最終更新日:2025/4/21

ゆうき青森農業協同組合【JAゆうき青森】

  • 正社員

業種

  • 農業協同組合(JA金融機関含む)
  • 共済

基本情報

本社
青森県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

日本の農業を支える生産者と共に。地域に必要とされる存在であり続けることが使命

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農家に寄り添いながら自分も成長できる仕事がここにある!

営農指導・販売事業、購買事業、信用事業(JAバンク)、共済事業(JA共済)と多角的に事業を展開するJAゆうき青森。生産者と共に歩み続ける社員3名に、仕事のやりがい、目標を伺った。


・荒川 紗登子(天間林営農センター営農購買課/2008年入組)

・船橋 侑斗(らくのう営農センター 畜産営農課・2016年入組)

先輩職員の横顔

4年に一度、うるう年に七戸町で開催している229フェスティバルのキャラクターを考案しました。天間林地区の特産品であるにんにく祭りを盛り上げる一助になっています。
乳牛一頭一頭の個体を把握するための個体識別番号を間違えないように気を付けています。細かいことですが、乳牛の生育に関わることなのでWチェックは基本です!

農家を支える「お母さん」たちに寄り添いながら、地域農業を活気ある職業に!

日本の基幹産業の一つである農業は、生産者によって支えられています。近年では農業法人による大規模経営も進んでいますが、私たちが普段食べている米や野菜、肉などその多くは家族経営の農家さんによって育まれています。JAの一員として、消費者として、生産者の一番の理解者でありたいと常に考えています。

私の仕事は、ラジコンヘリによる農薬散布のスケジュール管理や取りまとめ、そして農家のお母さんを中心とした部会「女性部」の事務局です。約90名ほどが在籍する部会は、農作業や家事などで忙しい農家の女性に、さまざまなイベントを通して楽しんでもらことを主な目的としています。料理教室や手芸教室、日帰り研修旅行など年間を通してさまざまなイベントを行なっており、笑顔で楽しんでいる姿を見ることがやりがいにつながっています。事務局として取りまとめることが主な業務ですが、女性部のみなさんは率先して役割を担ってくれたり、片付けども効率よくやってくれます。本当にみなさん働き者なんです!また、人生の大先輩でもあるお母さんたちの言葉にはいろいろな気づきがあり、自己成長にもつながっていると感じます。

女性部発足のきっかけは、まだスーパーやコンビニなどがなかった時代、自分達が作った農作物を庭先で販売したり、冠婚葬祭など農家のお母さんたちが料理を作って提供していたことにあると聞きます。その文化は今も継承され、よもぎ団子などを作って販売。手作りの味は多くの人に喜ばれています。地域の食文化を伝えることもまた、女性部の大切な役割です。

コロナ禍により活動が制限されていましたが徐々に緩和され、女性部会にも以前のような活気が戻りつつあります。今後は体力づくりの一環としてダンス教室などを開催し、その成果を発表できる機会を設けたいと考えています。
(荒川 紗登子/天間林営農購買課)

目指すは酪農のスペシャリスト。命と向き合う責任ある仕事を後輩たちに伝えたい

2016年の入組以来、主に乳牛を担当してきた私は漁師の家庭で育ち、酪農経験はゼロ。当然のことながら最初はわからないことばかりで、上司や先輩、何より農家さんによって育てていただきました。仕事内容は酪農家さんのもとに出向き、搾乳した乳牛の成分分析をもとに営農指導を行います。データに基づき、粗飼料や濃厚飼料などの配合を変えたり、牛の健康状態、牛舎の環境などについてアドバイスをします。とはいえ、経験値や知識は農家さんの方が豊富です。それぞれにやり方があり、マニュアル通りにはいかないことがほとんど。そうした中、指導員として対話するのは難しいと感じることもあります。農家さんの意見を尊重した上でアドバイスをすることを大切にしています。

乳牛は毎日搾乳するため、酪農家さんは休みがほとんどありません。近年は後継者不足から離農する方も多く、地域農業の発展のためにも人材育成は急務と感じています。JAでは農家さんが冠婚葬祭や旅行などで留守にした時も、牛の世話を安心して任せられる「酪農ヘルパー」という制度を設け、少しでも負担を減らす取り組みをしています。乳牛の高品質化や安定供給だけでなく、今後は人材確保も必要な業務になっていくことでしょう。

酪農や畜産は命と向き合う仕事です。入組から6年が経ち、教える立場になった今も、その思いを常に抱きながら仕事に向き合っています。後輩の中には自分のように酪農経験ゼロの人もいます。自身の経験を伝えることで後輩育成にも力を入れていきたいです。

JAにはさまざまな部署がありますが、まずは酪農のスペシャリストになることが目標。農家さんの指導を仰ぎながら知識を深め「船橋さんに相談して良かった」と言ってもらえるような指導員になりたいです。
(船橋 侑斗/らくのう営農センター 畜産営農課)

学生の方へメッセージ

世の中に数多く存在する企業の中から選社し、企業を研究するのは、学生にとってなかなかの労力になります。しかし、少しでも興味があり、気になる企業があればまずは情報収集することをおすすめします。その中から自分が企業に求める条件にマッチする企業を絞り込み、深く掘り下げることで自身がどんな会社でどんなことをしたいかを具体的にイメージしてみましょう。そのイメージが具体的であればあるほど入社後のミスマッチを防ぐことができるのではないでしょうか。例えば当組合のように、農業の指導や販売から信用事業まで幅広く取り扱う総合事業なら、ひとつの企業にいながら様々な職を経験するチャンスがあります。

ここ数年で日本国内のみならず、世界情勢は目まぐるしく変化しています。そうした中、変化に対応できる企業であるかを見極めることも企業研究のポイントになるでしょう。企業の一員として長く働けることは安定した人生もつながります。ホームページや会社概要などをで情報を得た後は、ぜひインターシップた会社訪問などに積極的に参加し、自身の目と直感を信じて、企業ととことん向き合ってくださいね。
(人事担当一同)

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冷涼な気候を活かし、国内トップクラスの長芋、ニンニク、葉つきこかぶなどの他、米の栽培が盛ん。また、生乳、肉牛などの酪農・畜産の産地としても発展し続けている。

マイナビ編集部から

4つのJAが合併し、2010年に誕生したJAゆうき青森は今年で12年目を迎える。営農指導・販売事業、購買事業、信用事業(JAバンク)、共済事業(JA共済)と多岐に渡る業務で総合事業を展開する業態は、自分に合った仕事、働き方を見つけることができる環境だ。日本の基幹産業である農業を支え、生産者と共に歩み続けるJAゆうき青森は、農家のみならず、地域住民にとっても頼られる存在である。地域に貢献したい、社会の役に立ちたい。そうした志を持つ人にとってはまさに理想の環境だ。

印象的だったのは3名の先輩社員が語った「農家を守る」という力強い言葉だ。それぞれの業務内容は異なるものの、根底にある情熱は同じであることが伺える。この思いこそがJAゆうき青森を表していると感じた。職員の中にはIターン、Uータン者、都市部からの入組も多く活躍している。自然あふれる豊な風土のとアットホームな社風の中で、自分らしい働き方を見つけてみてはいかがだろう。

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組合員の暮らしの寄り添うことをも木的とした多角的な事業内容はJAならでは。さまざまな仕事を経験することは自己成長にもつながっている。

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