最終更新日:2025/4/16

青森日揮プランテック(株)

  • 正社員

業種

  • 設備工事・設備設計
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
青森県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分が手掛けたプラントが正常に動き出す瞬間に「目に見える達成感」を感じます。

PHOTO

再処理プロジェクトを担う入社3年目和田さんの軌跡。

再処理プロジェクト部
2020年入社
工学部機械工学科 和田 悠聖

学生時代、樹脂の研究に勤しんでいた和田さんは青森日揮プランテックに入社して3年目。現在は再処理プロジェクト部にてプラントの保守点検を通して、日々の安全を守っている。そんな和田さんに仕事のやりがいや今後の目標について伺った。

先輩社員からの声

私たちの仕事に欠かせない工具たち。朝の安全確認は、現場の安全を守るために大切な作業。
再処理プロジェクトのエンジニアとして、キャリアをスタートさせた和田さん。新人時代は研修や上司の指導を通じて、保守点検に必要な基本的な知識を学んだ。
日々のコミュニュケーションがとても重要です。基礎訓練設備あります。教育システム各種社内システム万全な社内体制が揃っています。

大学の授業で原子力について興味を持つ。人事担当の話から青森日揮プランテックの魅力を確信。

私が原子力に興味を持ったきっかけは大学の講義です。
工業高校出身の私は、以前から機械系の仕事に興味があり、大学の講義で原子力の授業を受ける中で、六ヶ所村の原子燃料サイクル事業に関心を持ちました。

両親の近くで仕事をしたい気持ちが強く、また、出身である青森県での就職を志望していたため、青森県内に大規模な原子力再処理施設があることは、業界研究を進める上で非常に役立ちました。原子力関係の仕事について調べる中で、専攻であり興味を持っていた機械系の仕事があることを知り、該当する職種について就職活動を進めていました。

そのような状況の中で当社に入社を決めた理由は、「六ヶ所村内の様々なプラントに携わることが出来る」という点と「親会社が日揮(株)であるため、多種多様な業務にチャレンジできると思った」という、当社の特徴に惹かれたからです。
授業で原子力について触れたことはあっても、機械工学の専攻ということもあり不安が大きかったです。しかし、会社説明会などを通してバックアップしてくれる会社の体制が整っていると感じたため、入社を決意しました。

現在の仕事内容はプラントに関する様々な機器の設備点検を行っています。プラントとは、人々の生活に欠かすことのできないエネルギーや製品を作り出す産業施設です。私たちの仕事は、最適な方法で点検・補修・試験・調整・運転を行い、そのプラントの機能を維持をすることで、人々の生活を守ることです。興味を持っていた機械に携わる仕事ができていることも嬉しく思っています。

大学では座学がメインだったため、自分の手で工具を使った組み立ては入社後に初めて行いました。
はじめは専用工具の名前がわからず苦労することも多くありましたが、先輩社員に教えて頂きながら、少しづつ覚えていくことができました。

入社後は親会社と合同研修後、現在の部署に配属。日々安全な業務の遂行を目指しています。

青森日揮プランテックに入社後は半年間の新入社員研修を受けました。
日揮グループの新入社員合同研修(神奈川県横浜市)を行った後に、青森日揮プランテックの社内研修、現場研修に参加。その後はOJT(On the Job Treaning)研修に参加し、実際に現場配属となりました。
現場のベテラン社員の声を直接聞きながら研修を受けることが出来たので、より配属後のイメージをつけることが出来た研修だったと思います。

現在私が所属する再処理プロジェクトチームでは、設備点検をメインに担当しています。
機械の点検をすることもあれば、A地点からB地点へ水を届けるために配管を取り付けたりなど、0から1を作り出す業務も担っています。
私の現在のやりがいは、「目に見える達成感を感じられる」ところにあります。
例えば正常に作動しなくなった機械を分解して、新しい部品に取り換え、組み立てし直し、これまで動いていなかったものに命が宿る瞬間は、言い表せない程の達成感を感じます。

研修で学んできた内容と実際の現場での業務を比較すると、やはり現場ではイレギュラーな対応も必要になってきます。日々トライ&エラーを繰り返しながら多くの経験を積み重ね、親会社の技術や先輩社員の方の充実したフォローがあるので、これまでに手を付けたことが無い難しい仕事にも挑戦することができます。

