社会福祉法人神戸聖隷福祉事業団

私は当初、業界を絞らずに就職活動していたのですが、ハローワークで「移行支援事業」というものを知り、興味を持ったことをきっかけに福祉の道に進みました。もともと「人の背中を押す仕事がしたい」と思っていたことや、法人のことを調べていくうちに自分に合っていると思い神戸聖隷に入職しました。

現在は、企業と障がいのある方を繋ぐ、就職のサポート業務をメインに行っています。また、就職後も約半年間は企業先へ訪問したり電話で「困ったことがないか」「仕事は続けられそうか」などを聞いたり、相談を受けています。

なかなか企業からの障がいに対する理解が得られない時があることや、本人が仕事にうまく馴染めなかたとき、この仕事の難しさを感じます。そのたびに日ごろのコミュニケーションや関係の構築の大切さを実感します。

一筋縄ではいかないことも多い分、就職のサポートだからこそ本人が就職して「この仕事楽しい」「ありがとう」と言ってもらえることは大きなやりがいを感じます。自分が誰かの役に立てていると実感できとても嬉しい気持ちになります。

自分のやりたいことが何かわからなくても、自分が仕事に譲れないものを大切にしながら色々な仕事を見てみることも大切です。

また、「自分の強み」が何なのかを周囲の人に聞くこともポイント。どんな仕事も自分に合ってないと苦しくなってしまいます。私も友人が営業をしていますが、私にはとてもできない…と感じるので“自分を知ること”で長く続けられる仕事に出会えますよ。