最終更新日:2025/5/13

公益社団法人青年海外協力協会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 公益・特殊・独立行政法人
  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園
  • サービス(その他)

基本情報

本社
長野県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

初めての分野にも臆することなく挑戦することで、大きく自己成長できる職場。

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「ごちゃまぜの場」づくりで、地域社会に貢献しています。

青年海外協力隊の帰国隊員を中心に組織された公益社団法人 青年海外協力協会(JOCA:ジョカ)。7か所の拠点で、「地方創生」「グローバル人材育成」「地域の国際化支援」「国際協力事業」に取り組んでいます。

今回は、3名の若手職員にインタビュー。入職の理由、現在の仕事とやりがい、職場の雰囲気などについて、たっぷり語っていただきました。

●ウィンフィールド ジェイミー レイラニさん(JOCA東北 J’s保育園岩沼/2022年入社)
●柄澤 広輝さん(JOCA駒ケ根/2020年入社)
●増田 春菜さん(JOCA南部/2018年入社)

「青年海外協力協会」の魅力

「保育園に通う子どもと両親だけでなく、障がい者、高齢者、地域の方々との交流を通して、人として大きく成長できる環境が魅力です!」(ウィンフィールドさん)
「様々な仕事にチャレンジでき、子育てサポートも充実しているので、長く働き続けられる環境です。困ったとき手を差し伸べてくれる上司の存在も魅力!」(柄澤さん)
「職員を大切にしてくれるのはもちろん、職員の家族含め“人”をあたたかく迎え入れてくれる職場です。職員の家族との食事会はとても楽しいですよ!」(増田さん)

子どもの成長と変化を間近で感じられるのがうれしい!

保育学部に所属していた私が就職活動を始めたのは、保育実習を終えた6月ごろです。保育園を中心に見てまわる中、JOCAの存在を知りました。保育士として経験を積みながら、いつかは国際協力にも携わってみたいと思っていた私にぴったりの職場だと直感し、すぐに入職を決心しました。現在は、JOCA東北が運営するJ’s保育園岩沼で、1歳児クラスの担任として奮闘しています。1歳児は歩いたり話したり、できることがどんどん増える時期でもあるため、毎日が発見の連続です。保育士のほかにも、同期メンバーと協力して社内報の制作にも挑戦中です。全国にある7拠点を取材して紹介することで、JOCAの幅広い事業内容を理解することに役立てています。

JOCA東北には保育園のほか、放課後等デイサービス、児童発達支援、子育て支援センター、障害者地域活動支援センター、障害者地域就労支援センターなど、さまざまな事業所を併設しています。事業所の垣根を超えて、各職員や利用者と交流できるのも、JOCAの強みだと感じています。保育園のお誕生日会には地域の方も参加していただき、大いに盛り上がるんですよ。

まだ新米保育士のため、仕事で難しいと感じることも少なくありません。そんな時は必ず先輩がアドバイスをくれるとともに「まずはやってみよう!」と背中を押してくれます。それは子どもたちに対しても同じこと。一人ひとりの「やってみる」の気持ちを大切に、多くの成功体験を通して自信を付けられるようサポートしています。全員がおやつをもらって「ありがとう」と言えるようになった瞬間は、とってもうれしかったです。今後も保育士として子どもたちと共に成長したい。そして経験を生かして、国際協力にも参加したいと思います!
(ウィンフィールド ジェイミー レイラニ)

農業も福祉も未経験の私が、新規ファーム事業に挑戦することに!

国際学部で国際学について学んだ私は、その知識を生かして活躍できる職場を探していました。JOCAに惹かれたのは、事業の一つとして「グローバル人材育成」に取り組んでいたからです。以前から青年海外協力隊にも関心があったため、迷わず入職を決心しました。1年目はJOCA沖縄に配属され、学生向けのセミナーなどを中心に「グローバル人材育成」を担当。充実した日々を送りました。

2022年3月には本部があるJOCA駒ケ根に異動して、新しく立ち上げるファーム事業に携わることに。地域が抱える課題の一つ、耕作放棄地をファームとして蘇らせ、障がい者とともに野菜を育てるという新規事業です。障害者の就労支援と地域の活性化をめざし、1年の準備期間に入りました。私自身、農業も福祉も未経験だったので、まずは地元農家で研修することに。慣れない作業の連続に苦労もしましたが、地域の生活を支える農業の大切さ、地域で障がい者の就労を支援することの大切さを知り、地道にコツコツと努力を続けています。現在畑は更地ですが、まずは草取りから、そして障碍者の方が農作業できる環境にすることが目標です。

入職3年目にして新規事業の立ち上げに携わることになり、毎日が新しい挑戦の連続でした。いまは、失敗を繰り返しながら新しいスキルを習得することに大きなやりがいを感じています。つい先日、大学の同級生と久しぶりに再会して近況報告をしたのですが「転職したの?」と驚かれました。確かに1年目に沖縄で「グローバル人材育成」、3年目に長野で「ファーム事業の立ち上げ」にかかわるなんて、JOCAならではの経験ですよね。これからも新しい分野に積極的に参加して、そこで得た知識や経験を青年海外協力隊で生かしたいと思います!
(柄澤 広輝)

自分らしさを大切にしながら、新しい挑戦を目一杯楽しんでいます!