いつか私も先輩方のように大きなプロジェクトのマネジメントができるような存在になりたい。

当社は比較的平均年齢が若い会社であるため、先輩後輩問わず良好なコミュニュケーションが取れているのではないかと思います。一つひとつの作業によってチームで現場に行くことも多いので、その際に学ぶことも多くあります。
私たちの主な業務は現場の指揮をとることですが、請け負った仕事を決められた期間内で完了するための日程調整を行ったり、部品調達、現場書類作成など現場作業以外の業務も行っています。また、協力会社の方に安全に業務を遂行していただくために、ルール等の伝え方に工夫を凝らしたり、他愛ない会話をすることも重要な業務の一つです。大学時代に接客業のアルバイト経験がここで活きているなと実感しています。

今後は大きい現場での作業も経験したいと考えています。取り組む業務の規模が大きくなることはもちろんですが、携わる方の人数も多くなるため、指示出しや取りまとめなど難しい部分も出てきます。しかし、そのような現場での作業を乗り越えることでさらなる成長ができると信じています。
また、今後は業務の経験を積み重ねて、役職に就くことでさらに成長していきたいです。これらの目標のために、まずは日々安全に、怪我無く業務をこなしていくことが必要だと考えて仕事をしています。

また、私は入社直後は会社の寮に入寮し、寮から会社へ通っていました。寮で過ごす時間の中で仕事の相談を先輩にすることもあり、助けていただいたことも多々ありました。もちろん、寮への入居は強制ではありません。会社で県内各地を回る通勤用のバスも用意してくれているため、六ヶ所村に住まいを置かずにバスで快適に通勤している社員も多くいます。最近は一人暮らしを始めたのですが、日々の業務に取り組む中で、毎日の仕事の中はもちろん、寮生活の時間の中で助けていただいた先輩方のように大きなプロジェクトに携わりたいなという思いを強く持っています。

私も最初は分からないことだらけでしたが、成長できる環境が当社にはありますので、安心して飛び込んできてください!

学生の方へメッセージ

青森日揮プランテックでは、社員の平均年齢も若くなり、年の近い先輩社員と現場に行くことも多くあります。
新型コロナウイルスの流行前はスキー旅行やバーベキューなどの社内レクリエーションなどもあり、仕事では緊張感を持ちつつも、プライベートでは気さくな関係で働くことが出来ます。

六ヶ所村は県内の主要都市部からは離れておりますが、当社では、安心して通勤していただけるように通勤用バスや社員寮の整備や、交通費支給の整備をしています。社員寮も数棟用意しており、新しい寮も竣工予定です。

このように当社は働く人を大切にする会社です。プラントについてもっと学んでみたいという場合は、親会社である日揮(株)へ期間を決めて出向に行くことも可能です。グループ間で密にコミュニケーションをとっており、入社式も横浜市みなとみらい本社で当社と親会社と合同で実施するほどです。
このように働く環境の整備には力を入れておりますので、やる気を持って取り組む人、目標をもって真剣に仕事に向き合いたいという思いのある人には、挑戦しがいのある環境だといえるでしょう。

企業研究する際は、その企業の働く環境がどのようなものなのか調べて、自分の軸に合っているかどうかを確認していくことが大切だと思います。
皆さんも、企業の規模にばかり注目するのではなく「自分にとって良い会社かどうか」を考えてみてください。

PHOTO
「風通しの良い環境で仕事ができます!」と語る総務部の日向さん。

マイナビ編集部から

青森日揮プランテックは、日揮グループの一員として日本原燃(株)の原子燃料サイクル施設の運転・保守に携わっている会社だ。

同社では、“人”を育てる事に注力し、手厚い研修制度のを用意はもちろん、日揮グループが建設又はメンテナンスを行っている国内のプラントへ行き、技術力の更なる向上を図る機会があるなど、キャリアアップを支援する仕組みがある。

OJTを通して、先輩から多くの知識や技術を継承し、若いうちから自分らしく挑戦できるのが同社の魅力だ。そんな同社でプラントに携わることで、六ヶ所村の産業や人々の生活を支える実感を得られるということも取材を通じて伝わってきた。

親会社が日揮(株)という大きな会社ではあるが、今回取材をした先輩社員はじめ、親会社の強靭なサポート体制にあぐらをかくことなく、与えられた仕事にひたむきな先輩社員と、それを支える会社がそこにはあった。その雰囲気を是非インターンシップで感じ取っていただきたい。

PHOTO
六ヶ所村にある当社。親会社が日揮(株)ということもあり、強力なサポート体制がある。

トップへ

  1. トップ
  2. 青森日揮プランテック(株)の取材情報