最終更新日:2024/6/1

(株)東日

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
静岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

静岡県で地域密着の土木工事を提案する建設コンサルの設計者

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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東日の先輩が語る建設コンサルの仕事

※写真左から
長田和也/設計部/2015年入社
五十嵐大輔/設計部/2006年入社
吉永遼平/設計部/2018年入社

静岡県を拠点に、地域に密着した建設コンサル事業を営む東日。
道路や橋、河川などの土木工事を通して人々の暮らしに貢献しています。
設計部の優秀な先輩3人が語る東日での仕事、やりがい、成長感などを知ってください。

東日の魅力

どんな設計にしようか迷ったときには、先輩たちがフォローしてくれます。困った時には気軽に相談をしてみるといいですよ。私もいつも丁寧に指導してもらいました(五十嵐)
地元に貢献したいと考えて東日に入社し、その願いは叶えられています。地域に根ざして働きたい人にはピッタリです。地域密着に惹かれて入社した先輩も何人もいます(長田)
ベテランの先輩が多く、いつも頼もしく思っています。年代は離れていても、みなさんいつもフランクに話しかけてくれる。仕事でもプライベートでも壁のない社風です(吉永)

災害から地域の人たちを守る責任ある設計の仕事。

入社してからずっと、河川にまつわる工事の設計に携わってきました。川の断面を整えるための改修、砂防堰堤など防災上必要な構造物の設計。関わってきた仕事のほとんどが、風水害をはじめとする災害から地域を守り、安全な暮らしを支えるためのものです。その中でもとても印象深い経験は、10年ほど前に静岡県内で大きな水害が起こり、一刻も早い修復のため私たちも現場へと足を運んだことです。そこで目にしたのは、一変してしまった街の景色。自分の仕事は、こうした事態を起こさないためのものなのだと、強い使命感を抱きました。局所豪雨、河川の氾濫、土石流…、さまざまな災害とどう向き合うかは、国レベルでこの先も考えていくべき課題です。そんな中で、人々の命に関わる設計をしているという責任もやりがいも本当に大きな仕事です。
今は設計だけでなく、行政の担当者様と打ち合わせを重ね、どんな工事を行うか計画する段階から関わっています。各自治体が抱える課題を明確にして、最適な構造物の設計や工法を提示。提案のクオリティはもちろん、予算の使い方も徹底的に問われます。「なんでこんなに大きな構造物が必要なのか?」「これでは景観を大きく損なってしまうのでは?」など、見る人が変われば重視する点も異なるもの。常に納得のいく説明ができなくてはいけません。多様な声に応えるために、幅広い視野を持ちつつ、細部まで意図をこめた設計が不可欠なのです。近年は、設計、土木の知識だけでなく、環境への配慮なども求められるようになりました。日々、いろいろな文献を読んだり、外部の講習会に参加したりして知識を更新しています。新しいトピックにもどんどん興味を持てる人は、面白いと思っていただけるでしょう。携われる工事の種類も多いので、チャレンジを繰り返しながら成長できます。私自身も、学生時代に学んできた土木の知識を生かしながら、自然環境、防災、景観など多岐にわたる分野への理解を深めることができました。
10年、20年、さらに50年先の雨風にも負けない、長く地域の防災の要となれる仕事をこれからも続けていきたいです。

工事計画の細部まで考えを巡らせるのが面白い。

私は、橋梁の設計・計画に携わる部署に所属しています。主に担当しているのは橋の補修案件です。定期的に行われる橋の点検項目に基づき、予防的な対策も含めて、安全に長く続けるための工事を提案するのが役割です。例えば、橋が傷んでヒビが入っていれば、ボンドなどの補強剤で塞ぐなど最適な方法を考え、図面に落とし込みます。
配属から5年、最初は先輩についてお客様とのやりとりの流れ、図面をはじめとする資料のつくり方、見積もりを出すための部材や経費の計算方法などを順番に覚えていきました。3年ほど前から主担当として、お客様との打ち合わせも行っています。課題に対して適切な工法を考え、そのご提案と根拠をお客様に説明し、「これでいきましょう!」とご了承いただけた瞬間はやりがいと同時に達成感も感じます。ご提案を考える上で、参考となる実績はたくさんあり、前例から多くを学んでいます。橋が架かっている場所、長さ、幅などの条件に応じて注意するポイントはバラバラ。案件によっては使用できない素材もあるんです。正確な知識を持っていないと大きなミスにもつながりかねません。個人的には、綿密な計画を立てるのは好きで、工事中の現場の動きまで細かくイメージするようにしています。橋だけでなく周辺の環境への配慮も必要です。「機材はスムーズに入るか」「車両が入れるスペースはどれだけあるか」「どのように配置したら工事がやりやすいか」「音や振動が周りに及ぼす影響はないか」。あれこれ考えながら資料に落とし込んでいくのは楽しいです。そして、自分が描いた通りに工事が完了しているのを見ると、「この仕事に携われてよかったな」と何度でも思えます。そんな場所がどんどん増えていくのはこの仕事の醍醐味です。
今は橋の補修をメインに、先輩が担当している新設や架替の橋の設計の補助もしています。今後は、新しい橋の設計の主担当も任せてもらえるようになりたい。たくさんの人の毎日の暮らしに欠かせないものを生み出せる仕事に誇りを持って、ステップアップしていけたらと思っています。

