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最終更新日:2025/2/5
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大学院で金属材料工学専攻の青山さん。書道の腕前があり自宅には「自覚と責任」の書を貼って意識を高めている。開発の面白さだけでなく働きやすい社風も魅力だと語る。
■原料から製品化まで一貫して自社生産する数少ない企業当社はユニークな特徴を持つファインセラミックスの総合メーカーです。その特徴とは原料の仕入れから配合、成形、そして出荷にいたるすべての工程を自社で一貫していること。このような企業は国内では数少ないです。具体的には原料を配合し、プレス・切断・穴あけなどの各種成形を行い、焼成や研磨などを加え、できあがった製品を検査・管理して出荷します。お届けする先は自動車メーカーや家電メーカー、医療機器メーカーなど。顧客の業種が幅広いのは、当社が多様で高品質の製品を50年以上にわたって納めてきた実績と信用があるからです。皆さんが家電量販店で目にするヒット家電の中にも当社のセラミックスが使用されています。■成果を形にできる。ファインセラミックスの開発という仕事私は開発課の一員として顧客から依頼されたセラミックスの開発を行なっています。例えば顧客からこの形に焼き固めてほしいと依頼された場合、成分分析から始め様々な試行錯誤を経て形にします。やりがいを感じるのは成果物として形にできた瞬間です。様々な改良で以前よりも強度がアップしたり、歩留まり率を高めることで当社の生産性に貢献できたときも喜びは大きいです。大学院時代と大きく異なるのはコストへの意識。新しく開発に取り組んでも結果が得られない場合には、別の仕事もたくさん控えているため、どこかで見切るタイミングが必要です。その見極めは難しいですが、それでも自分の仕事の結果を具現化できることは本当に楽しいです。■自分のペースで仕事ができる社風は開発者向き私は少し独特な就活をしました。大学院では金属材料工学を専攻しセラミックスが研究対象で、その知識を活かせる企業を探しました。当時、当社は就活サイトなどで募集を行っておらず、メールで「採用していませんか?」と問い合わせ、今ここにいます。ちなみに大学院時代の知識はおそらく数%しか役立っていません(笑)。メーカーはそれぞれに環境が異なるため当然ですが、周期表を把握していれば十分活躍できる可能性があります。仕事も自分のペースで進められる自由でアットホームな社風です。今後の目標は自覚と責任を持って3年越しで取り組んでいる某開発を成功させること。そして受注だけでなく当社の強みを活かした自社製品も開発していきたいです。(開発課 青山貴一さん)
各種セラミック製品の開発・製造・販売。
男性
女性
<大学院> 千葉工業大学、東海大学、日本大学 <大学> 神奈川工科大学、湘南工科大学、千葉工業大学、東海大学、日本大学