最終更新日:2025/5/16

社会福祉法人カメリア会(湖山医療福祉グループ)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園
  • 医療機関
  • 教育
  • 官公庁・警察・消防

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自身の成長は利用者さまのために。自分らしいキャリアを築いていくための支援が充実

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やりたいことを発信し、挑戦をサポートする社風が魅力!

首都圏を中心に高齢者・児童福祉事業を展開する社会福祉法人カメリア会。未経験からでも利用者さまに寄り添い支援ができる職員を育てていく風土の中、自らのキャリアを追求する2名と採用担当者へお話を伺った。

■菅野 駿介さん(写真左)
介護課 リーダー/2022年入職

■媚山 美鈴さん(写真中央)
生活相談員/2023年入職

■江尻 萌恵さん(写真右)
法人本部 採用担当/2022年入職

先輩が感じる職場の魅力、働きやすさとは?

「施設の前の公園では、地域の方と当施設の職員や利用者さまが協力して、季節のイベントなども行います。地域と密接に関わり、開かれた施設でありたいですね」(菅野さん)
「挑戦したいことは、自分から発信していけば叶えやすい社風だと思います。現場職員であればレクリエーションのアイデアも実現しやすいと思います」(媚山さん)
「人に対して熱く、優しい気持ちを持つ職員が多いことは当法人の自慢です。困っている人のために行動すること、寄り添うことが当たり前という社風があります」(江尻さん)

利用者さま一人ひとりを尊重する介護。そのあり方を追求しながら、キャリアアップにも挑戦!

地域貢献活動などについて学んでいた学生時代、高齢化社会に求められる仕事を知るためにカメリア会でのアルバイトを経験する機会がありました。当時は福祉の分野へ進むことは考えていなかったのですが、アルバイトをする中で施設の清掃や利用者さまの簡単な身体介助にも携わるうちに、命に関わる仕事をしていることへの責任感も芽生え、やりがいを感じられるように。利用者さまはもちろん、そのご家族からも感謝されることに加え、職員のみなさんからあたたかい雰囲気を感じて入職を決意しました。

入職して感じるのは、職員同士の仲の良さ。勤務している特別養護老人ホームカメリアは、10名前後の利用者さまを5名の職員がシフト制で24時間介護する体制を取っています。そのため、利用者さまの情報を職員全員で共有することが必要ですが、職員同士が信頼しあい、連携することが当たり前になっているので、とても働きやすいですね。利用者さまが安心して暮らせる環境を整えるために職員全員で一丸となって仕事を進められる環境が心地良くも感じています。

自分が働いているユニットの利用者さまは、比較的介護レベルは低く自立して生活ができますが、認知症の症状が進行している方も多くいらっしゃいます。そのため、身体的な介護よりも精神面でのサポートが重要に。そんな中で、上司や先輩たちが常に利用者さまに寄り添い、声をかけながら穏やかかつ一人ひとりに対して深く関わっている姿を見て、向き合っていくことの大切さを日々実感しています。

2024年の下期からはユニットリーダーとして、職員全員が同じ目標を持って支援ができるような環境づくりに取り組んでいます。当ユニットでは外国人職員もいるので、一人ひとりの個性を尊重しながらコミュニケーションを取り、利用者さまの情報を密に共有することを大切にしています。正解が一つだけではないのが介護の仕事。「これで良かったのだろうか」と思い悩むこともありますが、職員全員で利用者さまの笑顔や穏やかな時間を増やしていきたいです。
(菅野 駿介さん)

介護の現場で何が起きているのか、それを知り、経験することが生活相談員として必要な力に。

学生時代は児童福祉の分野に関心を持ち、ソーシャルワーカーとして働きたいと考えていました。ソーシャルワーカーの仕事を知っていくうちに、多くの人や課題と向き合う必要がある高齢者福祉にも興味を持つように。中でも、社会福祉士の資格を活かすことができる当法人へ入職しました。

介護の現場を経験し、より説得力のある生活相談員となるため、最初は特別養護老人ホームカメリアの介護スタッフとしてキャリアをスタート。介護の実務が未経験だった私は、利用者さまと会話をする機会を多くすることを意識し、人となりを理解してから少しずつ介護のさまざまな業務を学んできました。

当法人は施設が広く、職員同士のコミュニケーションもスムーズ。利用者さまのご家族にとっても安心して任せていただける環境があります。また利用者さまと関わる経験を経て、みなさんのこれまでの人生やご家族との関わりについても知ることができ、将来自分が生活相談員になるために必要な視点を身につけることができました。利用者さまの対応方法で悩んだこともたくさんありましたが、この経験は自分が望んだこと。将来の業務で必ず役に立つと思って努力していますね。

生活相談員は、利用者さまのご家族に「カメリア会なら安心して任せられる」と思っていただけるよう、施設での日常を伝えていくことが必要だと思います。また、入居後にご家族からの問い合わせに対応することも多いので、さまざまな面で介護現場とのスムーズな情報共有も重要になります。

2024年の下期、生活相談員になったことで、私たちの役割が今後の施設運営にも関わってくるということも感じているので、カメリア会を選んでいただくために施設の魅力や職員の取り組みなどの魅力を丁寧に伝えることも大切な仕事です。まだまだ生活相談員としての仕事は始まったばかり。先輩たちをお手本に、利用者さまやご家族、そして職員からも頼られる対応力を身につけることが今の目標です。
(媚山 美鈴さん)

学ぶこと、成長することに前向きな職員たち。そのキャリアを支えるためのさまざまな研修や制度を用意!