お客様の安心と納得につながる緻密なコミュニケーション能力を磨く。

昔から土木関係の仕事に興味があり、建設コンサルへの就職を考えながら、大学で設計の勉強をしてきました。建設コンサルにも、全国展開している企業、特定の地域に根ざした企業などいろいろあります。そんな中で、私は生まれ育った地元に関わる仕事がしたいと考え、東日への入社を決めました。
入社して最初の2年半は、道路の設計を行う部署に所属。主に、市道や町道の新設に関わってきました。設計書にもとづいて過去の事例で同様のものを参照しながら、図面をおこしていく。排水溝なども含めて、どんな道にするかを考えていきます。上司と一緒に担当し、仕事の一連の流れを教わりました。
3年目の途中に橋梁の部署に異動し、今は橋の補修工事の提案に携わっています。2年目までは、お客様と上司のやりとりに同席するだけでしたが、説明や調整も任せてもらえるようになりました。自分で考えて設計していたことでも、改めて説明しようとするとなかなか難しい。筋道を立てて、意図を伝えなくてはいけません。さらに、自分の考えを主張するだけでなく、お客様の意見や先輩たちの助言も踏まえながら、より良い完成形へと近づけていくのが大切だと実感しています。黙々と設計の知識と技術を磨くだけでなく、社内外の声に積極的に耳を傾けるのが建設コンサルの一員としての成長への鍵です。今後はコミュニケーション能力をもっと高めたいと思っています。お客様と言葉を交わす機会が増えて仕事のレベルは上がりましたが、その分やりがいも増しています。私からのご提案で安心感と納得感をもっていただけるようになりたいです。また、建設コンサルの業務では、一定年数の経験と資格が必須。シビルコンサルティングマネージャーの取得も目指しています。実務経験が必要な資格なのですぐに取得はできませんが、年数を重ねるごとに資格が増え、できることが広がっていくのもこの仕事の面白さです。一技術者として認めてもらえる様に、努力していきます。

企業研究のポイント

「地元密着の建設コンサル」「公共事業を軸として安定感がある」。Webサイトを初めて見たとき、東日にそんなイメージを抱きました。けれど、実際に足を運んでみるとWebサイトだけでは伝わってこない社内の雰囲気もみえてきて、本当に自分に合う会社なのかどうかが分かる。気になった会社にはどんどんインターンシップや会社見学会等を利用し、足を運ぶといいですよ(五十嵐)

企業研究をする際、興味のある業界の企業をあれこれ見るのもいいですが、その際に「自分がなにをしたいのか」を明確に考えるのが大事だと思います。職種だけ見るのではなく、その会社の仕事内容をじっくりとみて、自分がしたいことが本当にできるのかすり合わせてみてください。東日も専門分野がいくつもあり、いろいろな可能性を感じてもらえると思います(長田)

企業の規模など数字だけでは見えてこないこともたくさんあります。私にとっては、「自分の地元で働きたい。コンサルタントとして貢献したい」と考えたとき、一番ピッタリと来るのが東日でした。学生の皆さんも、いくつもの建設コンサルを検討する中で、自分の会社選びの軸を定めて、必要な情報に目を向けるといいでしょう(吉永)

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静岡県東部を中心に、地域の大規模な土木工事に関わってきた実績もある会社です。ローカルに根ざしつつ、成長を重ねるほどスケールの大きな仕事に挑むチャンスもあります。

マイナビ編集部から

東日は静岡県東部を中心に土木工事に関わる計画・設計を提案してきた。その実績への評価は高く、2020年度は静岡県より3分野で優良事例として表彰を受けた。建設コンサルの設計者として腕を磨く上では、お手本となる先輩、参照できる前例が多数ある会社だといえるだろう。
また、この業界で働いていく上で、資格の取得について気にしている人も多いのではないだろうか。東日の先輩たちも、シビルコンサルティングマネージャー(RCCM)の取得をひとつの目標とし、各々の専門分野、担当案件に応じていくつもの資格を取っている。これらの資格については、受験料や交通費など受験に関わる費用は会社が負担し、合格時にはお祝い金も支給される。試験に向けた学習についても、外部の講座の受講、先輩による小論文の添削など、社内外からサポートしてもらえる体制がある。資格歴がものをいう仕事だからこそ、社員の成長を後押しする姿勢は安心感にもつながるはず。実践の中で経験豊富な先輩たちに学びながら、一歩ずつ着実に実力をつけられる環境が東日にはあると感じた。

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設計、測量、調査など、それぞれの携わった部署においてプロフェッショナルを目指してください。各分野の一流が連携し、スピード感のある仕事ができる組織です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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