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最終更新日:2025/7/25
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部署名前橋種雄牛センター 業務第一課
主に黒毛和種、ホルスタイン種の凍結精液および体内体外受精卵の販売及び利用促進を行っています。乳用牛飼養頭数、生乳生産量ともに北海道に次いで第2位の栃木県を担当しており、黒毛和種においても有名な種雄牛を数多く輩出している畜産業の盛んな件です。毎週出張をしており、営業車に凍結された精液などを積み込みます。主に都道府県指定の窓口団体と精液の配布を行いますが、時には農家さんの庭先に出向いて精液の配布を行うこともあります。最近では精液販売だけでなく、種雄牛を作るための計画交配や和牛ゲノミック評価に関する講演会を行ったりしています。
主な業務として凍結精液の販売をしています。もちろん月末に販売本数や販売金額、それに対する前年度比をというノルマのようなものが出てきます。本数金額ともに前年度を超えていると「今月も頑張った。来月も頑張ろう」と感じます。また新規顧客や他社からのシェアをとった時には何よりもやりがいを感じます。一つの県を一人で担当することはとても大変で、泣きながら仕事をした時期もありました。何十回、何百回と転職を考えましたが、農家さんに慰めてもらい支えられて今の自分がいると感じています。「自分たちが儲かるためには農家さんを儲けさせる」畜産情勢が良くないという現状の中で、事業団の商品を使いどうやれば農家さんが儲かるかだけを考えて営業をしています。以前は福島県も担当をしていましたが、担当を外れる際に「奥野には本当に儲けさせてもらった。ありがとう」と言ってくれた方がいました。その言葉で自分に自信が持てました。今は栃木担当ですが同じよう思ってくれる方が一人でもできるようにさらに頑張っていきたいと思っています。
在学中に神奈川県の酪農家でアルバイトをしており、凍結精液の販売には非常に興味があったため事業団含め関連会社に4社就職活動を行い、3社内定をいただきました。いずれも魅力的な会社でしたが、事業団に決めた理由は「種雄牛造成に携わることができる」「乳牛だけでなく黒毛和種についても知識を深めることができる」「企業力」。この三つが主な理由です。実際に入社してからはそれまでの狭いホルスタインの知識だけでなく、ホルスタイン、黒毛和種ともにとても広い知識を学び販売につなげることができています。
私の部署はほとんどの営業が出張に出ているため、あまり職場の雰囲気が良いのかわかりませんが気になったことを聞いたり発言しやすいため悪くはないと感じています。コロナで少なくはなりましたが会議などで上司の話し方や立ち振る舞い方を見ると非常に参考とする場面が多く、いつかは自分もこうなりたいとやる気が出るような職場です。
コミュニケーション能力の高い人。県の方々、窓口団体さんや農家さんなどいろんな方と話すことが多いです。緊張感を持ちつつもそれを楽しいと思える人。