最終更新日:2024/9/30

小西化学工業(株)

業種

  • 化学

基本情報

本社
和歌山県
資本金
1,000万円 ※自己資本額56億円(自己資本比率60%超)
売上高
59億円(2024年3月期実績)
従業員
129名 ※研究開発17名、技術開発7名、品質保証11名

【理系必見】~未来を変える化学反応を今ここから~世の中にないものをつくり、世の中をもっと便利にすることをビジョンに常に挑戦し、さらなる躍進を目指しています

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会社紹介記事

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機械にできることは機械に任せる。福井工場は、ロボットとIoT活用により、無駄を省いたスマートファクトリー。新ラインの増設が続きます。
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ボーイングに提供している特殊エポキシ樹脂。それに続く素材開発をめざし、プラスチック展などに出展。新たなユーザーとの出会いも増えています。

世界の人々を幸せにする「夢の新素材」。

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好奇心旺盛で能動的にかかわっていく学生さんとお会いできるのを楽しみにしています。(代表取締役社長 小西弘矩)

◆世界でも数社しかない素材メーカー
小西化学工業は大企業ではありません。しかし「私たちの右に出る者はいない」と胸を張れる独自の技術を持っています。それがスルホン化技術です。中でも主力製品であるDHDPSは、45年間進化を遂げながら大手メーカーをはじめとするお客様に選ばれ続けているロングセラー製品です。当社はもともと、お客様から指定された手法に従って素材を提供する受託メーカーでした。しかし安価な海外製品が流入するなか、危機感を抱いた私たちは培った合成技術を駆使した新しいモノづくりに挑戦。その過程で生まれたのが特殊エポキシ樹脂です。この樹脂を炭素繊維に含浸させると、鉄の4分の1の重量で10倍の強度を持つ素材をつくることができます。実はこの素材、次世代中型旅客機ボーイング787の機体に採用されています。ボーイングの機体に素材提供しているメーカーは世界でも数えるほど。そのうちの一社が当社なのです。

◆間違いなく面白い未来が待っている
「技術を通して世の中の役に立ち、お客様の課題を解決したい」
小西化学はその一心で、独自の技術力と組織文化を育んできました。
目まぐるしい変化の潮流に翻弄されながらも、その変化を自らの成長への転機とできたこと。それは変化を乗り越えた先にある夢の実現に駆り立てるものがあったからです。

中間体屋から新たな価値を提供する開発型企業へ、受け身でなく自律的な行動スタイルへ。環境変化に直面している今だからこそ、大きく舵を切るときだという信念を皆が共有したのです。
そして、社員の行動が変わり始めました。
上司と部下、部署間の壁を超えて、小西化学をよりよい会社にしたい思う次世代を担う社員でプロジェクトチームが発足。連鎖的に起こったこれらの変化は、業界における小西化学のポジションを絶対的優位に導いていくにちがいありません。

自己変革や成長に終わりはなく、絶え間ない努力と学習が必要です。楽ではないが、その先には明るい未来がある。「無理だと思ったが、仲間と一緒に乗り越えることができた」と喜び、イキイキと挑戦する社員の表情を見るたびに、私はうれしくなります。この取り組みの果てに新技術があり、新製品があり、私たちの夢の実現がある。

【代表取締役社長/小西弘矩】

会社データ

事業内容
情報電子材料、機能性樹脂、感熱紙用顕色剤、ポリマー改質剤、エポキシ樹脂硬化剤、耐熱樹脂用モノマー、特殊モノマー、ケイ素系有機/無機ハイブリッド材料、医薬中間体等、多岐に使用される機能性化学品の開発・製造・販売及び受託製造

【当社製品の具体的な用途例】
 ・航空機等に使われるCFRP(炭素繊維複合材料)用のエポキシ樹脂および硬化剤
 ・航空機・人工透析膜・各種耐熱電子部品用に用いられるスーパーエンプラの
  モノマー
 ・POSラベル・レシート紙・バーコードシール等に使われる感熱紙用顕色剤
 ・ストッキング等に用いられるナイロン繊維用染料固着材
 ・ポリエステル改質剤
 ・携帯電話等の液晶画面に用いられる液晶形成用ポリマーの主原料

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最先端の光学材料や電子材料に使われるPSQ専用の新プラントを本社横に新設。今後も新たなプラントが誕生予定!10年先を見据えた戦略が続々形に。

