琉球セメント(株)

セメントの製造工程は、原料、焼成、仕上げの3つの工程に分かれています。私は原料工程担当として、業務に取り組んでいます。原料工程の役割は、セメント原料の受入れ、調合、粉砕を行い粉末原料を生産することです。粉末原料をつくるために必要不可欠な設備が原料ミルで、私たちはその維持管理に努めています。近年は省エネを目指して、設備の改善や調査にも積極的に取り組んでいます。

工場内の機械や設備の保全業務を行っています。工場の安定操業のために、日々機械・設備の点検や補修を行っています。また、私の担当は電気係のため電気回路の設計や製作、工場の電力予算作成や電力差異分析なども行っています。

学生時代は電気関係の研究をしていましたが、就職活動にあたっては特に業界を絞ることなく企業研究を行いました。また、私は沖縄出身で地元に貢献したい思いもあり、沖縄で就職活動をしました。琉球セメントの工場見学に参加した際、工場の規模や地域循環型社会に貢献していることを知り感動致しました。また、今後一層の伸びしろがある業界ということを知り、私も会社の一員となり社会に貢献したいと思い入社を決めました。

琉球セメントの自慢は創業当初から現在まで沖縄県内唯一のセメントメーカーということです。創業年数が65年と長く沖縄県内でも歴史のある企業です。また、琉球セメントの魅力は地域循環型社会に貢献していることです。琉球セメントの工場では廃棄物利用技術を用いて、多様な廃棄物を受入れし、セメントの原料や熱エネルギー源として利用しています。そのため、世の中のゴミを減らしながらセメントを生産しているため、地域循環型社会に貢献しています。