【大隈】営業職は、業界・業種・分野によって仕事の仕方が全く違うので、その内容をよく理解することが大事です。介護業界の用具販売では、営業先は地域の包括センターのケアマネジャーさん。しかし、実際に用具の納品や設置に伺い、使い方の説明などを行う相手は個人の方々や利用者のご家族となります。介護事業は行政の仕組みの中で動く仕事なので、そうした働き方が自分に合っているか、興味を持てるかどうかを考えることが大事です。
【高橋】企業研究で感じたことは「探せば探すほど、仕事はたくさんあるんだな」ということ。だからこそ情報収集はできるだけ早く開始し、気になった業種や企業にはすべて行ってみるくらいの行動力が大事だと思います。そうでなければ、妥協したことで「やっぱり他の道もあったのかな」と考えながら過ごすことになってしまうからです。忙しい日々になりますが、ぜひ頑張ってください。
【上野】試験では調理の基礎を問われるので、やはり教科書の知識はしっかりと復習しておくことが大事。面接では「得意料理は?」と聞かれることが多いですが、これは実際に作れるメニューを答えましょう。自分なりの隠し味や調理の工夫ポイントなどを説明できないと、「実際には作っていないんだな」と思われてしまいますよ。