最終更新日:2025/4/21

石川建設(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建築設計
  • ガス・エネルギー
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
群馬県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

建設DXやICTを推進し、「人創り」にも積極的。若い力を結集し、街づくりに貢献する

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3名の若手社員それぞれの仕事とやりがいを紹介

建築やBIM・ICT、それぞれ得意技術をもって活躍する3名に、入社動機から仕事内容、やりがい、目標などを熱く語っていただいた。最新技術と温かい社風が同居する同社で、イキイキと着実に成長する姿がある。

(写真左から)
◆鈴木 惇平/工事本部第2建築工事部/2020年入社
◆石橋 梓/工事本部 建設DX推進部/2019年入社
◆青木 麗奈/工事本部 建設DX推進部/2019年入社

それぞれのプロフィールと休日の過ごし方を紹介

鈴木さんは工学部建築学科で学び、故郷に貢献したい思いで太田市に本社がある石川建設に入社。施工管理者として活躍中。休日はジムで、体力維持を兼ねてリフレッシュ。
石橋さんは同社のBIM推進に貢献。仕事ではパソコンに集中することが多いが、休日はドライブやダンス(ジャズ・ヒップホップ)など、アクティブにリフレッシュしている。
青木さんは親類が測量の仕事に携わっていたため、ドローン測量にも興味津々で同社を志望して技術を習得。趣味はゴルフで、休日は打ちっ放しやコースでのプレイを楽しむ。

3年でオフィス・商業施設・マンションと異なる案件を経験し、着実な成長を実感(鈴木さん)

出身が群馬県太田市の隣の桐生市で、生まれ育った地域に貢献したいと考え、総合建設会社として地元でも有名な石川建設を志望。建築系の実績も地域でトップクラスと知っていたため、ここなら建築の学びを生かせると思い迷いはなかったです。

入社後の教育研修期間を経て、最初の施工現場は太田市内のオフィスビルでした。2階建てビルで規模は大きくなかったものの、当社が設計から施工まで一貫して担うという貴重な案件。オフィス空間以外にリラックススペースもあり、快適にゆとりをもって働ける居住性とデザイン性の高い空間づくりが特徴で、約1年間、楽しく仕事ができました。
常に協力会社とコミュニケーションを取りながら安全管理や品質管理、工程管理に携わり、分からないことは先輩や多くの職人さんにも聞きながら一つひとつ仕事を覚えました。職人さんは現場一筋でやってきた方も多く、気持ちが強い面もありましたが、私の方から懐に飛び込む姿勢で向き合うことで、良きアドバイスを随時もらえました。学生時代の設計実習とは異なり、多くの人と協調しながら一緒にモノづくりを進める醍醐味は格別で、オフィスビルが竣工した時は大きな達成感を得ることができました。

2年目には広い敷地に4棟の店舗が建つ大型ショッピングセンターの案件を担当。特にスーパーの調理スペースは水を扱うため、床には塗り床材など耐水性の高い材料を使用して施工する必要があり苦労しました。工事最盛期には一度に120~130人ほどの職人さんが施工に携わっていましたが、先輩と一緒に工程や品質を管理。1年目の経験も生かすことができて、徐々にいろいろな店舗が入る棟ができていくと完成が楽しみになり、やりがいも増しました。2022年のGWに合わせる形でオープンし、多くの人が訪れ、その盛況ぶりを目にすると、地域のランドマークに貢献できた喜びでいっぱいになりました。

3年目には15階建てマンションの施工管理に着任。コンクリートは状態によって強度も変わることを知り、奥深さを痛感しました。今後は建築施工管理技士の資格も取って幅を広げたいですね。これまで、里親制度のもと、先輩に丁寧に教えてもらいつつ、毎年違った種類の建築案件に携わることができ、大きな成長実感もあります。貴重な経験を糧として、将来は先輩のような現場代理人として責任をもって周囲を指揮できる存在になりたいと思っています。

