最終更新日:2025/4/7

(株)日立システムズフィールドサービス

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 検査・整備・メンテナンス
  • 設備工事・設備設計
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

働く「人」へ投資し日立システムズグループ約300拠点でお客さまのインフラを支える。

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教育、評価、福利厚生など充実した制度を設け働きやすさを実現。

<写真右より>
・人事課 Oさん (2018年入社)
・勤労課 Mさん (2019年入社)

日立グループならびに日立システムズグループの一員として、企業のICTシステムや社会インフラ設備といった幅広い分野でフィールドサービスを提供している同社。日立システムズグループ全体で全国約300拠点のエンジニアが高品質で均一なサービスを提供できるよう、働く「人」への投資にこだわっている。人事課と勤労課のお二人に、教育制度や働き方改革など独自の取り組みについて伺いました。

独自の施設や制度

本社にある独自の研修施設。お客さまの環境を再現した設備を用いた研修が可能だ。
年に2回の上司との評価面談では、個々の努力や仕事への姿勢が評価される。今後のキャリアプランについて相談できる貴重な機会だ。
数年に一度開催される日立システムズグループ国内外の社員が参加する運動会。総勢1,000名ほどの規模で開催され、毎回大変盛り上がるそう。なお同社は現在2連覇中。

当社は「人」が財産。だからこそ「人財」育成には力を注ぐ。

会社制度において、当社が特に注力していることは「人財」育成です。新卒社員は入社後、まずは日立グループの教育を担う株式会社 日立アカデミーが運営する通称「ITアカデミー」に通い、最大半年間の研修を受けます。ここでは、ビジネスマナーから実務の基礎までじっくり学ぶことができますので、専門知識がなくても、安心して業務をスタートすることができます。この研修には日立システムズのグループ会社の方々も参加するので、会社の枠を越えてさまざまな業種の人とつながり、刺激を受けることができます。皆、半年間でとても仲良くなるようで、今年の新入社員たちも日立システムズのグループ会社の方々と一緒に遊びに行っていると聞きました。
ほかにもメンター制度を導入しています。仕事での困り事や不安に対し、メンターの先輩が1年間サポートし、日々の業務はもちろん、精神的な面でも不安を解消してくれます。

私たちの仕事において、お客さまから求められるシステムや技術は画一的ではありません。どのような状況でも質の高い技術を提供するために、エンジニアの自己研鑽が必要です。そのため当社では、スキルアップのための研修を充実させています。中でも、本社にある独自の研修施設が自慢です。ここでは実践的な技術とスキルを身につけることができます。例えば、お客さまの環境を再現したサーバーラックを用いた装置交換や、地下鉄のトンネル内部における作業のシミュレーションができます。このように常に新しい技術を学び、スキルアップできる環境を整えています。

なぜここまで教育に力を入れるのか。それは、当社が「技術」と「高い品質」を提供する会社だからです。社員の技術力は会社の財産でもあります。そのため「人財」育成への投資は惜しみません。

社員の努力は年に2回の評価面談を通じて、個人の能力と業績の両面からしっかり評価しています。人事評価では社員の努力、技術力、成果を総合的に判断しており、年功序列というよりは実力主義と言えます。「この会社で頑張ってキャリアアップしたい」という人ならやりがいを感じられる環境です。

年休取得を上司が宣言。現場主導で取り組んできた働き方改革。

人が財産である当社は、教育だけでなく健康面からも社員を大切にしています。働き方改革が注目されていますが、当社でも積極的に働き方改革に向けた取り組みをおこなってきました。

特に労働時間の低減に注力しています。働き方改革は、管理部門からのトップダウンになりがちですが、そもそも職場が主体となって取り組まなければいけないものです。そこで、まずは各部門の部門長に陣頭指揮をとってもらうことにしました。ある部門長は部下に「毎月1日以上の年休(年次有給休暇)を取ろう」と宣言し、そのおかげで社員の間に「年休を取得しよう」という空気が生まれ、ほかの部門にも浸透していきました。職場の意識を改革することは簡単ではありません。このような地道な取り組みの積み重ねにより、今後も職場の雰囲気を変えていきたいと思います。

