最終更新日:2025/3/1

(株)倉敷アイビースクエア

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ホテル・旅館
  • 外食・レストラン
  • 専門店(その他小売)
  • 冠婚葬祭

基本情報

本社
岡山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

若い感性や価値観を発揮しながら、新しいモノやコトを生み出すおもしろみがここに!

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文化や歴史を伝え、新たな感動を生み、付加価値を創造する仕事。

営業の第一線で活躍する青木さんに、会社を選んだ理由や仕事内容、やりがい、今後の目標まで幅広くインタビュー。一緒に働く人たちの魅力から働きやすさまで、(株)倉敷アイビースクエアの魅力を語っていただきました

料飲部 青木 乃愛
2023年入社

先輩の仕事場拝見!

事前準備を万全にすることで仕事の質を高めることができると青木さん。お客様と電話する時には、事前に聞くことをまとめ、メモを取ることで一つひとつ丁寧に対応している。
営業としてお客様の窓口となり、宴会内容を打ち合わせ。「ご相談を受けた時からできるだけ多くの情報を拾い、こちらからも必要な情報をお伝えできるよう心掛けています」。
「多様なゲストを迎えることができる当社について、知れば知るほど興味がわきました。地域に密着し、企画や運営ができる環境にワクワクしています」

地域の方との交流を大切に。初開催のクリスマスマーケットも大成功!

旅行代理店やホテル関係を中心に幅広く企業研究をしていく中で、お客様と直接的に接することができるホテルの仕事に惹かれた私。「大変なことや苦労もあるけれど、その経験が糧になり現在に活かされています」というホテル業界で働く方の印象的なエピソードに心惹かれ、ホテル業界で働く事を決めました。県外のホテルや岡山県の温泉地なども見ていましたが、生まれも育ちも倉敷という私にとって、当社は親しみのある場所。県内での知名度の高さや、地域密着型のイベントを多く開催しているなど、地域の方と交流しながらいろいろな企画やイベントに携わることができると感じたことも入社を決めた理由の一つです。また、同世代の友人と話していると、「倉敷アイビースクエアは、ホテルだけなのでは?」という声も多く、地元に住む若い世代の方々にも当社のイベントを知ってもらいたい、参加してもらいたいという気持ちが大きくなり、入社しました。

施設には、広い中庭があり、季節ごとにイベントが催されます。夏には毎年恒例のビアガーデン、2023年冬には、初となるクリスマスマーケットを開催しました。クリスマスマーケットでは、カクテルを提供するブースを担当していましたが、どのブースも売り切れが続出するほど大勢のお客様にご来場いただき、大盛況となりました。地元のカフェや飲食店の方にも出店いただいたことで、当社を知っている方以外にも多くの方に来ていただき、“地元力”を強く感じることができました。個人的には、友人が遊びに来てくれたことも嬉しかったです。初開催のクリスマスマーケットは大成功。今後も続けたいと社内で話し合っています。

入社してあらためて感じたのは、当社の知名度の高さです。イベント会場としてのインパクトも十分にあり、観光で訪れる旅行者の方が多い美観地区と近いため、SNSなどを通じて人が人を呼び込むような広がりが生まれることも施設の強みだと感じます。仕事を通じて大好きな地元・倉敷を盛り上げられることも大きな喜び。周辺のカフェや飲食店の方とも「また一緒にイベントができたらいいですね」と話したり、多くの方とつながりを持ち、何かを生み出していける環境にワクワクしながら働くことができています。

ビアガーデン開催に向けてSNS担当となり、広報の大変さとおもしろさを実感。

現在は、料飲部門の営業として宴会を担当しながら、夏のビアガーデンに向けた企画にも携わっています。ビアガーデン専用のSNSで情報を発信することが決まり、私がSNSの担当をすることになりました。はじめてのことばかりで手探りの状態ではありますが、どうしたら若い人がもっと来てくれるだろうと日々考えながら、写真撮影や動画撮影、編集などをしています。一人で悩むだけではアイデアが偏ってしまうため、違う部署の先輩に動画の感想を聞いたり、ワインに詳しいレストランの先輩にさまざまなワインカクテルを教えていただいたり、いろいろな方の意見を取り入れながらカタチにしています。

難しいのは、サービスを提供する側の視点ではなく、サービスを受ける側の視点で考えることです。友人や家族にビアガーデンのチラシを見せると、「これ凄くいいね!」と私が気づいていなかった施設の強みを発見してもらえることもあり、情報を発信するにもお客様視点になる大切さを感じています。SNSの運営にしても、見る人の立場になり運営していくことが大事だと感じますね。SNSに掲載する写真や動画を撮影していると、今の時期はツタが生い茂っていることもあり、観光客の方から話しかけられることも多くあります。「写真を撮ってください」とお願いされる中で、少しの時間ですがお客様との交流を楽しむことができています。さらに、SNS担当になったことで各部署の先輩方ともコミュニケーションを深められていることが嬉しいですね。「新しくていいね」「これ良くできているね」とアイデアや成果物に関して褒めていただけると、さらにモチベーションが高まります。