BIMの技術を習得し、社内外の施工計画や現場に貢献。お客さまの反響がうれしい(石橋さん)

学生時代にCADに触れていたので、CADやBIMのオペレーター的仕事ができる会社を探し、見つけたのが石川建設でした。BIMとはビルディング・インフォメーション・モデリングの略で、いわば建設DX(デジタル・トランスフォーメーション)を進める上で今後キーとなる最先端技術。建物の計画段階で3次元の空間構成や部材・厚さ・寸法全てを把握できるように、立体的かつ詳細な設計図や施工図を起こすことができます。
最初は3DCADに精通した先輩からCADを教わり、次第にBIMの知識・スキルを深めました。とにかく最初は覚えることばかりでしたが、先輩からのOJTのもと、好きなことで技術力がアップできることを励みに頑張りました。

今では現場に私が起こした施工図が張り出されることで、現場の進捗管理に役立っていることも実感します。ほかにもパソコンのQRコードから読み取れるパース動画などを制作。それを見たお客さまから「これはわかりやすい」などの言葉を頂くと、大きなやりがいを感じます。例えば「ここに違った材料・違った色味をもってくると、こういう空間になる。だったら、これでいこう」と比較しながら即決できるため、計画段階の意思決定や工期の短縮・効率化に役立つこともやりがいとなっています。
ちなみに社外の仕事だけでなく、当社のトイレを改修するにあたり、私がその内観デザインを担当し、BIMを使って提案したところ社内で高評価だったこともうれしかったです。

今はまだ図面をチェックしてもらって、現場監督から修正の指示していただく場合もあります。BIMのスキルアップによって、こうしたあと戻りを減らすとともに、建築の専門知識を広げてシミュレーション動画なども作れるようになりたいですね。また細かい納まりなどが理解できていない部分もあるので、現場にもっと足を運ぶことも大切だと感じています。
今は生産現場など工場系の案件が多いのですが、今後はオフィス系や商業系の建築物など、よりカラフルで詳細に空間を表現する必要のある案件にも携わってみたいです。当社は会社に毎日通うことが全く苦にならないほど温かな雰囲気。上司も気さくに声をかけてくださって、同期との絆も年々強固に。自分が担当した仕事の反響が社内外にあるのが励みです。このような環境の中で、もっと成長していけたらと思っています。

ドローン測量と3D設計を担当。建築知識・資格も取得しながら現場に貢献したい(青木さん)

親戚が建設業を営んでいたことから、建築・土木分野に興味を持つようになりました。学生時代に桐生市の川で、石川建設が大きな重機を使って護岸工事をしていたことで、高い技術力をもっている建設会社だと知ったのです。特に測量や土木の仕事に興味を持って、入社を決意しました。
配属されたのは新設されたばかりのICT推進部(現:建設DX推進部)でした。ここでは測量データや設計図、資材管理、勤怠管理など建設業務に関わる全てのデータや管理をデジタル化していくことを目指しています。現在は、測量やドローン操作による現場の撮影なども担当していますが、里親制度のもと、一つ上の女性の先輩が里親となって、現場でも常にフォローしてくださったおかげで仕事に慣れていくことができました。
ドローンは天気や風の強さも考慮して、必ず複数人で安全確認の上、飛ばします。周囲に人はいないかを確認し、落下することがないよう注意深く操作しながら現場を撮影。その後、帰社して専用ソフトで撮影データを解析し、データ処理をした上で、3D設計図面に落としこんでいきます。

ドローン測量では3D点群データを取得でき、データの上に3Dモデルを創出。例えば建造物の着工の際に、その場所にはどれくらいの土量があり、どれくらい掘削したらいいのかという計画が立てやすいのです。バックフォー(油圧ショベル)などの重機にそのデータを搭載すれば自動的に掘り進めることができます。データを受け取った施工管理者や重機のオペレーターから「すごい、こんなものがつくれるのか」と感心されることも。ドローンはコストや時間をかけずに測量ができ、その結果もデジタルで処理できるので、工事計画や工期短縮につながる点でもやりがいは大きいですね。

