最終更新日:2025/4/2

日揮触媒化成(株)

  • 正社員

業種

  • 化学
  • 石油
  • 環境・リサイクル
  • 化粧品
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
神奈川県
PHOTO
  • 10年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

若手の意見も尊重され、興味のあることはとことん追求できます!

  • S・K
  • 2014年入社
  • 筑波大学 大学院
  • 数理物質科学研究科
  • ケミカル・環境保全触媒研究所環境保全・新エネルギー研究グループ
  • 脱硝触媒及び脱硝触媒用原料の開発

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 研究をメインにする仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
現在の仕事
  • 部署名ケミカル・環境保全触媒研究所環境保全・新エネルギー研究グループ

  • 仕事内容脱硝触媒及び脱硝触媒用原料の開発

入社から現在までの仕事内容を教えて下さい

 入社してから約1年間はHTC研究グループに所属していました。HTC研究グループは石油を精製する触媒を開発する部署であり、その中で私は水素化分解触媒に使用されるゼオライトの研究を行っていました。その後、脱硝研究グループ(現 環境保全・新エネルギー研究グループ)に異動してから現在まで脱硝触媒の開発を行っています。
 火力発電所やごみ焼却場で石炭・油・ガス等の燃料を燃焼させると環境汚染物質である窒素酸化物が発生します。脱硝触媒はこの窒素酸化物を除去するために使用され、環境保全に一役買っています。
 脱硝触媒の開発において重要となる点は、主に脱硝性能と成型性です。脱硝触媒はハニカムというハチの巣のような形状をしており、目数によって脱硝性能や成型難易度が変わります。脱硝性能を最大化するために、調製方法・組成・物性の最適化を行うとともに、必要とされる目数で成型できるよう助剤等の検討を日々行っています。


当社に入社を決めた理由は何ですか?

私が当社に入社を決めた理由は大きく3つあります。
1つ目が、学生時代の研究内容との重複です。研究内容が全く同じだったというわけではありませんが、関連する分野の研究に取り組んでいたため、学生時代の知識や経験を活かせるのではないかと考え入社を決めました。

2つ目が、当社は取り扱っている製品が多く、興味を持てる分野が多かった点です。当社の取扱商品は、石油精製触媒、環境保全触媒、ケミカル触媒など目に見えないところで活躍する製品から、化粧品材・眼鏡のコート材など身近な製品まで幅広く、さまざまな角度から社会に貢献できるとともに、多くの知識を得られると感じたからです。

3つ目が、面接での雰囲気の良さです。面接官の学生に対する対応や、面接官同士の会話から、社内が和やかな雰囲気であることや、社員同士が良好な関係が築けていることが想像できました。

学生の皆さんも自分が実際に働いている姿を想像して会社を選ぶことをお勧めします。


当社の雰囲気はどんな感じですか?

私は当社に入社するきっかけの一つが面接での雰囲気の良さでした。
実際に入社してみて、面接のときに感じた印象は間違っていないことがわかりました。
職場は和やかな雰囲気で、話しかけやすい環境です。上司や先輩は時には厳しく、時には優しく指導してくれます。
普段の会議や打ち合わせにおいても、勤続年数や年齢にかかわらず、誰にでも発言する機会が与えられ、若手の意見に耳を傾けてくれます。
また、ソフトボール大会やグラウンドゴルフ大会などのイベントに多くの社員が参加し、社員同士の親交を深めています。

研究の仕事においても担当者の意見を尊重し、興味のあることをとことん追究できる環境です。


当社のここがすごい! と自慢できるところは何ですか?

当社のすごい点はやはり技術力です。「ナノ粒子調製技術」「ナノ粒子配列制御技術」「ナノ細孔制御技術」「マクロ構造制御技術」の4つのナノ基盤技術が当社の製品開発を支えています。

「ナノ粒子調製技術」はナノレベル超微粒子(コロイド粒子)を調製する技術で、さまざまな元素を任意の粒径や形状に制御することができます。
「ナノ粒子配列制御技術」は超微粒子、微粒子を単層、多層および複合配列する技術で、化粧品材料などに使用されています。
「ナノ細孔制御技術」はシャープな細孔分布を制御する技術で、さまざまなゼオライトの開発につながっています。
「マクロ構造制御技術」はマクロ構造を制御する技術で、水素化処理触媒や脱硝触媒の成型技術を支えています。

当社は研究開発に力を入れており、常に技術力の向上を目指していますので、そういった環境でチャレンジしたい学生には向いている会社だと思います。


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