最終更新日:2024/7/18

エフビー介護サービス(株)【東証スタンダード市場上場】[グループ募集]

  • 上場企業

業種

  • 福祉サービス
  • サービス(その他)
  • 商社(その他製品)
  • 給食・デリカ・フードビジネス

基本情報

本社
長野県

取材情報

先輩100人100の就活

自分の仕事が、そのまま誰かの笑顔につながる。それが大きなやりがいです。

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自分が大事にしたいことを、じっくりと考えました。

営業、介護、調理。それぞれに違う学部学科で学んだ3名が選んだ「介護業界」の特色とは? それぞれの職種に必要な就活のあり方を聞きました。


■大隈貴文さん
エフビー介護サービス(株) 用具事業部
川越営業所 営業
2018年入社
心理学部 心理学科卒

■高橋眞子さん
エフビー介護サービス(株) 介護事業部
小規模多機能あったかホーム日高
2018年入社
社会福祉学部 社会福祉学科卒

■上野帆南さん
ルルパ(株)
厨房担当
2019年入社
生活科学科 栄養コース

先輩たちの横顔

【大隈】当社の会社説明会は私ひとりに人事2名。それまでに経験していた大規模な説明会とは違い、具体的な働き方などを納得いくまで聞くことができました。
【高橋】当社の面接はとてもリラックスした雰囲気で、緊張せずになんでも話すことができました。「この社風なら安心して働ける」と感じたことが決め手になりました。
【上野】この厨房では朝夕50食、昼85食を作っています。入社前に包丁づかいの練習をたくさんしていたので早く作業に慣れ、盛り付けなどに時間を割けるようになりました。

【介護用具営業】効率的に行動できるよう、事前に工夫をすることが大事。

業界にこだわらず営業職を希望していたので、就活では部品メーカー、ハウスメーカーなどさまざまな業界に興味を持って足を運びました。営業という職種でも個人・法人を問わずに広く見ていたのですが、なかなか決心ができず、一度自分の志向を整理する時間を取ることに。最終的に「多くの商品数を売ることを求められる営業ではなく、誰かに尽くすことがそのまま業務となる営業がいい」と考えがまとまりました。それを就職相談室に話したところ、自分ではまったく視野に入れていなかった介護業界の当社を紹介していただくことができました。また、私は実家がある群馬周辺での就職を希望していたので、隣県の長野に本社があり、事業規模も大きく、群馬県にも広く展開している当社はまさに理想的でした。
私は福祉系の大学に通っていましたが、4年次に資格試験を受ける人が多いため、就職活動のスタートが他大学よりも遅い傾向にあったようです。私は資格試験には関係がない学部でしたが、他大学の友人が早くから就職活動を開始しているという状況を聞いた時には、ちょっと焦りましたね。振り返ると、やはり早い時期から合同説明会などに足を運び、さまざまな業界の雰囲気や傾向を知り、自分には何が合うかを考えることはとても重要。それに、同じ企業のブースに何度も足を運べば、初対面では聞きにくかった疑問点も、面識があるので、質問しやすくなります。

そして3月からはたくさんのエントリーシートを書かなければいけません。私はあらかじめ、求められる文字数に応じて内容を変えられるように、自己紹介文をまとめておきました。さらに、自分から質問したい内容もいくつかまとめておきました。就職活動が始まると忙しくなるので、効率的に行動できるように工夫をすることが大事です。
<大隈貴文/2018年入社>

【介護】後悔のない選択のために、できるだけ早く情報収集を。

両親が共働きだったので、祖父母に面倒を見てもらって育ちました。そんな経験から、小学生の頃にはすでに介護の仕事をしようと決めていて、大学で社会福祉を学び、就活は福祉や介護の業界を見学。
現状、この業界は人手不足となっており、4年次から活動を始めてもほぼ就職はできる状態です。しかし私が就職活動を開始した時に感じたのは、「もっと早く情報収集を始めるべきだった!」ということ。実は大学時代には飲食業界でバイトをしており、接客が好きになって希望職種を決めかねていました。合同説明会で飲食業や接客業のさまざまな企業を知ったことで気持ちが揺れ、さらに販売業にも興味が出てきたので、大規模小売店の面接も受けてみるなど、さまざまな業界との接点を持ちました。しかし結果的には、「自分は販売業で一期一会のお客様に接するよりも、ひとりの利用者さんと長く接する仕事の方が好きだ」と気付き、介護業界を目指すことに決めました。就職活動は、これまで知らなかった業界や職種を知り、自分の適性や可能性をじっくりと考える良い機会になります。だからこそ、できるだけ早く情報収集や活動を開始し、充分に時間をかけることが、後悔のない選択をするためには大事なことだと思います。
エントリーシートに書く内容は、事前に整理しておきました。私はマイナスのことよりもプラスのことを多く書くように心掛けていましたが、短所を書くことを求められた場合には、それをどうやってプラスにつなげる努力をしたかまでを書くようにしました。さらに、学生時代に何を頑張ったかなど、定番の質問に対する答えはあらかじめまとめておきました。最後はどの企業からも「質問はありますか?」と聞かれますが、私はこの内容は事前に用意せず、臨機応変に対応。それまでの会話の流れから疑問に感じたことなどを聞く方が良いと思っていたからです。
介護職はシフト制で働きますが、私には続けたい趣味があり、休日を自分の希望で申請できるかどうかも大事でした。さらに、実家から通えて、転勤が少ないこと。こうしたことは、同じ会社でも職種や事業部によって異なることがあるので、よく確認することが大事ですね。
<高橋眞子/2018年入社>

