小川工業(株)

＜全社員の労務管理～社内の備品管理まで幅広い業務＞
総務部は組織全体の社員と関わるので、各部門の様子や雰囲気を把握でき、情報もいち早く入ります。日頃から社員とのコミュニケーションをとり、社員から困りごとを相談してもらえるよう努力しています。全社員が働きやすい環境になるように、組織全体を良くする仕事に携わることができ、とてもやりがいがあります。ニュース等で話題になっている長時間労働や改正育児介護休業法など、今後の政府の方針や法改正に併せて、どのように適応させていくかなどを考えるのも総務の仕事です。総務が扱う業務には簡単なものから難しいものまで幅広くあります。特に資格がないとできないという業務は少ないですが、社労士や簿記などの勉強をし専門性を高めれば、より社員・会社に貢献することができます。

＜社員に頼ってもらえる＞
私が担当している業務の１つに、現場事務所の電話・インターネット手配というのがあります。現場事務所にはインターネット、電話、複合機が必須で、その設置が遅れると現場サイドに影響が出てしまいます。通常は通信会社に依頼をしてから2週間程度で設置が完了しますが、繁忙期になると3～4週間かかることもあります。急いでいる現場では、1週間後に開設してほしいという依頼が来ます。その時は、通信会社が現地確認をすぐ手配できるよう詳細に情報を収集し、状況を説明し、協力してもらいます。現場の人から「忙せちゃったけど、間に合わせてくれてありがとう！助かったよ！」などと言ってもらえた時は嬉しいです。総務の仕事は、成果に直結する仕事は少ないですが、現場の社員が最大限スムーズに仕事ができるように支えるやりがいのある仕事です。

＜地域密着型の安定した会社で、温かい人柄の社員が多い＞
私は、転職活動をしている時に3つの視点で会社を探していました。1つ目は、地域に根差した会社であること。2つ目は、安定した経営基盤を持った会社であること。3つ目は、一緒に働く社員が元気で明るいこと。特に家族よりも長い時間を共に過ごす先輩や同僚が、明るく、互いに高めあえる存在かどうかということは、最も重視しました。選考のきっかけは、創業して100年近くの歴史があり、社員の平均勤続年数も長く、安定した会社であると感じたためです。面接で来社した時の社員の対応や、実際に面接官と会話をする中で、面接官の人柄や、会社の温かい雰囲気を感じました。こういう社員がいるから、地元で愛され100年間会社が存続できているんだろうなと思い、ぜひ、私もこの人たちと一緒に働きたいと思いました。

自分がその会社で働いているイメージをしっかり持てるかどうかが大切であると思います。就職活動中は、多数の企業に説明会や選考で行くでしょうが、自分にその職種が合っているか、この人たちと一緒に働きたいと思えるかなど、少し目線を拡げて観てみると自分がどういう会社で働きたいのかが見えてくるし、入社した後も活躍することができると思います。皆様が、希望する会社に入社できることを願っています。