最終更新日:2025/4/22

(株)スタッフサービス・ホールディングス

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本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社会的意義を感じながら、自分自身も輝ける環境がここにはあります

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「チャンスを。」の理念のもと、人材業界で活躍する若手社員たち

「チャンスを。」という経営理念のもと、年間約10万人の就業者と約5万社の企業の雇用を支え続けるスタッフサービス。人材サービス業界で活躍中の3名の先輩に、気になる仕事の内容などを伺いました。

【写真左】
鶴田 航さん/2024年入社、教育人間科学部卒
エンジニアリング事業本部 東京BL(ブロック) 西東京TC(テクニカルセンター)所属

【写真右】
川上 紘洋さん/2023年入社、教育学部卒
首都圏オフィス事業本部 東京BL 秋葉原オフィス所属

【写真中央】
鈴木 南菜さん/2022年入社、経営学部卒
エンジニアリング事業本部 HRセンター 採用推進グループ所属

私はスタッフサービスの「ここ」が好き!

入社1年目で先輩に囲まれていますが、皆さんかなりフランクで話しやすい方ばかり。困り事もすぐに相談できますし、会話が弾んで盛り上がることもしばしばです。(鶴田さん)
キャリアに関係なくチャンスをもらえて、上を目指せる社風です。実力もそうですが、やる気やモチベーションの部分を一番に見てくれる点がすごく好きですね。(川上さん)
一緒に働く人たちの人柄です。明るくてポジティブな人が多いですし、どの上司も下からの発信を吸い上げてくれるので、のびのびと仕事ができます。(鈴木さん)

関わる全員が笑顔になる「ポジティブな場」作りが目標。早い段階で独り立ちして成長を実感しています

昔から人を楽しませて笑顔を見ることが好きで、そのための準備に時間を費やすのは苦にならないタイプでした。求職者が思い描くキャリアに近づけるような仕事を紹介して、就業につなげる。企業が求める人材を紹介して、ビジネスの発展に貢献する。自分が介在することで、双方が笑顔になる「ポジティブな場」を作りたい。これが、私が人材サービス業界を志した理由です。

当社の人材サービス事業は、「事務職」「技術者・ITエンジニア」「医療・介護」「製造」の4領域に分かれています。私が所属するエンジニアリング事業本部は、技術者・ITエンジニア領域。入社後、1か月間の導入研修を経て配属されました。仕事の流れを先輩と同行して覚えて、6月からは独り立ちして動いています。取引先企業や就労中のスタッフさんのフォローをしていますが、まだ既存の受け持ち件数が少ないので、新たな取引先開拓のための架電業務も行っています。これまで取引がなかった企業にかけた電話がきっかけで案件を依頼されて、スタッフさんの就業に結びついた時は、「自分の力で結果を出すとはこういうことか」と感動しました。

最近は、スタッフさんが「鶴田さんのおかげでやりがいのある仕事に就けた」と言ってくれたり、企業様にパートナーとして頼ってもらえたりと、手応えを感じる場面も増えてきました。自慢するようですが、実は上半期のグループ別契約数ランキングで全国1位になりました。受け持ちのスタッフの人数でグループ分けがあり、私は1番下のグループですが、頑張った成果が評価されて励みになっています。

当社では、企業に対するアプローチや、スタッフさんとの人間的な部分での向き合い方などを、早い段階から独り立ちして身に付けることができますので、成長するにはうってつけの環境だと思います。スタッフさんに対しては一人ひとりの話をできるだけ聞いて、不安があれば解消するために精一杯動いています。それぞれの価値観を尊重しつつ、当社としてどう提案していくべきか、そのバランスを勉強しているところです。
(鶴田 航さん)

入社2年目でリーダーに。クライアントやスタッフさん、メンバーとの関わりから大切なものを学んでいます

もともと教員志望でしたが、途中から一般企業での就職に進路を変更しました。人材業界を選択したのは人と関わる仕事をしたかったからです。私が所属している首都圏オフィス事業本部は、オフィスワーク全般を担当する事務職領域です。基本的に既存や新規のクライアントとやり取りをしてオーダーをいただき、ニーズに合う人材を紹介して、その後のフォローをするのが営業職の仕事です。

入社2年目の2024年7月にはメンバーを2人抱えるリーダーに昇格しました。キャリアの浅い段階からチャンスをもらえるのは当社の特長ですね。メンバーの進捗管理をしたり、トラブルがあった際に一緒に対応したりするのがリーダーの役割です。心掛けているのは、メンバーのモチベーションを保つことです。それぞれの性格に合わせて言葉遣いや表現方法を工夫しており、誰かの役に立つことでモチベーションが上がるメンバーには「こういうことをしてくれると助かるな」という言い回しをしますし、数字に対する目的意識が強いメンバーには、「ここまでやったらすごいよね」と具体的な数字目標を設定してあげたりします。最近、自分にとってのやりがいは、人の成長を見守ることだと気づきました。リーダーと教員の役割はどこかで重なるような気がしますね。

クライアントはさまざまな条件の人材を希望しますが、特に外せないポイントは何かを意識しながらヒアリングを行っています。当社が持つリソースを勘案しながら、時にはクライアントが希望する条件とは別のスキルやポテンシャルを持った人材を提案する場合もあります。大切にしているのは、クライアントにもスタッフさんにもスピーディーに対応すること。というのも、実は1年目はスタッフさんからのクレームが多く、あまり良い関係を構築できなかったという後悔があるんです。理由を考えるうちに、スタッフさんから連絡が来た時に自分のレスポンスが遅かったと思い至りましたので、この点を意識してレスポンスを早めるようにしてからは良好な関係を構築できるようになりました。メンバーやスタッフさんとの関わりから学んだのは、人によって大切にしているものは違うということ。共感力は、この仕事をする上で大事な資質だと思います。
(川上 紘洋さん)