本社郵便番号 641-0007
本社所在地 和歌山県和歌山市小雑賀3丁目4番77号
本社電話番号 073-425-0331
創業 1952(昭和27)年5月
設立 1962(昭和37)年 9月
資本金 1,000万円 ※自己資本額56億円(自己資本比率60%超)
従業員 129名 ※研究開発17名、技術開発7名、品質保証11名
売上高 59億円(2024年3月期実績)
資本金について(補足) 会社における資本金とは、過去に出資を受けた際の金額の合計です。この金額は会社が事業をスタートする際に受けた出資額のため、その後、増資もしくは減資という手続きを踏まない限り、事業に関係なく固定額となります。つまり、資本金がその会社の業績を表すものではありません。以前は株式会社設立時に資本金が 1,000 万円必要でしたが、2006年の「会社法」施行により、株式会社は資本金 1 円でも設立出来るようになりました。当社はこれまで事業収益を内部留保してきたことから、会社設立以来一度も増資の必要なく、現在まで事業を成長させることが出来ており、内部留保によって、2022年3月末の自己資本額は56億円(自己資本比率 60%超)まで蓄積してきております。
事業所 ■本社
〒641-0007
和歌山県和歌山市小雑賀3丁目4番77号
■福井工場
〒913-0038
福井県坂井市三国町テクノポート2丁目8-2
主な取引先 住友化学(株)、三洋化成工業(株)、奥野製薬工業(株)
日本化薬(株)、三井物産(株)
平均年齢 40歳
インタ-ンシップ受入実績 大阪大学・九州大学・神戸大学・岡山大学・和歌山大学・金沢大学・
徳島大学・山形大学・埼玉大学・九州工業大学・京都工芸繊維大学・
大阪公立大学・群馬大学・鳥取大学・豊橋技術科学大学・和歌山工業
高等専門学校・阿南工業高等専門学校
新たな価値を創造! 現在、自社の独自技術開発と受託開発の二本柱で研究を進めています。
その核となるのが、当社の基盤技術であるスルホン化技術です。
最近では、従来の低分子化合物ではなく、高分子のスルホン化技術を開発・権利化し、水を浄化するための膜の素材や、人工透析で血液の洗浄に使われるフィルターの素材への展開を図っています。
その他ボーイング787向けの特殊樹脂をはじめ、ケイ素系無機有機ハイブリッド材料や有機EL、燃料電池、水処理用の素材など、いくつもの素材開発に挑戦。高い技術力で、新素材を社会に送り出す喜びが感じられる仕事が待っています。
若手社員の積極登用 やる気のある若手社員を積極的に登用、プロジェクトに参画し、どんどんキャリアアップを図っています。
入社2年目の社員が、オリジナル製品の研究開発を担当。
入社5年目の若手社員が、大型プロジェクトのサブリーダーに抜擢され、在籍社員を始め設計を担当するエンジニアリング会社さえも経験がないプロジェクトに試行錯誤を繰り返しながら挑戦。
一からの挑戦が味わえるのも小西化学の楽しさです。
健康経営を推進しています 社員の健康管理・健康増進を推進する「健康経営」に取り組んでいます。
2016年10月「わかやま健康推進企業認定制度」で県下第1号として認定を受け、2017年に経済産業省「健康経営優良法人」に認定、その後7年連続で健康経営優良法人としての認定を頂いております。
2021、2023年は優良な上位500法人に対して付与されるブライト500の認定を頂きました。
表彰・認定 【表彰】
2022年 和歌山県「女性活躍推進賞」受賞
2020年 「グッドカンパニ-大賞 優秀企業賞」を受賞
2017年 日刊工業新聞「優秀経営者賞」受賞
2015年 和歌山市消防局「危険物取扱優良事業所」受賞
和歌山税務署長より優良申告法人10期連続受賞

【認定】
1996年~ ISO9002認証取得
2002年~ ISO14001認証取得
2005年~2020年 OHSAS18001認証取得
2020年~ ISO45001認証取得(OHSAS18001から移行)

2017年 経済産業省中小企業庁主催
     「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定
     経済産業省「地域未来牽引企業」に選定
     事業継続力強化計画認定
2016年 和歌山県「1社1元気技術企業」に
     『機能性スルホン化ポリマーの開発技術』登録
    「わかやま健康推進企業」に県第1号として認定

