最先端の自動化技術で生産現場の合理化・効率化を実現。
●プラント事業
配合飼料製造工場を建築・機械・制御システムまでトータルに設計・施工するプラント事業においては、創業当時から110年以上の歴史の中で技術とノウハウを蓄積。大型プラントの建物や機械の細かな設計からコンピューターを利用した自動化・省力化・無人化への取り組みなど、お客さまの要望を細部までくみ取り、理想的なプラントを完成させています。
●システム事業
配合飼料製造のプラントを動かすための、電力供給システムや制御システムといった電気系統を担当。OMCが独自に開発した「FOTCS:Feed mill by OMC's Total Control System」は、先進型の製造プラントの管理システム。工場の部門別業務管理システムと製造工程の制御管理システムを統合し、トータルな合理化と効率アップを実現しています。
●ファシリティ事業
食品・医薬品メーカーの生産現場にロボットを活用した生産システムを設計・施工しています。原料投入後の調理や加工は自動化されていることが多いのですが、倉庫から原料袋を取り出し開封して原料タンクに入れたり、原料を計量して混合機械や調理機械に投入したりする作業は自動化が難しく、人の手に頼らざるを得ませんでした。そのような従来使われていなかった場面に、一つひとつオーダーメイドでロボットシステムを提供しています。
「食」から「健康」「生命」へとつながる人の営みを、根底から支える仕事。
人々の暮らし、健康、生命を守る。それがOMCの企業使命です。当社が手がけた配合飼料メーカーのプラントから出荷された製品で、鶏や豚や牛が育ち、おいしいお肉や卵や乳製品が生産されます。当社がロボットを提供した食品メーカーや医薬品メーカーでは毎日、安心・安全な加工食品や薬がつくられています。つまり、私たちの仕事は「食」から「健康」「生命」へとつながる人の営みを根底から支える仕事。どこにもない高度な自動化技術で、人に、社会に貢献しています。
「創意工夫」の精神で、難しいことでも知恵を絞って何とかする。
日本国内の人口は減少の一途をたどっています。労働力不足は大きな社会問題の一つです。なかでも製造業ではその傾向が顕著に表れていて、必要な人材を確保できないケースが目立っています。「製造業で仕事をしたい」と思われた方が、やりたい仕事に専念できる環境をつくることがOMCのビジョンです。人じゃなくてもできるかもしれない作業を人がやっているから無駄が発生します。その作業を機械やロボットが担うことで、人は重労働から解放されて、人にしかできない仕事に就くことができるのです。
ときには技術的に難しいことを要求されることもありますが、「できない」と断るのではなく、「できるようにするためにはどうするか」からスタートし、試行錯誤しながら知恵を絞って「何とかする」。それが当社の強みです。ビジョン実現のために、創業当時から脈々と受け継がれてきているのが「創意工夫」の精神。いつの時代にも欠かせない食という「人の営み」を支える企業として、これからも「創意工夫」を発揮し、社会課題解決に挑み続けます。