最終更新日:2025/4/15

(株)サンフジ企画

  • 正社員

業種

  • 広告
  • イベント・興行
  • 空間デザイン・ディスプレイ
  • 不動産
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域の人に愛され、住宅メーカーに信頼される住宅展示場を作る

PHOTO

若手のアイデアが新しいイベントを生む。挑戦できる社風が魅力

住宅展示場を企画・運営し、数々の住宅メーカーの最新モデルハウスを地域に提案してきたサンフジ企画。広告と住宅建築という2つの業界にまたがり、アイデアを生かして活躍する同社の社員たちに話を聞いた。

■上松 瑠偉さん (写真右)
東関東支社 営業開発本部
経営学部 経営学科卒業/2021年入社

■岡村 直哉さん (写真左)
北関東支店 営業開発本部
社会学部 社会福祉学科卒業/2013年入社

■角田 渚さん (写真中央)
本社制作部
人文学部 空間造形学科卒業/2017年入社

サンフジ企画の魅力

「新入社員にも、イベントなどを思いどおりに動かす裁量が与えられます。その分責任も大きいですが、スピーディに成長して自立できると思います」(上松さん)
「多くの人に興味を持ってもらう場を作ることが私たちの仕事です。学生時代のさまざまな経験や、広い視野を企画に生かすことができます」(岡村さん)
「当社の社員はみんな優しく、いつもフォローし合いながら仕事をスムーズに進めています。個人的なことには立ち入らない、ちょうどいい距離感です」(角田さん)

入社1年目で住宅展示場のサイトづくりを統括。「やってみなければわからない」の精神でチャレンジ!

学生時代から「楽しいことを生み出したい」という強い想いを持っていた私は、広告や広報の仕事に携わりたいと考えました。サンフジ企画に注目したのは、住宅展示場という場を中心にイベントなどを行い、たくさんの方に住宅に興味を持ってもらうという事業内容に惹かれたからです。

参加したインターンシップでは、ワークショップ形式で実際のイベントを企画しました。模型を使って会場のレイアウトを設定したり、企画コンセプトを提案したりする内容から、「こういう仕事がしたい!」という手応えを得ましたね。また、「新人にも裁量権が与えられ、こういうイベント企画にも早い段階から関われる」と聞き、ここでなら理想的な働き方ができると考えて入社を決意したのです。

入社後は上司と一緒にイベントの現場に出て、仕事の流れや人の動きを学びました。住宅展示場の運営には、イベントで人を集めるだけでなく、集まった人をモデルハウスへ誘導するという目的があります。ですから、クライアントである住宅メーカーとしっかりコミュニケーションを取ることが重要です。住宅に関する知識を身に付けることも欠かせません。

コロナ禍ではイベントの開催に制限をかけなければならず、通りすがりに立ち寄る方も少なくなってしまいました。私はそういうなかで見学者を増やすには、マイホームの建築を考える方向けにイベント情報をわかりやすく届けるシステムが必要だと考え、特設サイトのリニューアルを提案しました。そして、入社1年目にして住宅展示場のサイトづくりを任されることになったのです。

できるだけシンプルでわかりやすいサイトをつくったところ、他の展示場の担当者からも「よくできている」と評価されてうれしかったことは今でも鮮明に覚えています。重要な仕事にプレッシャーも感じましたが、上司は「やってみないとわからない」というスタンスで私の挑戦を見守ってくれました。未熟な提案にも豊富な経験からアドバイスをしてくれたので、学ぶことがたくさんあったと感じています。

この経験を生かして、今後は住宅メーカーの方とも信頼関係を築き、イベントの企画を主導していきたいと思っています。
【上松さん】

新規の住宅展示場をオープン。一気通貫のシステムと、地域に合わせた企画でクライアントの信頼を得た

当社の魅力は、若いうちから責任ある仕事を任され、成功と失敗を繰り返しながら挑戦できる環境にあると思います。私は入社して10年目になりますが、このことをずっと実感しています。

この10年で知識を身に付け、クライアントである住宅メーカーの担当者や経営者の方々と、率直に意見を交わせるようになりました。知識不足だった新人時代には悔しい思いもしましたが、それをバネにして成長できたのです。住宅展示場の運営やイベントの展開も、スムーズに行えるようになったと感じます。

現在は、群馬県や栃木県などの北関東エリアを担当しています。今は群馬には当社が運営する住宅展示場がないので、展示場を新規オープンするということが私たちの大きな目標でした。そして2020年、ついに伊勢崎市で総合住宅展示場をオープンする目処が立ち、私もその企画メンバーの一人として携わることができたのです。参加する住宅メーカー各社と綿密な打ち合わせを重ね、更地だった土地にたくさんのモデルハウスが建築されていく姿を目にしたことは、とても印象深い経験となりました。

この展示場では今後ますます注目を集めるであろう「IoT住宅」をテーマに据え、各メーカーの特徴を表すモデルハウスを配置しました。伊勢崎市の雰囲気に合うような情報発信も行ったつもりです。コロナ禍でのオープンだったため、従来のような大規模なイベントは開けませんでした。それでも、大手住宅メーカーが提案する最新の物件をそろえ、たくさんの方に注目される展示場にすることができました。他社との差別化にも成功したと考えています。