以前から青年海外協力隊に興味のあった私は、国際学科を卒業後、就職するか協力隊に参加するか迷いました。しかし社会人1年目にしか経験できないこともあると思い、まずは就職することに。ただすべての面接で「近い将来青年海外協力隊に参加したい」と素直に思いを伝えたためか、なかなかうまくいきませんでした。そんな中、偶然参加した合同説明会でJOCAを知り、ココしかない!と感じ、入職を決心しました。

現在はJOCA南部で経理や人事、総務などのバックオフィスを担当する庶務のほか、JOCA南部が運営する学童保育園や児童館、放課後等デイサービス、児童発達支援で子どもたちとかかわっています。配属された当時、保育は未経験だったため、連携する法人での研修や先輩保育士の勉強会に参加して、一からスキルを習得。現在は支援員として、子どもたちの見守りや勉強のサポート、お出かけ、事業所の運営など幅広く経験しています。そんな中、新規事業として「日本財団の子ども第三の居場所事業」の入札に参加するという話が持ち上がりました。しかも、20代の私が一人で入札を担当することになったのです。入札の経験もなければ、自治体との調整経験もなく、分からないことだらけ。入札経験のある上司にサポートしてもらいながら、自ら勉強することで、見事落札することができました。この経験は大きな自信となり、いまの私を支えてくれています。

現在も新規事業を軌道にのせるため、新しい知識を学びながら奮闘しています。大変と感じることもありますが、職員の頑張りに応えてくれる環境があるから前進し続けられる。20代の私が理事や会長と気軽に話せるのも、大きな支えとなっています。会長のアイデアを取り入れ、「子ども第三の居場所」でカレー&ナンづくりにも挑戦する予定です。新しい刺激に満ちたこの職場が大好きです!
(増田 春菜)

学生の方へメッセージ

公益社団法人 青年海外協力協会(JOCA:ジョカ)の事業内容をひと言で説明するのは難しいです。それは全国に広がるネットワークを生かして、人も機能も“ごちゃまぜ”にしているから。事業の対象となるのは、子どもや高齢者はもちろん、障がいや疾病のある人もない人も、日本国籍の人もそうでない人も、地域のすべての人です。運営する事業所は、福祉施設や保育園はもちろん、飲食店、スポーツジム、日帰り温泉施設、コーヒー豆焙煎などその枝葉はこれからも大きく広がっていきます。

入職後は年に2回の面談を実施して、現状の課題や今後の目標などについて話し合います。同時に3年後、5年後にどうなっていたいかをヒアリングし、理想のキャリアをきめ細かにサポートしています。仕事ではあえて失敗してもらうことで、そこからたくさんの学びや気付きを得ていただいています。そのために、若手のうちからどんどん責任ある仕事を任せて、新しいことに挑戦する環境を整えています。青年海外協力隊を経験した先輩方も、現地では失敗の連続です。そんな経験談に花を咲かせるのも、面白いですよ!興味を持った学生さんは、ぜひ会社説明会に足を運んでください。
(河合 憲太)

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「元は水球選手でしたがJOCAの職員に転職しました。畑違いのように感じられますが、どんな経験も生かすことができるのが“ごちゃまぜ”のJOCAのよさです」(河合さん)

マイナビ編集部から

誰もが一度は耳にしたことのある「青年海外協力隊」。開発途上国が抱える課題を解決する海外ボランティアだ。その帰国隊員を中心に組織された公益社団法人が青年海外協力協会(JOCA:ジョカ)。長野県駒ヶ根市含む7か所の拠点で、「地方創生」などに取り組んでいる。事業内容は多岐にわたるが、共通するのが「ごちゃまぜの場」づくり。そのために必要であれば、新しい分野にも臆することなく挑戦するのが、強みであり魅力だ。コロナ禍に地域交流施設を4か所オープンさせたのも、JOCAらしさであろう。

職員に求められるのは専門知識ではなく、好奇心と探究心。目の前の出来事について、目の前の人について、地域が抱える課題について。常に「なんでだろう?」と思い、その原因を追求する姿勢を大切に、職員一人ひとりがチャレンジし続けている。今回、取材に応えてくれた先輩が「自分の良いところも悪いところもさらけ出し、新しい世界に挑戦できるのがJOCA」と教えてくれた。きっとJOCAには、想像を超えた出会いと経験が待っているに違いないと、今回の取材を通じて感じることができた。

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入職後はじめての分野での挑戦が続くが、どの経験もすべて未来の大切な糧となる。職員たちは実践的に学びながら働くことで、大きなやりがいを得ている。

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