都心のランドマークになるような大きな建物にも携わってきましたが、最近、集合住宅の工事に携わるようになり、改めて「設備は暮らしに近い仕事だな」と感じています。建物内の裏側の構造を詳しく理解できるので、自分の生活に役立つ知識もたくさん得られています。
また2024年度から施工管理技士の資格試験制度が変わり、1級は19歳以上、2級は17歳以上であれば誰でも受験できるようになりました。設備系の会社に進もうと思っている人は、可能であれば学生時代のうちに資格を取っておくのがおすすめです。仕事を覚えながら勉強時間を確保するのは結構大変なので、早めにやっておくと入社後にかなりラクになると思います。
(伊藤さん)
座学と実践は違うと言いますが、学校で学んだことも、仕事をする上では結構役に立っている実感があります。どの会社に進むにせよ、建築の仕事では幅広く知識を持っておいて損はないので、できるだけたくさんの知識を吸収しておくことをお勧めします。
また入社後は、チャレンジ精神を心がけると良いと思います。現場では実際に経験してみてわかることも多いので、失敗を怖がらずに行動できる人ほど成長が早い気がします。私も新人時代にはいろいろと失敗を経験しましたが、だからこそ「次からはこうしよう」という教訓につなげることができ、今となっては失敗も良い学びの機会だったなと思えています。
(小池さん)