当社の強みは、単独で展示場を作り上げる一気通貫のスタンスにあります。全てのプロセスに関わっているので、クライアントの問い合わせにもスムーズに返答できるのです。クライアントと日頃から密接にコミュニケーションを取っているため、要望をすぐに理解できるということも特徴だと思います。

住宅メーカーとのお付き合いを長く続け、信頼関係をさらに強化するという大切な役割を、しっかり果たしていきたいですね。
【岡村さん】

展示場の情報を、よりわかりやすく伝えるポスターをデザイン

私は空間デザインやインテリアに関心を持っていたのですが、設計の専門ソフトを使いこなす自信がなく、一度は出版関係の企業に就職しました。しかし、住宅業界で働く夢が諦めきれず転職を考えていたときに、サンフジ企画の存在を知ったのです。住宅展示場に掲示するポスターなどを制作する職種は、設計のソフトではなくグラフィック関係のソフトを使用すると聞き、自分の興味と経験を生かせると考えて入社しました。

所属している制作部の主な仕事は、住宅展示場で定期的に行われるイベントを告知する折込チラシの制作です。チラシの基本的なデザインは外部のデザイン会社に依頼するので、私たちはその内容のチェックや制作スケジュールの管理、印刷の発注などを行います。展示場で配布する小さなチラシや掲示するポスター、POPなどは、私たちが作成することもよくあります。ほかにも営業担当者の業務の補佐、アンケートに答えてくださったお客さまへお渡しするノベルティの企画なども担当しています。

未経験で始めた仕事ですが、わからないことは先輩に聞けば優しく教えてくれるので安心です。先輩がくれたヒントのおかげで、考える力が刺激されることもあります。じっくりと確実に成長していける社風ですね。入社して間もない頃は、住宅展示場を見学して自分の制作物がどのように使われるのかをイメージするようなことも行いました。今は、現場から出される要望や提案を丁寧にヒアリングして制作物に落とし込むよう努力しています。

チラシやポスターの目的はお客さまに情報を得ていただくことですから、見やすく、伝わりやすい物にする工夫が求められます。また、ノベルティの企画では客層や社会の流行、季節などを考慮に入れることも重要です。会場での反応が良かったという報告を受けると、手応えを感じますね。

今後も、展示場との関係や制作部のチームワークを大切にしながら、しっかりコミュニケーションを取り、より良いチラシやポスターを作っていきたいと思っています。仕事を楽しみつつスキルアップし、挑戦を続けていきたいです。
【角田さん】

学生の方へメッセージ

企業研究ではインターンシップや説明会などに参加し、積極的に質問や意見を述べるようにしてみてください。社員たちとの関係が深まり、企業の実情を知ることができると思います。私もインターンシップで当社の魅力を知り、入社に至りました。住宅業界と広告業界を行き来する独特な仕事ができる、魅力的な会社だと感じています。
【上松さん】

この仕事では、土地を所有する地主の方や住宅メーカーの方、展示場にいらっしゃるお客さまなど、それぞれ異なる考え方や生活背景を持つ人たちと関わります。イベントを実施する際は、看板を制作する方やパフォーマンスを行う方などと接することもあります。自分次第でコミュニケーションの幅を大きく広げられる仕事であると思いますので、企業研究の際には積極的にインターンシップなどに参加し、様々な人とコミュニケーションを重ねて肌身で情報をキャッチしていくと良いと思います。
【岡村さん】

企業を研究するときは、仕事の内容だけでなく社内の雰囲気や社員同士の関係性を知ることも大切です。実際に訪問できるなら、ぜひそうしてください。社員から聞かなければ得られない情報や、その場に行かなければわからない雰囲気というものがあると思います。現場に行ってみて、自分との相性を確かめることをおすすめします。
【角田さん】

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若手のうちから大切な仕事を任されることが多いが、先輩たちが見守り、困っていればフォローしてくれる。挑戦を繰り返して成長できる環境だ。

マイナビ編集部から

関東を中心に、多数の総合住宅展示場を企画・運営しているサンフジ企画。トータルで1000棟近いモデルハウスを出展し、住宅メーカーと住宅の購入を希望する人との間をつなぐ存在だ。長年取引している住宅メーカーからの信頼も厚い。

同社が住宅展示場のフレキシブルな運営を実現している要因の一つは、社員一人ひとりが独自のアイデアを生かし、軽いフットワークでトライできる環境にあるようだ。実際、取材に対応してくれた社員の皆さんは「キャリアに関係なく、主体的に仕事を進められることに手応えを感じている」と口をそろえていた。貪欲に挑戦し、チームで課題を解決しようとする社風は、どの部署でも共通しているようだ。

各部署が仕事の成果を独占しようとせず、風通しの良いコミュニケーションを行っていることも同社の強みといえるだろう。営業開発職は、自分が得た住宅メーカーの情報を他エリアの担当者と惜しまず共有している。全社員が一体感を持ち、協力して結果を出そうとしているのだ。

仕事でたくさんの人と関わりたいという方や、自分のアイデアで人を楽しませたいという方は、その情熱を住宅展示場という舞台で発揮してみてはどうだろうか。

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関東・甲信越・静岡で73カ所の総合住宅展示場を運営するサンフジ企画。時代や地域に合わせ、住宅メーカー各社の特徴が光るモデルハウスを紹介している。

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