最終更新日:2024/7/11

ダイキンHVACソリューション中四国(株)

業種

  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • 設備工事・設備設計
  • 商社(その他製品)

基本情報

本社
広島県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

あらゆる空間に“いい空気”を。営業・技術の強力タッグで販売代理店様をバックアップ

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『ダイキン』ブランドを支える、営業&技術職の飽くなき挑戦

空調分野で高いシェアを誇るメーカー直系の販売会社として、中四国9県にビジネスを展開する『ダイキンHVACソリューション中四国』。空気に付加価値を与える仕事の面白さを先輩社員に伺った。

【技術】鉤流 貫人さん(写真左)
HVACソリューション技術部 技術G 高松技術課
2017 年入社/島根大学 総合理工学部物質化学科卒

【技術】福島 友梨香さん(写真右)
HVACソリューション技術部 技術G 岡山技術課
2021年入社/東京都立大学 大学院システムデザイン研究科 電子情報システム工学域

【営業】池宗 龍之介さん(写真中)
岡山支店 営業3課
2018年入社/高知工科大学 マネジメント学部マネジメント学科

だから面白い!仕事の醍醐味、ココにあり!

過去には100台以上を導入する大規模な公共施設の設備導入に携わったことも。設計から稼働まで数年がかりの大型案件をやり遂げた達成感は大きいです。(鉤流さん)
補助金の有無で設備更新の可否が決まる案件も多く、補助金受給のために商品スペックや制度情報、設置環境を見渡し、どう構想を立てるかも腕の見せどころです。(福島さん)
先日行った新築マンションの入居者向け販売会では、代理店様と協業し通常の3倍以上の売上げを達成。仕事の成果を数字で実感できる醍醐味は営業職ならでは!(池宗さん)

【技術職】多彩な設備と多様な環境をマッチングして、“一品一様”の導入スキームを構築

当社の空調設備を導入いただくユーザー様は、公共施設から民間企業のオフィス、工場、医療・福祉施設まで幅広く、建物の用途や規模も異なれば、ユーザー様が抱える課題もさまざま。工場内では熱中症対策、事務所なら省エネ・省コストなどの要望が多く、また、老健施設などでは特に感染症対策のニーズが高まっています。その多種多様な空間・課題に対し、事前の現地調査や最適な課題解決プランをご提案するのが、技術職である私の最大の役割。ご提案の最前線に立つ営業職を介し、設置後の空調効果シミュレーションやランニングコストの試算結果などを資料化してお届けし、より意義ある設備導入をサポートしています。

私たち技術職は、商品や補助金制度にかかわる専門知識や最新情報の発信源でもあります。そのため、新商品の仕様・スペック、補助金制度に応じた効果的な提案スキームを構築し、営業職や販売代理店様に技術指導や提案支援を実施。必要に応じて営業担当者に同行して、より技術的な説明・提案をさせていただくことも少なくありません。その際に心がけているのは、こちらの提案を一方的に押し付けるような提案はしないこと。設備の効果的な導入は、ユーザー様の十分な理解と納得あってこそ。そのため、できるだけ具体的に説得力のあるご説明を行うよう心がけています。

私が大切にしているのは、自分の頭で考える力。例えば、省エネ効果を訴求する設備であっても、そもそも機器自体が施設規模に対して過度に高額なものであれば、ユーザー様が期待する総合的なコストパフォーマンスは実現できません。主なユーザー要求は同じでも、その背後に隠れた課題や詳細な要望は千差万別。ユーザー様ごとの意図をしっかりとくみ取るのはもちろん、専門知識やこれまでの経験を踏まえて最適な技術提案を導き出すためには、自分の頭でしっかり考えることがとても大切なのです。そのため、後輩の育成にも携わる現在は、業務上分からないことや困ったことがあれば丁寧に相談に応じつつも、「質問する前にまず自分の頭で考えてもらう」ことを徹底。日ごとにたくましく成長する後輩たちを見守りながら、私自身もますます頼りがいある技術職に飛躍したいと思っています。(鉤流さん)