【調理】自分が働く現場の状況を、よく理解することが必要。

大学では栄養学を学び、バイトでは介護施設での調理や盛り付けを経験。自分がきれいに盛り付けたものを「おいしい」と言われると、「作って良かった」と、やりがいを感じていました。授業では病院実習も経験しましたが、摂取量や塩分量が厳しく制限されている病院食とは違い、介護施設では毎日のおやつやクリスマスケーキなどは、工夫の余地が大きく自分の裁量が試されます。
資格があれば最初から栄養士として献立を考える仕事に就くこともできますが、私はやはり、最初の数年間は調理を経験することが大事だと思います。30食を作る厨房と100食を作る厨房では作業手順や効率がまったく違うからです。さらに、それを何人のスタッフでどんな調理器具や食器・設備を使って行っているのかも重要。実際にその厨房で調理をした経験がないと、献立を作る立場になった時に、実現不可能な調理手順や盛り付けを考えてしまう可能性があるからです。さらには、実際に食べてくれる人たちの好みや反応を理解していることも大切になってきます。こうしたことは、同じ会社の中でも事業所の規模や種類によって差異があるので、説明会の場で企業側に具体的に答えてもらうことは難しいかもしれません。その場合は、私は一般企業で栄養士や調理師として経験を積んだ、学校の先生に意見を求めるようにしていました。
調理業務はシフト制の勤務が一般的なので、通勤の利便性は確認した方がいいと思います。たとえば、介護施設を経営する会社は多くの県や地域にまたがって事業を展開しているケースが多いですが、調理スタッフの人数が少ない場合には遠い事業所への異動を要請されたりするからです。私の友人は、寮がない企業で異動を要請され、片道2時間の通勤をしていました。体力を使う仕事なので、こうした点も考えておくことは大事です。
<上野帆南さん/2019 年入社>

企業研究のポイント

【大隈】営業職は、業界・業種・分野によって仕事の仕方が全く違うので、その内容をよく理解することが大事です。介護業界の用具販売では、営業先は地域の包括センターのケアマネジャーさん。しかし、実際に用具の納品や設置に伺い、使い方の説明などを行う相手は個人の方々や利用者のご家族となります。介護事業は行政の仕組みの中で動く仕事なので、そうした働き方が自分に合っているか、興味を持てるかどうかを考えることが大事です。
【高橋】企業研究で感じたことは「探せば探すほど、仕事はたくさんあるんだな」ということ。だからこそ情報収集はできるだけ早く開始し、気になった業種や企業にはすべて行ってみるくらいの行動力が大事だと思います。そうでなければ、妥協したことで「やっぱり他の道もあったのかな」と考えながら過ごすことになってしまうからです。忙しい日々になりますが、ぜひ頑張ってください。
【上野】試験では調理の基礎を問われるので、やはり教科書の知識はしっかりと復習しておくことが大事。面接では「得意料理は?」と聞かれることが多いですが、これは実際に作れるメニューを答えましょう。自分なりの隠し味や調理の工夫ポイントなどを説明できないと、「実際には作っていないんだな」と思われてしまいますよ。

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社風はとてもアットホーム。「十人十色の感動があること。それがこの仕事のやりがいです」

マイナビ編集部から

地元の長野では大手として誰もが知るというエフビー介護サービス。多くの県にまたがって事業所を展開しているが、社員が希望した地域から大きく異動することはあまりないそうだ。一人ひとりが実家の近くで、あるいは長く慣れ親しんだ地域でリラックスして働いている雰囲気が印象的だった。そんな社員たちの気持ちが、施設のアットホームな雰囲気にも反映しているのだろう。
毎年6月には、5県の社員全員が本社のある佐久市に集まり、スポーツ大会が開催されている。バレーボールやバスケットボールなどのスポーツを通じて、役職の垣根を越えたコミュニケーションを図っている。社員への報償も各種あり、頑張った新入社員には「ヤンググローバル賞」が与えられる。これは同社が海外に展開する施設の見学も兼ねた海外旅行をプレゼントされるもので、今年は8名が中国旅行を楽しんだそうだ。頑張った分だけ評価される環境もこの会社ならではのものである。

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長野県佐久市にある本社。地元では優良企業として知られており、介護事業を中心としてさまざまな関連会社を経営している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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