最終更新日:2025/4/9

(株)マインドウェイブ

  • 正社員

業種

  • 文具・事務機器関連
  • 日用品・生活関連機器
  • 商社(文具・事務用品・日用品)
  • ゲーム・玩具・アミューズメント製品

基本情報

本社
大阪府

取材情報

事業について伝えたい

マインドウェイブは、それぞれの“夢をカタチ”にできる会社です!

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オリジナルにこだわり、世の中に愛されるキャラクターを生み出す

◆宮内 俊治/代表取締役社長 

「ごろごろにゃんすけ」や「しばんばん」、「ぴよこ豆」など、かわいらしいキャラクターを世の中に発信し続けるマインドウェイブ。社内のデザイナー・企画職・営業職がひとつになって、商品の企画開発を行っている。今回は、社員やお客様の“夢をカタチ”にするために同社の舵取りをしている宮内社長にインタビュー。事業内容や会社の強み、新入社員に期待すること、今後の展望などを伺ってみた。

マインドウェイブで働く魅力をご紹介!

「当社ではSNSのクリエイターズスタンプに挑戦することも可能。最近はSNSから商品化されるケースも増えているので、活躍できるチャンスはたくさんあります」と宮内社長。
入社年に関係なく、描いたキャラクターやイラストがすぐに商品化されるチャンスもあり、実際に店頭で見かけた時は、喜びもひとしお。まさに夢がカタチになる瞬間だ!
シールや付箋を中心に、さまざまな商品づくりに携われる。最近では、オンラインストアや催事限定グッズも販売しているため、取り扱う商品の幅がさらに広がっている。

オリジナルキャラクターを通して、人々に愛される商品を販売しています

当社は、文具・雑貨全般の企画やデザイン、販売を行っている企業です。もともとは学童文具を中心に取り扱っていましたが、需要の変化とともに、シールや付箋、マスキングテープなどの粘着製品が主力商品に。粘着製品はグループ企業に製造工場があるため、ピッキングからデリバリーまで一貫してお客様に提供ができます。また当社では、これまでに数々のオリジナルキャラクターを生み出し、ヒットさせてきました。そのライセンスビジネスをはじめ、お客様のニーズに合わせたOEM製品も手掛けており、キャラクターを通して、複数の事業を展開できる点が当社の強みです。

私自身かわいいものが大好きで、オリジナルキャラクターが商品化されていく様子は、非常にやりがいがあります。私の子どもたちが学生の頃、当社のキャラクターが描かれた文具を使っている友達を多く見かけたそうです。学校から帰宅後、「パパの会社ってすごいね!」と言われた時は、この仕事をやっていて良かったなと思いましたし、誇らしかったです。もちろん社員たちも同様で、私よりも“マインドウェイブ愛”のある人が多いのも特長です。

もともとファンシーグッズは小中学生を対象とした学童文具から始まり、ここ20年で年齢層の引き上げに成功。今では学生に限らず、若い女性を中心に多くの方々に愛用されています。先日、お母さん世代の方から「私が学生時代に買っていた商品が店頭に並んでいて、びっくりしました。その商品を欲しがっている子どもを見ると、つい嬉しくなり買っちゃいました。これからも販売を続けてください!」という手紙をいただき、世代を超えて愛されていることが実感できて嬉しかったですね。

また、当社はこれまで「安売りをしない」ことを徹底。それはブランド力と企業価値を下げないためです。“ブランド力を維持できるメーカーしか生き残れない”という考えのもと、スクラップアンドビルドを繰り返しながら常に商品を生み出し続けた結果、コロナ禍で廃業されたメーカーが多い中、当社はなんとか苦難を乗り越えることができたのです。過去には売れ残った在庫を産業廃棄物として処理していましたが、私の出身である愛媛県の小学校にボールペンを寄付したり、大阪市内にある132校の小中学校や全国の児童養護施設、地震・津波の被災地に当社の文具や雑貨をプレゼントしたりと私たちが社会にできることを考えて積極的に社会貢献活動をしています。

自主性と柔軟性を持ちつつ、目標に向かって挑戦できる人を求めます

当社では、これまでにデザイン会社や文具メーカーを経験された社員が中心となり即戦力として活躍してきました。しかし、振り返ってみると、必ずしも経験豊富な社員がヒット商品を生み出すというわけではありません。むしろ固定概念に捉われず、柔軟な発想力で挑戦し続ける人であれば、社歴に関係なく結果を出しています。そこで近年では、門戸を広げて、多彩な人材の確保に注力していこうと考えました。当社で活躍する社員も、入社1年目から砂が水を吸収するように急成長する人が多い印象です。また、商品開発部長も話していましたが、一人ひとりのスキルが非常に高く、若手でもしっかりと目標を持って取り組んでいる様子が見受けられます。そのため、若手社員への期待感は大きいですね。

私たちは、自分でオリジナルキャラクターを制作して、ストーリーまで描く人をデザイナーと定義づけています。たとえば、キャラクターを用いたシールひとつを制作する場合でも、題材から物語の背景までを考えて、自身のイメージを落とし込んでいく作業が必要。版権や題材をもらって描くわけではないので、向き不向きがあるかもしれませんが、当社では一貫してこの方法で商品を作ってきました。その分、リスクも高く全体の3割がヒットすれば良いほうです。それでも、商品が売れないからといってデザイナーが責任を感じる必要はありません。社員には、結果はすべて私の責任だと伝えています。デザイナーはひとつの結果に動じず、描き続けることが大切だと考えています。