【技術職】設備更新のハードルを、知識と技術と情報力で乗り越える難しさと面白さ

コロナ禍中に始まった私の就職活動。進学先の東京では企業イベントが軒並み中止になり、もともと志望していた企業も採用活動を中断。在籍した大学院の研究室も長居しにくい状況が続いていました。それでやむなく岡山の実家に帰省したのですが、それが思いもよらず行き詰まった就職活動を進めるきっかけになったのです。地方での暮らしに何ひとつ不自由を感じず、「これならば、あえて東京で就職する必要はない」と気づき、Uターン就職を軸に就活を再開した私が、地元の合同説明会で出会ったのが当社。大学時代の学びと直接的なつながりはない分野でしたが、思い切って応募し無事内定を獲得。現在は、空調設備の更新や新規導入に際した調査や設計、技術提案業務などに携わっています。

そんな私が現在メインで携わるのは、補助金を活用した設備更新案件。通常の設備更新との最大の違いは、「このタイミングで設備更新しなければ受給対象にならない」という時期的な制約が伴うこと。補助金受給条件である省エネ基準を満たすため、追加で付帯サービスが必要となるケースも少なくありません。さらに、補助金の種類によっては、導入後の決められた時期にその成果を報告しなければならなかったり、更新機器の廃棄の際に許可が必要になることもあります。規定の基準やルールに逸脱すれば受け取った補助金の返還義務が生じる恐れもあるため、より緻密なプランニングが欠かせません。プレッシャーは小さくありませんが、その分やりがいも絶大。補助金活用の流れの説明やその後の継続的な調査を通じて、自分のプランニングの成果を実感でき、ユーザー様の喜びの声に直接触れられるのがこの仕事の醍醐味です。

今年4月末に地元・岡山の拠点に異動するまでの2年間は高松技術課に勤務していましたが、当社では転勤はあっても中四国エリア限定。定期的に実家に帰省できる距離であることに加え、家賃も高松では寮使用料の月額9000円のみでした。仕事のやりがい、面白さもさることながら、長く安心して働き続けられる環境のよさも、さらなる成長へのモチベーションにつながっています。(福島さん)

【営業職】既存の代理店様のサポートから、新規販路の開拓まで。挑戦の舞台はさらに大きくなる

地元で就活中だった私が当社を志したのは、ネームバリューの高さと充実した福利厚生に惹かれたから。もともと営業職に挑戦したいと考えていたので『ダイキン』のブランド力は強力な後押しになるはずですし、会社説明会では「働く環境をより良くしたい」という企業姿勢も感じとても好印象だったのを覚えています。

現在は、当社製品を取り扱う卸店や設備工事会社、工務店などに対し商品の魅力を伝え、ユーザー様の受注につなげる営業を中心に行っています。空調機器の取扱い実績豊富な代理店様とは言え、公共・民間のオフィスや工場、施設などさまざまなユーザー様に、専門的かつ効果的な導入プランをご提案いただくのは容易ではありません。そのため私たち営業部隊は、空調機器や新商品などについて勉強会を開催したり、補助金情報を発信するなど必要に応じて当社技術職とも協力し、代理店様のフォローに努めています。

メーカー営業ならではの多彩な知識やノウハウをベースに、設備更新だけではなく、まっさらな空間の空調環境をゼロから提案できるのは、この仕事最大の醍醐味。さらに当社には機器や空調プラン設計における専門的かつ広範な知見を持った技術者が揃い、何棟もの建物をカバーするような規模の大きな案件や難易度の高い設備、複雑な補助金制度に関するご相談に素早く対応できるのも大きな強みです。設備導入のプラン設計を担う技術職から、より有意義な技術提案、より効果的なプランニングを引き出すためにも、代理店様やユーザー様から丁寧に情報・要望を吸い上げるよう努めています。

