最終更新日:2025/5/2

(株)DoCLASSE【ドゥクラッセ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • アパレル(メーカー)
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • 商社(アパレル・ファッション関連)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ブランドのMDとして、ファッションで「大人の品格ある美しさ」を応援!

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DoCLASSEの中核を担う、自慢の先輩を紹介!

企画から製造、小売まで一貫して自社で行うアパレルブランド・DoCLASSE。同社のマーチャンダイザー(MD)は、仕事の幅も責任の大きさも規格外。MDチームでエネルギッシュに活躍する守屋さんに話を聞きました。

守屋 初音さん
商品統括部 店舗MD
2022年入社/現代文化学部(現・国際文化学部)国際ファッション文化学科卒

守屋さんはこんな人

「オフタイムでは仕事を引きずらず、ぱっと遊んで発散するのがモットー」と守屋さん。ジムで身体を動かしたり美味しいものを食べにいったりと日々を満喫している。
新ブランドが順調にスタートできたのは守屋さんの活躍が大きい。周囲をどんどん巻き込んでいくエネルギッシュな仕事ぶりは、店舗のスタッフにも大きな影響を与えている。
MDチームは守屋さんをはじめプロフェッショナルが結集。打ち合わせでは活発に意見を戦わせるほか、守屋さんは社長の思いを適確に代弁する架け橋的存在でもある。

創業社長のカリスマ性に圧倒。この人とならワクワクする仕事ができる、と直感した

私の母はとてもお洒落で無類の買い物好き。色とりどりの着物やアクセサリーなど、私が物心ついた頃にはすでに家の中はキラキラしたモノで溢れていました。自然と私も影響を受け、ピアノの発表会で着飾るのが楽しみだったり、母のドレッサーをあさってはメイクの真似事をしたりする子どもでした。好きなことを学びたいと大学も服飾系を選び、語学を頑張りながら服づくりを学ぶ国際ファッションコースを専攻。当時は学生が企画したファッションショーを海外で行うというカリキュラムがあり、ニューヨークで現地のスタッフと力を合わせたのが思い出です。

大学卒業後は別のアパレル会社で10数年ほど働きました。私はあまり先のことを考えず、目の前の仕事に没頭するタイプですが、ありがたいことに昇進は早く、最後はブランドマネージャーまで務めました。あえて自己分析すると、お客さまにも同僚にも、常に正直に誠実に向きあう姿勢が評価されたのかもしれません。本物を知る大人のお客さまには、小手先のテクニックは通用しません。心からお客さまに似合う商品を企画し提案する、それは揺るぐことのない私のポリシーです。

そして数年前、DoCLASSEから「当社で頑張ってみませんか」とお声がかかりました。その頃、当社では店舗を担当するマーチャンダイザー(MD)を求めていて、販売など店舗経験のあるMDは少ないことから私を選んでくださったのです。最初は正直「誘っていただけてラッキー」くらいの気持ちでしたが、ブランドを立ち上げた林恵子社長のインパクトが強烈で、そのバイタリティにいっぺんに魅せられました。人生100年時代を迎える今、日本のミセスがいつまでもイキイキと輝くために、常に背中を押すブランドでありたい――。そんな夢を熱く、キレよく語られる姿に、「こんな人がいるんだ」と圧倒されるとともにワクワクしました。ここで働くのはきっと面白い、と確信しました。

MDはブランドのハブ。商品化を実現し、お客さまに選ばれるやりがいは計り知れない

MDはマーケットやトレンドを分析し、商品企画から販売計画、予算・売上まで管理するブランドの要です。私は実店舗の担当ですが、通販からスタートした当社は通販事業の売上が多いため、企画を進めるにあたり通販事業の状況も並行して把握する必要があります。毎週、MDのリーダーを務める社長のもとに集まり、検証・分析するとともに、今後のカタログについて企画・デザインの方向から品番ごとの写真の撮り方、キャッチコピーの表現に至るまで、どうすればブランドの価値がよりよく伝わるかミーティングを行います。MDはプロフェッショナル揃いで、皆さんポテンシャルが高いので、議論はいつも活発です。

そのうえで、私は店舗の分析・検証もしっかりと行い、新商品のオススメのスタイリングから店舗のレイアウトまで、ブランドの魅力を最大限に引き出すVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)に取り組みます。半月ごとのVMD転換は、フラッグシップショップの日比谷シャンテ店にて作り込み、これをベースに全店舗に展開していきます。当社は製造から小売まで一貫して行うSPA企業なので、MDの裁量もかなり大きく、企画提案から商品化、インストック(店舗の在庫管理)までトータルに携わります。それだけにそんな商品がお客さまに喜んで選ばれること、MDのやりがいはこれに尽きる、といっても過言ではありません。ミドル世代を対象としたファッションブランドの中で、これだけのクオリティの商品をお手頃の価格で提供できる点がDoCLASSEの最大の特色なので、今後もそんなブランドの魅力をさらに高めるべく頑張ります。

また社長との距離が近く、毎日のように議論を交わす時間も刺激的です。もちろん社長の想いや考えを深く理解し、実現するのがMDのミッションですが、私もまた言いたいことを呑みこむタイプではありません(笑)。実店舗を知るMDの立場だけでなく、ファッションが大好きな人間として、「お客さまファースト」「お客さまのために」という軸は絶対に動かさないよう心がけています。プロ意識がぶつかりあい、本音でとことん話し合える風通しの良さも私にとって大きな魅力です。

