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最終更新日:2024/11/15
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「“人づくり”は最重要テーマの一つ。若手にもどんどんチャンスを与え、テーマやミッションのもと、自由闊達に議論してもらっています」と語る田中社長。東京大学工学部卒
創業110年を超える当社の紙管づくりの歴史は、それまで輸入品に頼っていた紡績紙管の国産化に成功し、多くの紡績会社に供給したことに始まります。以来、高度化、多様化するニーズに応え、合成繊維から最先端の炭素繊維、さらには紙やフィルムなどの領域においても、世界最高峰の紙管を求めて技術開発をしてきました。その結果、今や、電気自動車などでも使われるリチウムイオン電池や、デジタル製品に欠かせない半導体など、最先端分野の製造工程でも当社製の紙管が使われるなど、日本のものづくりに“なくてはならない存在”になっています。紙管は言うまでもなく、繊維や紙、フィルムなどを巻くための紙製の芯のことですが、その用途によって要件は異なり、開発には高度な技術が求められます。例えば、当社が開発したクリーン紙管は光学や食品・薬品など、異物混入が許されない領域で使われるもので、紙粉の発生を抑える特殊な加工がしてあります。これにより、紙管ならではの使いやすさと低発塵性とを両立した、いわば“紙管を超えた紙管”を実現しています。ほかにも将来を見越し、再利用が可能な環境に配慮したグリーン紙管を開発したり、さらには樹脂製の管づくりもすでに進めています。もちろん繊維用においても、新幹線並みのスピードで回転する中で、糸をしっかりとキャッチするための独自の溝構造と、高い強度、繰り返し使える耐久性など、他社にはない高品質で高いシェアを堅持し続けています。実はこうした田中紙管オリジナルの溝加工や磨き工程などに使われる生産設備も独自で開発し、海外にも輸出しています。世界の紙管づくりの現場では“タナカスタイル”がスタンダードとされ、さらに台湾では、磨き工程で使う金型そのものが“タナカ”という名称で浸透しているほどです。最近では、コンビニの店頭に並ぶパンの焼き型として紙管を使いたいと発注いただいたことも。皆さんのより身近なところでも田中紙管の存在を感じていただけるのではないかと思います。今後も日本のものづくりのイノベーションを支える存在であり続けられるよう、海外の最新情報もキャッチしつつ、チャレンジを重ねていきたいと思います。
役員4名中、女性1名 管理的地位にある者19名中、女性0名 (※管理的地位にある者は、本社管理職及び工場長の人数)
<大学> 東京大学、京都大学、大阪大学、大阪公立大学、信州大学、愛媛大学、山梨大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、日本大学、大阪工業大学、摂南大学、大阪産業大学、福岡工業大学、東京造形大学、阪南大学、大阪電気通信大学、福井工業大学