私たちのよりよい提案の実現に技術職がなくてはならない存在であることは言うまでもありません。とは言え、ご提案の最前線に立つのは私たち営業職。当社の営業部隊は、もともと空調とは縁のない企業に空調設備の取扱いを働きかけたり、新築マンションの購入者向けのオプション設備の販売会に参加するなど、常に販売チャネルの拡大にも取り組んでいます。ブランド力や技術力の後押しを受けつつも、ご相談いただいた案件はできる限り自分の力で完結できるよう、さらなる知識・ノウハウの補完に努めていきたいと思っています。(池宗さん)

企業研究のポイント

企業研究をする際に、その企業で大学時代の学びが活かせるかどうかはとても気になることでしょう。ですが、実務で学生時代の専門知識やスキルが直接活かせるケースは稀で、なかでも当社が扱う空調設備・機器については専門的に学べる場はなく、全員がゼロからのスタートです。そこで当社は独自の人材育成プログラムを通じ、あえて若手に裁量の大きな仕事を任せ、挑戦する意欲を引き出す育成方針をとっています。先輩たちも自ら成長しようとする後輩たちには手を差し伸べ、成長を手助けする社風が根づいています。

日進月歩の技術・製品を扱い、多様なニーズに応える当社において、現状維持を良しとせず、挑戦し続ける姿勢は不可欠です。

当社が挑戦を重視するのは、業務上の理由だけではありません。前向きな挑戦を通じて培われる心の豊かさ、支え合える仲間の存在は、さらなる未来へのかけがえのない財産となります。仕事は単に生活の糧を得る場ではなく、人生の舞台そのもの。私たちは170余名の人生を支える組織として、その成長と活躍を後押しし、その先の豊かな人生にも寄与したいと考えています。

学生の皆さんは、学生である今のうちに、挑戦・成長の第一歩として「最後までやり切った」と言えることを経験してください。何かをやり切った経験のある人は、大きな壁にぶつかったときも粘り強く高みを目指し続けることができるからです。

管理部長/人事責任者 野地 由起子

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経験の浅いうちから十分な裁量を与え、そのチャレンジを全力で支援するのが当社の人材育成スタイル。先輩に学びながら、自分なりの目標に向かって挑戦できる環境です。

マイナビ編集部から

地球温暖化や感染症の流行、光熱費の高騰など、快適かつ効率的な空調環境へのニーズは年々高度化・多様化し続けている。『ダイキン工業』をはじめとするメーカー各社は当然商品開発にしのぎを削るが、どれほど高度な機器を揃えようとも、適材適所の活用なくしてはせっかくの高性能も水の泡。建物の規模・構造から主要な用途も違う現場で空調環境を最適化するには、それぞれのユーザー様に合わせた導入プランが絶対不可欠だ。そこで活躍するのが『ダイキンHVACソリューション中四国』。技術職・営業職一丸の緻密なプラン提案を強みに、公共施設から事業所、工場、一般家庭にいたるまで、あらゆる空調環境の改善に寄与している。

同社の最大の強みは、前向きな挑戦を応援し、失敗に手を差し伸べ合う独自の文化だ。ユーザー様にとって最適な提案とその実現には、常に失敗のリスクが伴う。それでも果敢に挑み続けられるのは、挑戦すること自体を歓迎し、ミスすらも受け止めてくれる環境があるからなのだろう。「困っていることがあれば誰からともなく力を貸してくれる」と話すのは、技術職3年目の福島さん。一方で、与えられる裁量は大きいのでやり遂げたときの達成感・手応えは大きく、さらなる挑戦への原動力になっているという。

「与えられた仕事を淡々とこなすのではなく、誰も経験したことのない仕事に挑戦したい」。そんな方にとって、これほど可能性に満ちた舞台はないと感じた。

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『ダイキン』製品のブランド力もさることながら、技術力と提案力、そして何より挑戦を後支えする強力なチームワークが、40年にわたる確かな成長・発展の源泉だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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