小川工業(株)

＜建築工事現場の施工管理＞
入社一年目は、集合住宅の増築工事、中学校体育館の新築工事などに関わりました。図面や書類作成の補佐、工事写真の撮影などを主に行っています。一言に施工管理と言っても、安全面、品質面、工事費用の管理など様々な側面から現場を管理しますが、一年目は右も左も分からないので全てが勉強です。まずは現場のルール、現場に飛び交う専門用語、また、何が危険で何が安全なのか、そもそもどうやって工事が進んでいくのか…など、先輩の業務の補佐を通して様々な事を学びました。工事写真を一枚撮るにしても、工程や、そこに絡む法律を理解していなければ、撮る事が出来ません。覚えなければいけない事は膨大で、本当に大変な仕事ですが、無事竣工を迎えた時の達成感や喜びは今までの苦労を遥かに上回る程大きいです。

＜業務を通じて様々な職種の人と関わった事で苦手だった人付合いを克服できた＞
現場で関わった方々と良好な関係を築けたことです。入社当初は、現場技術者の女性が他にいない不安や人見知りな性格のせいで、強面の職人さん相手に上手く自己表現を出来ない自分に嫌気がさしたりすることもありました。その中で、一日一人に一言でも良いから必ずコミュニケーションを取る事を目標に日々仕事に励みました。今では、少しずつではありますが初対面の人でも気負わずに会話ができるようになってきました。この仕事は、日々多くの人が現場に出入りするので、人との繋がりが特に重要です。コミュニケーションを取る事が苦手だった私にとって、勇気を出して人と関わる努力をして本当に良かったと感じています。今後、更に幅広いコミュニケーション能力を身に付け、女性ならではの現場の雰囲気づくりに貢献できるよう励んでいきたいです。

＜社長を初めとして、社員の人柄に魅力を感じた＞
社長を初め、社員の方々の温かいアットホームな雰囲気に魅力を感じたからです。学生時代の部活やアルバイトを通して、どんなに自分がやりたい事や好きな事でも、人間関係が崩れると途端に辛くなってしまう事を痛感しておりました。この経験から、就職活動では社員同士が仲良く温かい雰囲気の企業を探しました。様々な企業を訪問する中で、当社では特にその魅力があり社員同士が信頼し合っている事を感じ、この会社を受けてみようと思いました。また更に、面接を通して、社長の人柄やどこまでも社員の事を大切にしている事に感銘を受け入社を決意しました。

自分自身を見つめ直し、強みを見つけていく良い機会だと思うことが大切だと思います。周囲の意識の高さに押され自信を無くした時期もありましたが、その時我に返って、企業に求めるもの、今までの自分の事、好きな事嫌いな事など、簡単な事から全て書き出してみました。そうする事で、自分の思いが明確になり、就職活動に対して強気になることが出来ました。焦ったり、他人と比べたりする必要は全くありませんので、まずは楽しく強気で就職活動に励んで下さい。