当社は里親制度のもとでパソコンもイチから教えてもらうことができ、女性同士だったので何でも相談し、プライベートの話も弾みました。里親の先輩以外にも部署の先輩・上司が新人を常に気にかけてくれるのも、心強かったです。
今後は自立した技術者となれるよう、ドローン技術を磨いて、新しく創設された国家資格「無人航空機操縦士」の取得も視野に頑張りたいです。また、土木施工管理技士などの資格取得も目指し、現場で求められる知識・スキルを身に付けた上で、ICT化を進められる存在に成長していけたらと思っています。

学生の方へメッセージ

【鈴木さん】学生時代にできることは何でもやっておくと良いでしょう。サークルでも旅行でもバイトでも、そこで培ったコミュニケーション力や人間力は建築現場でも生きてくると思います。私の場合は地元愛も仕事のモチベーションですが、その辺は人それぞれ。関東一円に現場はあるので、出身地を特に気にする必要はありません。元気に楽しく仕事をしようという思いがあり、現場を明るくできる人は、当社の最前線で活躍できるでしょう。

【石橋さん】とにかくいろいろな会社を見て、自分のやりたいこととマッチする企業かどうかを判断してください。それによって長く働けるかどうかが決まるように思います。また直観力も大切。私は石川建設を訪れて、ピンと来るものがありました。実際に雰囲気が良く、入社してもその印象は変わらないです。新入社員研修だけでなく、その後の親睦会などでも同期との絆が深められ、何でも相談できる環境。長く安心して働けると思います。

【青木さん】会社を決める際にはたくさんHPを見て、気になった会社は深く調べてみると良いでしょう。当社は「人は財産」と考え一人ひとりの成長を見守ってくれる会社で、誰もが働きやすい環境があります。DX推進も活発に進められていて、新しい知識・技術を習得できるチャンスも豊富。人とのコミュニケーションが好きで、何事も積極的に取り組める人は活躍できると思います。

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同期同士や先輩・後輩の関係が良く、部署や社歴が違ってもすぐ和気あいあいと話せる環境がある。『コミュ二会』なども頻繁で、会社が費用負担してくれるのもうれしい。

マイナビ編集部から

石川建設の創業は昭和15年。以来80年以上、総合建設業者として地域に貢献し、成長を続けてきた。経営ビジョンは「建ててからが本当のお付き合い!お客様・社員・協力業者・地域の皆様から『石川建設で良かった』と思われる会社を目指す」というもの。現在では群馬から埼玉、東京、千葉、神奈川まで関東一円を事業エリアとして、生産・物流施設、医療・福祉施設、商業施設、保育・学校施設、土木インフラ施設など幅広いフィールドに活躍の場を広げている。

同社が特に力を入れているのが「人創り」だ。「里親制度」と呼ばれるマン・ツー・マンのOJT制度を採り入れ、入社後3年にわたり先輩社員が新人をサポートする。こうした縦のつながりだけでなく、新入社員研修2カ月間を通じた横のつながりや、若手対象の研修を通じた斜めのつながりが持てる環境を整備。また、里親とは別に「メンター制度」も設けて、自分の部署以外の上司・先輩に何でも相談できる体制もある。一人の社員を立場の異なる複数のメンバーがサポートする仕組みが整えられているので、安心して成長することが可能だ。
また「人思い」の経営も大切にしており、AIによる心身コンディションチェックを毎月実施。福利厚生「55の取組み」も特徴的で、同期による定期的な懇談会などを費用面でもバックアップしてくれる。顧客満足と社員満足の両方を徹底追求する石川建設は、まさに「社員は財産」を地で行く会社といえる。

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太田駅前にある複合施設は同社が手掛けた案件の一つで、地域貢献度も高い。活躍は関東一円に広がっており、多様なランドマークに携わるチャンスがある。

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