2017年~ 経済産業省「健康経営優良法人」7年連続認定
      2021、2023年はブライト500認定
2021年~ スポーツエールカンパニー
2023年  和歌山県「1社1元気技術企業」に
      『機能性樹脂『シルセテック』』登録
沿革
  • 1952年
    • 小西化学工業所として創業、化学工業薬品の製造販売を開始
  • 1962年
    • 株式会社組織に変更し、小西化学工業(株)として創立
  • 1977年
    • DHDPS新工場操業開始
  • 1983年
    • 英国ICI社にDHDPS製造技術供与
  • 2003年
    • エポキシ樹脂プラント操業開始
  • 2007年
    • 開発プラント操業開始
  • 2013年
    • 福井工場操業開始
  • 2017年
    • 福井工場第2プラント完成(IoT技術を駆使したスマ-トファクトリ-)
  • 2018年
    • 本社新開発プラント完成(2018/10)
  • 2020年
    • 福井工場第3プラント完成
      福井工場第1プラント付帯設備新設
      本社新開発プラント増強
      本社危険物倉庫完成
  • 2021年
    • 福井工場屋外危険物倉庫完成

働き方データ

  • 平均勤続勤務年数
    平均勤続勤務年数
    • 11
    2024年度
  • 月平均所定外労働時間(前年度実績)
    月平均所定外労働時間(前年度実績)
    • 6.1時間
    2023年度
  • 平均有給休暇取得日数(前年度実績)
    平均有給休暇取得日数(前年度実績)
    • 15.1
    2023年度
  • 前年度の育児休業対象者数・取得者数(男女別)
    2023年度 前年度の育児休業対象者数・取得者数(男女別)(男性) 前年度の育児休業対象者数・取得者数(男女別)(女性) 前年度の育児休業対象者数・取得者数(男女別)(合計)
    対象者 0 0 0
    取得者 0 0 0
  • 前年度の育児休業取得率(男女別)
    2023年度

    男性

    0%

    女性

    0%
  • 役員及び管理的地位にある者に占める女性の割合
    役員及び管理的地位にある者に占める女性の割合
    • 11.8%
      (17名中2名)
    • 2023年度

社内制度

研修制度 制度あり
○新入社員教育
○社内技術研修会  (論文紹介)
○特許セミナー  (社外講師による)
○化学工学セミナー(社外講師による)
○工業英語研修会 (メールでの添削方式)
○安全教育    (部内安全会議・全社安全ミニセミナー)
○社外セミナー等の積極的な活用
自己啓発支援制度 制度あり
○資格取得へのサポート (受験費用の会社負担・合格時の祝金支給)
○自発的職業能力開発訓練休暇制度 
 (自発的に職業能力の開発・向上を目的として教育訓練を受講するために休暇を
  申し出、会社が求めた場合には有給の特別休暇を与え、また経費も支援する制度)
メンター制度 制度なし
キャリアコンサルティング制度 制度あり
社内キャリアコンサルタントによるコンサルティングが自由に受けられます
社内検定制度 制度なし

採用実績

採用実績(学校)

<大学院>
大阪大学、大阪教育大学、大阪市立大学、岡山大学、関西学院大学、京都工芸繊維大学、熊本大学、静岡大学、東邦大学、名古屋工業大学、奈良先端科学技術大学院大学、福井大学、北陸先端科学技術大学院大学、和歌山大学、徳島大学、富山大学、九州工業大学、島根大学、鳥取大学
<大学>
千葉大学、大阪府立大学、大阪工業大学、岡山理科大学、関西大学、近畿大学、福井大学、大阪大学、慶應義塾大学、大阪市立大学、福井工業大学
<短大・高専・専門学校>
和歌山工業高等専門学校、福井工業高等専門学校、阿南工業高等専門学校

採用実績(人数)      2021年 2022年 2023年
   ---------------------------------------------------
大卒    3名   1名   3名
高専卒   0名   0名   1名
  • 過去3年間の新卒採用者数(男女別)
    過去3年間の新卒採用者数(男性) 過去3年間の新卒採用者数(女性) 過去3年間の新卒採用者数(合計)
    2024年 2 1 3
    2023年 4 1 5
    2022年 3 0 3
  • 過去3年間の新卒採用者数・
    離職者数・定着率
    採用者 離職者 定着率
    2024年 3 0 100%
    2023年 5 0 100%
    2022年 3 0 100%

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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