維素材のメッシュシートを開発したのが同社なのである。以来、「建設現場用の製品」を研究開発し、レンタルシステムといったビジネスモデルの構築でも業界をリードし続けている。
同社の営業職は、そんな「建設現場の安全を守るプロ」。今回は住建営業部と建築営業部の中堅社員2名にご登場いただいたが、自分で考え、実践し、結果を出す営業のプロセスに面白みを感じているところが印象的だった。また2名とも、仕事と家庭それぞれで充実している様子もうかがえた。ワークライフバランスの取れる環境だから、休日にしっかりリフレッシュし、仕事にも励めるのだろう。
2019年に設立50周年を迎えた同社は、「工事現場の大切な命を護る」という使命を胸に、次の50年をまた力強く進んでいく。建築や建設、社会貢献度の高い仕事に興味がある人にぜひ注目してもらいたい企業である。

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工事現場で安全対策などに使用されるネット、シート、ロープなどの商品を製造。「繊維仮設資材」の業界は知らなくても、実は身近なところにあるのです。

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