そんな当社では、自主性と柔軟性を重視しています。特に商品開発では企画職を中心に、デザイナーや営業職も意見を出し合いながら商品をブラッシュアップしていきます。普段からアンテナを張っていると、自分の意見が持てるようになり、積極的に発信できるでしょう。また、当社のデザイナーはアーティストではありません。商業デザイナーとしての自覚を持ち、周りの意見を聞きながら独り歩きをしないことが求められます。このように、自らトレンドや情報をキャッチしていき、次に流行しそうなものを考える姿勢と、自分に求められているものを理解して、人の意見を素直に聞き入れる姿勢の両方があれば、思い思いに活躍できる環境です。

変わりゆく時代の変化に対応しつつ、海外進出を見据えて成長し続けます

最近の消費者の行動をみていると、購入目的があって店舗に行くのではなく、通りがかりに偶然見つけて購入されるパターンが増えています。エキナカやエキウエといった、ふらっと立ち寄りやすい場所にあるなど、売り場にも変化があることを実感しています。そこで当社も、ここ数年はポップアップストアの出店に注力。2025年からは「マインドウェイブキャラクターショップ」と冠したショップを日本全国で開く予定です。同時に、オンラインストアの売上も伸びてきているため、さらなる拡充を図っていきます。実際に今年の3月からは、オンラインストア限定の受注生産品を販売。モバイルバッテリーやクリアケースといった商品に、お客様それぞれが好きなキャラクターを選んで購入できるので、当社のファンからは好評を得ています。ポップアップストアとオンラインストアのどちらも限定グッズが生み出せる点はメリットですね。

一方で、業界的に内需の限界もあります。少子高齢化社会の影響で人口が減っていく中、どのようにお客様を増やしていくかを考えなければいけないフェーズです。当社では海外進出を視野に入れて、事業を展開していくことを検討。これまでにアメリカの日系書店で当社商品の販売をする機会もありましたし、台湾ではSNSのクリエイターズスタンプの反響が良いので、手ごたえを感じています。まずは一定の需要が見込まれる東南アジアを中心に海外進出をして、世界中に当社のファンを増やしていきたいですね。皆さんの“夢をカタチ”にできるように、しっかりと売上を確保していき、引き続きオリジナルキャラクターを生み出し続けられる体力のある会社をめざします。

学生の方へメッセージ

まずは会社の特徴や魅力を調べてみてください。そのうえで、いつから活躍できるのか、どういう風にキャリアアップしていくのかなどを知ると、入社後もモチベーションを維持しながら働けるでしょう。たとえ小規模な会社であっても、1年目から大きな仕事を任されて、どんどん成長できる環境であれば、得られるやりがいも大きいはずです。

当社も入社してすぐ、商品開発に携われるため、早くから活躍できるチャンスがあります。実際に入社1年目でオリジナルキャラクターを生み出して商品化したり、シールを保存するためのバインダーなどを企画して新商品の販売に至ったりと、多くの若手社員が活躍しています。目標を明確にして主体的に行動すると、おのずと結果が付いてきますし、仕事が楽しくなっていくはずです。

また当社では、「真似をされても真似はするな」の精神で商品開発を行っています。これは全社員が共通して認識していることで、もしキャラクターを生み出しても、コンセプトや容姿が似ている他社のキャラクターがすでに存在しているのであれば商品化はしません。このように、企業それぞれが譲れない価値観があると思いますので、企業研究を通して知っておくのもお勧めです。ぜひ、自身の好きなものや興味のあるものを追求しつつ、視野を広げて、多くの会社を知る機会をつくってみてください。
【宮内 俊治/代表取締役社長】

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「当社の社員はプライドを持って仕事に励んでいます。皆さんも真剣に挑戦したいことを明確にして、実現できる企業を発見してください。自分を信じて頑張りましょう!」

マイナビ編集部から

1990年の設立以来、数多くの愛らしいキャラクターを世の中に輩出してきた同社。コロナの影響で一時的に大きなダメージを受けたものの、これまでの実績と変わらない信念で、今もなお多くのオリジナルキャラクターを生み出し続けている。最近では、需要のあるシールや付箋、マスキングテープなどを主力商品とし、ポップアップストアやオンラインストアへ販路を拡大するなど、時代の変化に合わせて柔軟に対応。今後は世界進出を視野に入れて、グローバルニッチな企業をめざすと宮内社長は語っていた。

そんな同社の強みは、宮内社長以上に“マインドウェイブ愛”を持って働く社員の存在だ。企画職を中心に、デザイナーや営業職も連携して、世の中に愛されるキャラクターや商品を追求。オリジナリティの高い商品を開発しながら、熱意と愛情を持ってお客様に提案・販売をしている。社員の皆さんが自身の仕事に誇りを持ち、自社のキャラクターが好きだからこそ、チーム一丸となって取り組めているのだと取材の様子から伝わってきた。

同社では社員一人ひとりの自主性を重視して、SNSスタンプの制作や自由な出勤スタイルを認めてきた。同時に結果を出した社員に対しては、報酬や昇進でしっかりと還元しているという。すでに“マインドウェイブ愛”がある人はもちろん、目標に向かって挑戦したい人は、“夢をカタチ”にできるマインドウェイブの舞台で自身の能力を思う存分発揮できるだろう。

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社員一人ひとりの働き方を尊重している同社。自主的に行動しながら、しっかりと結果を残していくことで、どんどんキャリアアップが実現できる環境だ。

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