当法人に入職する新卒職員のほとんどは介護の実務未経験ですが、全ての職員に寄り添えるよう介護のあり方や技術をわかりやすく伝えるための充実した研修制度を用意しています。新入職員研修やフォローアップ研修も採用担当者だけで企画・運営するのではなく、介護課や専門職と意見を交換しながらつくり上げています。

最初の研修では同期が集まり、一ヶ月かけて社会人としてのマナーや接遇、介護に関する考え方・介護保険を学びます。VRを使用して認知症の利用者さまの視界や気持ちを疑似体験することで、利用者さまの視点に立つ研修もあります。さらには、おむつやリネンの交換も習得。おむつ交換をするだけではなく、利用者さまの立場を経験する時間も大切にしており、身体に負担のある動作や違和感ある装着を体験して理解を深めていきます。介護士としてのスキルだけではなく利用者さまの視点を知ったうえで、学べるためとても有意義な研修でしたね。

研修後の配属先ではOJTとして実務を指導してくれる先輩と、プリセプターとしてフォローをしてくれる先輩がいるのも当法人の特徴。一人ひとりの成長に合わせた教育を大切にしています。さらに、入職後の3年目まではフォローアップとして定期的な研修も実施。キャリアアップに必要なスキルを身につけながら、自分らしい介護を見つけていけますよ。資格取得に関しては、当法人が運営する「KOYAMA College」制度を利用し、介護福祉士の国家資格取得を目指せます。法人内で講座の受講ができるので、仕事と資格のための勉強の両立が可能です。今後はさらに多くの資格取得に向けた支援制度を充実させていきたいです。

職員一人ひとりの希望に合ったキャリアを築いていけるように、2024年度からはキャリアパス制度が始まりました。当法人の職員たちはコミュニケーション能力が高く、チャンスに対して前向きに挑戦する人がたくさんいます。そんな熱い想いを持つ職員たちが、より活躍できるような仕組みも今後はさらに拡大させていきたいです。
(江尻 萌恵さん)

学生の方へメッセージ

職員のキャリアアップを応援してくれる「KOYAMA College」の制度を利用して、介護福祉士の国家資格を取得することができました。また、島根や福島でグループの新規施設オープンの際には、二ヶ月間ほど立ち上げメンバーとして携われる経験もできたほか、ユニットリーダーになるにあたり必要な知識を身につけるための研修の受講機会がありました。自分が目指したい役割やキャリアをアピールする機会も多く、挑戦しやすい制度や社風があります。
(菅野さん)

就職活動は大学での授業や実習、人によっては論文作成などさまざまな課題がある中で進めていくので、大変だと感じることも多いと思います。しかし、就職はゴールではなく通過点。自分が将来どんな働き方をして、どんな役割を担っていきたいのかを考え、説明会や職場見学などに参加して現場を自分の目で確認しながら、納得ができる就職活動をしていってください。自分の直感や第一印象を信じることも大切ですよ。
(媚山さん)

福祉の分野を目指す方は、まずは施設を見学してみてください。法人、施設それぞれに特徴があるので、環境の違いを自分の目で見ることで気づくことがあると思います。実際に足を運んでみると、自分がどんな人と、どんな環境で、どんな考え方の介護をしていきたいのかイメージがつきやすくなるはず。現場の雰囲気を実際に見て、自分がどう感じるのかを見つめていってください。
(江尻さん)

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利用者さまに対してだけでなく、職員同士でも丁寧に明るい気持ちで向き合っていく職員たち。その対応の基本を全体研修でしっかり学び、同じ方向を向いて業務に取り組める。

マイナビ編集部から

社会福祉法人カメリア会は、首都圏を中心に10の施設を運営。高齢者福祉事業と児童福祉事業を展開しながら、所属する職員も約800名という規模の大きな法人だ。このスケールメリットを活かし、福祉と医療の連携や介護の枠にとらわれない新たな事業への挑戦なども積極的に行っている。

同法人が所属する、湖山医療福祉グループでは病院も運営していることから、同法人の職員が利用できるオンライン健康相談のシステムも完備。シフト制の仕事をしていると病院に行くことが後回しになるという声や、生活習慣の乱れを気軽に相談したいなどのニーズに応えるこの制度から、職員の健康を支え、安心して仕事に向き合ってほしいという同法人の想いが感じられた。

また、職員の成長や挑戦をサポートする制度が充実していることも同法人の強み。取材でも話題に出ていた「KOYAMA College」での資格取得支援をはじめ、職員一人ひとりが望むキャリアを歩んでいけるよう調査・面談を行うキャリアパス制度、法人内の別施設へ異動し、視野を広げる経験などのさまざまな制度がある。これは充実した制度が用意されていることに加えて職員数が多いため、学ぶ時間を確保しやすいことや意欲ある職員たちに触発され、新たな挑戦を生んでいける環境がある点もチャレンジしやすい風土づくりの理由になっていることが取材を通して感じられた。

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職員同士の仲の良さも同法人の魅力。働く環境や成長のための制度などの福利厚生の手厚さに加え、人間関係の良さも同法人で伸び伸び活躍する職員たちを支えている。

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