一方、いくら意識を改革しても管理職が部下の労働時間を正確に把握できないと、限度を超えた残業を見逃してしまいます。そこで2019年6月から、これまでの管理ツールに加えRPA(Robotic Process Automation)の管理ツールを導入し、全社員の残業時間の“見える化”とタイムリーな情報提供によるきめ細かい管理を実現することができました。ソフトとハード、両方からの取り組みにより、月の平均残業時間が徐々に低減しています。

また年休の取得を推進するために、年に3日「一斉年休日」を設定しています。この休日は連休の合間などに設けられているので、連続した休暇を取得できます。そのため、当社では7連休や10連休も珍しくありません。連休の取得が難しい部署では、事前に休日を振り替えて対応しています。突発的な対応の場合も代替の休日を用意して、必ず定められた日数を休めるように徹底しています。

働き方を見直すうえで、働く場所の柔軟な選択も必要です。当社には在宅勤務制度もあり、育児や介護、災害時など、状況に応じて対応しています。他にも、より柔軟な働き方への取り組みとしてドレスコードフリー制度の導入やサテライトオフィスの活用、セキュリティを強化した社用車で直行直帰ができるようにするなど、今後もあらゆる面から業務の効率化を進めていきます。

日立グループ共通の福利厚生制度で、プライベートも充実。

日立グループである当社の魅力の1つは、グループ共通の福利厚生制度が利用できることです。住みたい地域の家賃相場の半額程度が支給される住宅手当や、将来家を購入するための財産形成貯蓄制度も用意しています。そのほか、働き方が多様化している今、従業員の多様なニーズを支援する福利厚生サービスを利用することもできます。

また産前産後休暇、育児休暇、介護休暇を取得したのち、復帰している社員も多くいます。短時間勤務制度は子どもが小学校を卒業するまで利用でき、育児との無理のない両立が可能です。会社として、これらの制度の利用を推奨しているので、休暇の取得を遠慮するといった空気はありません。ライフステージに合わせた働き方が自然にできることも当社の魅力の一つだといえます。

社員の年齢層は幅広いのですが、役職や年齢に関係なく声を掛け合う社風が根付いています。そのため社員同士の仲も良く、休日に登山やランニングを一緒に楽しんでいる社員もいます。お客さまと接する機会が多い仕事なので、コミュニケーションをとることが好きな人が多いのかもしれません。こうした点から配属後すぐに職場になじむことができると思います。

日立グループという安定した基盤で、しっかりキャリアを磨いていける環境です。ワーク・ライフ・バランスを大切にしながら成長したい人に、最適な場を用意しています。

学生の方へメッセージ

企業研究では、最初から業界を絞ることはおすすめしません。私自身、最終的には業種より社風が入社の決め手となったからです。なるべく幅広い業界の方と会って、社風が自分に合うか確認することが大事だと思います。その意味でもインターンシップは、実際に社員と話すことができる貴重な機会です。当社でも、今年の12月と来年の1月にインターンシップを実施します。業務で使う機材を用いた実習体験もあるので、興味がある方なら楽しめるのではないでしょうか。先輩と交流する時間もありますので、ぜひ今後の企業研究に役立ててください。

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12月・1月に開催するインターンシップは、フィールドサービスの実務に触れられる貴重な機会なので、ぜひ活用してほしいと人事担当のSさん。

マイナビ編集部から

日立システムズフィールドサービスは、日立システムズグループ全体で約300ある拠点をベースに、官公庁や金融といったさまざまなシステムの安定稼働を支える会社だ。もともと日立製品のICT機器の導入、保守からスタートしたが、近年は太陽光発電装置や電気自動車の充電設備、鉄道系など非IT機器や社会インフラ事業にも進出し、活躍の場を広げている。IoTやAIへの関心が高まる中、デジタライゼーション支援のニーズも増える一方だ。業界を代表する日立ブランドを掲げる同社。その存在価値は今後も高まっていきそうだ。

また、昨今の会社選びで重視されているワーク・ライフ・バランスへの取り組みにも注目だ。シビアな労働時間管理をおこない、働き方改革に取り組んでいる姿勢に意識の高さを感じた。また年休が入社初年度から24日も付与されるなど、大手グループ会社ならではの充実した制度も魅力である。働きやすさにおいて大きな安心感があるのではないだろうか。

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社員のコミュニケーションの場として利用されているリフレッシュルーム。サテライトオフィスとして活用できるカウンター席もあり、気分転換しながら働くこともできる。

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