販売の現場では若手とベテランがチームとして支え合う。面倒見の良い先輩がいっぱい

そうした「何でも言い合える」フランクさは、社風として店舗の現場にも浸透しています。本社と同じく店舗にも経験豊富なスタッフが多いため、若手社員の面倒見がとても良く、業務知識だけでなく、「恥ずかしくてなかなか『いらっしゃいませ』と言えない」「お客さまにお声をかけたけれど無視されて悲しかった」といった、“新人あるある”の悩みにも寄り添って励ましています。若手にとっては頼れるお姉さん的存在ですね。一方で、デジタル関係は若手が張り切って対応。年上のスタッフの代わりに業務用アプリをインストールしたり、SNSで店舗情報を発信しています。どの店舗もひとつのチームとして支え合っていて、現場の雰囲気はとても和やかです。

新入社員は基本的に店舗の販売研修からスタートしますが、SPA企業だけに様々な仕事があり、自分らしく柔軟なキャリア形成のチャンスが広がっています。最近ではSNS戦略での活躍が評価され、新卒入社の販売スタッフが店舗のSNS担当に抜擢されました。また、私自身のケースで言えば、入社して初めての仕事は新ブランド「j.(ジェイドット)」の立ち上げに関するものでした。展示会の準備からポップアップストアの設営、スタッフの研修といきなり全国を駆け回り、「細分化された普通のMDの仕事とはずいぶん違うな」とつくづく実感したものです。ただその分、スピード感をもって物事を前に進める当社のパワーを肌感覚で理解するとともに、これまでの経験を活かして改善点にもいち早く気付き、提案することができました。

先のことは深く考えない質(たち)なので、今後の目標は取り立ててありません。その時その時、私にできることを全力で取り組むだけです。ただ社長や仲間たちと描く夢として、「日本のミセス市場といえばDoCLASSE」と、誰もが真っ先に名を挙げるほど、代表的なブランドに成長したいですね。人は年齢やキャリアを重ね、ライフステージが変化するなかで、ふと「もういいか」と停滞したり淀んだりと、動きを止める時期があるものです。そんな時、その人の内面の美しさをファッションによって際立たせ、「頑張ろう」と背中を押すことができるのが、私たちの存在意義だと思います。シンプルに服が好き、そして「人の役に立ってみたい」と思う方なら、きっと当社が大好きになりますよ!

学生の方へメッセージ

福利厚生や教育研修などの「働きやすい制度・仕組み」は、時代や環境によって変化するものです。最近ではワークライフバランスを重視する方が増えていますが、同じ会社であっても残業や休日の取りやすさは職種によって異なる場合もあり、変わるかもしれない要素に注目すると、「こんなはずじゃなかった」となりがちです。ひとつだけ確かで揺るぎないものは、やはり企業理念です。創業者の思いが端的に込められた理念に、強く共感できるかどうか。その1点を外さなければ大きく間違うことはないと、私の経験から自信をもってお伝えしたいです。

DoCLASSEの原点は、知識と経験を積み重ね、これまでの人生の軌跡が反映される40代以降を、人生のうちで最も豊かな年代と捉え、そんな大人たちが「もっと人生を楽しく、美しく過ごしていただける応援をしたい」という想いです。ブランドはどんどん拡充していますが、スタートから現在まで、その願いは少しも変わりません。企業研究では私たちの理念がどんな風にブランドに反映されているか、また共感できるかどうかを意識していただければ幸いです。
〈守屋さん〉

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「リアルな商品を確かめられるのが実店舗を持つ会社の良さ。気軽にのぞいてもらって、興味が湧いたらぜひ何でも質問してください。いつでも大歓迎です!」と守屋さん。

マイナビ編集部から

アパレルにおけるマーチャンダイザー(MD)は、ブランドの行方を左右する重要な職種。なかでもSPA企業のDoCLASSEでは、「MDはハブ(中核)」と言われるほど、幅広い仕事を責任者として担う。同社を創業した林恵子社長が直属部隊としてMDチームを率いていることも、その大切さを物語っている。したがってMDの守屋さんを取材するにあたり、下手な質問はできないと少なからず緊張していたが、実際の守屋さんはとても人当たりがよく気さくな方だった。入社後すぐに新ブランドの立ち上げに貢献するなど、バリバリと仕事ができる方であるのは言うまでもないが、それをむき出しに感じさせない柔らかな雰囲気はとてもチャーミングで魅力的。なるほどこんな人がしなやかに活躍している会社なのか、と感じ入った。

大人世代の上質なファッションを手軽な価格で提供するという、新機軸を打ち出して成長している同社だけに、人材も「こうあるべき」という既成概念から自由なのだろう。守屋さんの話から社長をはじめ他の社員たちも、それぞれ個性豊かに自分らしく働いている様子が伝わってきた。新入社員や若手社員にとっては憧れの先輩だらけで、ふんだんに刺激を受けることができる環境である。

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大人世代に向けたアパレルブランドを展開。「カスタマーファースト」の視点を大切に、商品はもちろんサービスの質にもこだわって、順調にブランドのファンを増やしている。

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