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最終更新日:2025/4/7
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部署名研究所
勤務地茨城県
仕事内容臨床検査試薬の研究を日々行っています。
研究所で体外診断用医薬品の研究開発に携わっています。カイノスは生化学・免疫・遺伝子の3分野で製品を販売していますが、私は生化学分野を主に担当しています。生化学試薬はその殆どが汎用自動分析装置に載せて自動で測定を行うタイプの製品です。 実務としては試薬を調製し、機械にセットして測るというのが主な仕事内容になります。 原料の特性を調べたい時など、よりシンプルな検証が必要な時には、手技による試験管を振るような実験を行う事もあります。
特別なスキルは何も必要ないと考えています。必要な知識は都度調べるか先人の知恵を借りれば良いと考えています。体外診断(臨床検査)という分野はあまりメジャーな分野ではないかもしれません。大学で学んだことがそのまま活かせるケースは、もしかするとほとんどないのではと思う時もある程です。ただ、向き不向きがあるとすれば、柔軟な発想をする事が苦じゃないタイプの人が向いていると思います。 研究所の業務はデータの解釈から実験系の構築、調製から測定に至るまでとても沢山考える事、やる事が多いと思います。常日頃からパズルや謎解きに親しんでいれば、あまり仕事を苦痛と感じなくて済むかもしれません。
試薬を調製する際に、原料をスパーテルの一掬いで秤量指示量ぴったりに合わせられた時でしょうか。地味なように聞こえるかもしれませんが、試薬調製は研究の第一歩にして一番手間のかかる部分であり、試薬の種類によっては数十種類以上の原末を秤量しなければなりません。原料の性状から大まかな密度を読み取り、どれくらいの容積を取れば指示量に近くなるかを推測するセンスは、地味ながら仕事の速さに効いてきていると感じています。 入社してから一番成長を感じた瞬間エピソードは、振り返ると意外と身近な基礎部分に多いではと思います。