念願の企画職に異動。自分の考えが形になって、会社の利益につながることに、充実感を覚えています

経営学コースで「人が働く」ことに関する勉強をしていたこともあり、雇用に直接的に関われる人材業界に魅力を感じて入社しました。面接時に当社の採用担当者が、「鈴木さんなら営業として派遣スタッフさんに寄り添いながら、企業の担当者さんとも信頼関係を構築して活躍できる」と言われたのが印象的で、自分が働くイメージをつかみやすかったですね。将来的に企画職に挑戦したいと伝えると前例を示してくれたので、キャリアプランも思い描けました。

入社後はITエンジニアを専任で担当するエンジニアリング事業本部で営業職として働いていましたが、2024年7月、同じエンジニアリング事業本部の採用促進グループに異動しました。念願の企画職です。当社には、社内公募制度とキャリア自己申告制度という異動希望制度があります。私も数年後に挑戦しようと考えていましたが、今回の経緯は違います。新しい採用チャンネルを作るので一緒にやらないかとお誘いを受けたんです。半年に1度行われる、自分のキャリアイメージを明確にする「Will-Can-Must面談」で、企画職にチャレンジしてファンマーケティングをやってみたい、と話したことが上層部まで伝わり、異動が実現したと聞いています。早い段階で思いを汲み取ってもらえたことに、正直、驚きました。

今の部署は、エンジニア領域の常用型派遣の募集を増やすためにさまざまな施策を行っています。私は各種SNSの運用、求人媒体に掲載する広告の運用、エンジニア社員が入社後のイメージをつかむためのロールモデル記事の発信などを担当しています。目下の目標は、SNSを使った応募促進を軌道に乗せること。まだ走り始めたばかりで、日本語版と外国籍の方向けのグローバル版を、設計段階から準備して進めているところです。

今の仕事の魅力は、自分が考えたことが形になり、ひいてはそれが会社の利益につながっていくこと。充実感があり、頑張ろうと思えますね。ファンマーケティングを突き詰めることで当社を好きになってもらう人が増えるように、日々企画を考えています。楽しく明るく元気に仕事に向き合い、一緒に働いているメンバーや上司に、良い影響を与えられる人になりたいですね。
(鈴木 南菜さん)

学生の方へメッセージ

企業選びの判断ポイントは人それぞれあると思いますが、何を大事にするかという「芯」をしっかり作って、それを叶えられる環境を選んでほしいですね。私が芯にしていたのは、人と直接関わって笑顔を見られる環境でした。今はまさに、望み通りの環境で仕事ができています。就業が決まって喜ぶスタッフさんの姿を目にすると、自分までうれしくなります。
(鶴田さん・写真中央)

大学4年生の5月までは教員になるつもりだったので、あまり就職活動には明るくない自覚があります。アドバイスできるとしたら、学生のうちにさまざまな分野の企業を知っておく方が良いということでしょう。社会人になると、そういう機会は少なくなります。説明会やセミナーを利用して、興味がある分野の仕事や職場の雰囲気にぜひ触れてみてください。
(川上さん・写真右)

私は就活中、自分の良い点をアピールして、なんとか会社に評価されて内定を得たいと思っていたのですが、自分が楽しく働ける会社を選ぶのが本来の就活だと、採用方面に携わって思うようになりました。会社から選ばれるためにどうすべきかではなく、自分にとって何が大事なのかを考えてほしいですね。良い会社との出会いはその延長線上にあると思います。
(鈴木さん・写真左)

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お互いの良い点を認め合い、困っている人がいれば手をさしのべる。人材業界ならではの共感力とコミュニケーション力は、社員同士の間でも自然に発揮されている。

マイナビ編集部から

「チャンスを。」という言葉を企業理念に掲げて、事業を展開しているスタッフサービス。同社が目指すのは、単なる人材サービス事業にとどまらない。年齢がネックになり仕事が見つからない人、介護や子育てなどで時間的制約がある人、未経験ゆえに仕事をするチャンスをつかめずにいる人、就業手続きが煩雑な外国籍の人、障がいのある人など、「働きたくても働けない」人たちを労働市場に参画できるように注力し、支援している。その取り組みは、少子高齢化が加速する日本の働き手不足を解消する手段としても有効なはずだ。シンプルでありながら力強い「チャンスを。」という言葉に、込められた思いが伝わってくる。

「チャンスを。」は、社員に向けた言葉でもあるのだろう。同社ではキャリアの浅い社員でも活躍できる環境が整っている。今回インタビューに応じてくれた3名は、年次も所属部署も異なるが、それぞれが巡ってきたチャンスを生かして活躍している。1年目でグループ別契約数ランキング全国1位になった鶴田さん、2年目でリーダーを任された川上さん、3年目で念願の企画職への異動が叶った鈴木さん。営業職として活動する中で、対人スキルが磨かれたと実感している点も共通していた。社会的な意義を見出しながら、自分自身のキャリアアップやステップアップを叶えられる環境。取材を通して、同社の魅力をまた一つ発見できた気がする。

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東京都千代田区にある本社のエントランス。スタッフサービスは1981年に創業し、2007年にリクルートと経営統合。国内の人材派遣事業で存在感を示し続けている。

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