仕事で大切にしているのは、事前準備を万全にすることです。営業として宴会の担当を任されることも増えてきた今、お客様が下見に来られた際に「もっと電話で事前にお伝えできていたら良かった」と自分なりに反省点を見つけることもあります。気づいたことがあれば、次に活かせるようメモしながら進めています。SNS運営にしてもやはり事前準備が大切です。もっと情報を集めていれば良かった、もっと話を聞いていたら良かったと思うこともありますが、できなかったことができるようになるなど、自身の成長を実感できる瞬間は嬉しい気持ちになりますね。今は先輩方からどんどん吸収する時期。日々新しいことを学び、成長できたらと思っています。

積極的にチャンスを与えてくれ、若手の成長を応援してくれる社風が魅力。

当社に入社するまでは、土日祝のお休みが少なく、希望の日に休むことも難しいのではと思っていましたし、残業も多いのではないかと考えていました。しかし、いざ働きはじめてみると、他の方と相談しながら希望の日に休みを取ることができるので、想像以上にプライベートの休みをきちんと取ることができています。また、営業部門は平日が忙しいため、土日に休みを取ることが多いです。イベントなどで出勤することがあれば、平日に休んで調整するなど、働く曜日が固定ではないところも、私の生活スタイルにとても合っていると感じています。遠くに住んでいる友人に会いに行ったり、好きなアーティストのライブに行ったりと、プライベートも充実しています。

また、残業に関しても分単位で時間外手当が支給されるので、頑張った分だけ対価になることがモチベーションの維持につながっていると感じています。とはいえ、私自身は営業部に配属されてからほとんど残業したことがありません。有給に関しても、自分の取りたい時に申請でき、総務の方に「あと何日残っていますか?」と質問しやすい雰囲気もあります。半日単位や時間単位で取得できるため、ちょっとした用事でいつもより遅く出勤したり、早く退社したり、自分の用事に合わせてコントロールしやすい環境も働きやすさにつながっています。

私がこれから目標にするのは、今以上に大きな宴会まで担当できる営業になることです。もちろん、規模が大きくなれば事前準備もさらに大変になると思いますが、楽しみが勝るよう日々の仕事に対して前向きに取り組んでいきたいと考えています。そう思えるのも、周囲の先輩や上司の皆さんがとても優しく、どんな質問にも丁寧に答えてくれる職場だからだと感じています。若手の意見にも熱心に耳をかたむけてくれる当社で、将来はビアガーデンやクリスマスマーケットなど、大きなイベントの企画から携わることができたらと思っています。

学生の方へメッセージ

早い段階から旅行やホテル業界に興味がありましたが、最初から絞り込むのではなく、さまざまな業界業種を見るようにしていました。当時はコロナ禍だったこともあり、企業を知る機会はオンラインが多かったのですが、1日に複数の会社のお話を聞くことができたりと、多くの企業を知ることができました。一度視野を広げたことで、より一層ホテル業界への想いが強くなり、後悔することなく前に進めたことは、とても良かったと感じています。もし、「イメージと違った」「自分には合わない」と感じたら、そこから先に進まず、ほかの企業を見てみることも大事だと思いますね。同じホテル業界でも、会員制のホテルもあれば、複合施設を備えた当社のようなホテルまで、事業スタイルもさまざまです。ホテル業界でもより多くのホテルを企業研究することで違いを知り、自分に合うスタイルを見つけることができたとも考えています。

企業を知るには実際に足を運んでみることも大切だと考えているので、企業研究をする学生の皆さんには、機会があればぜひいろいろな企業を訪ねていただきたいです。当社のいちばんの魅力は、アットホームな職場の雰囲気。働く人の年次や社歴に関係なく、誰とでも気兼ねなく話すことができる会社です。明るく親しみやすい人が多いことも知っていただけたらと思います。

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宿泊客、観光客など多くのお客様が訪れる同社。夏はビアガーデンを開催したりと、地域密着型のイベントが多く、地域の方々との交流を大切にしている。

マイナビ編集部から

明治時代に建てられた約3万平方メートルの広大な紡績工場跡地から、その外観や立木をできるだけ再利用し、ホテルや文化施設を備えた複合観光施設として生まれ変わった(株)倉敷アイビースクエア。国の有形文化財でもある『愛美赤煉瓦館』をはじめ、ウエディングや陶芸教室、レストラン、ショップ、宿泊など多目的に利用できる施設では、世界中から訪れるゲストをもてなしている。

その第一線で活躍している若手社員の一人が、取材に応じてくれた料飲部の青木さんだ。新人研修を経て1月に配属されたばかりの料飲部で、どのような仕事に取り組んでいるのかをうかがった。話の内容からは、組織内ではまだ少ないという若手に大きな期待が寄せられている様子が伝わってくる。夏開催に向けて準備が進むビアガーデンでは、新しい試みとして専用SNSの立ち上げを決定。ビアガーデンの魅力を若い世代にも広く発信したいと、SNS運用を任されたのも青木さんだという。「今日はビアガーデン専用SNSのオープン日。とてもドキドキしています」と話す青木さんの表情は、意欲に満ちあふれ、生き生きと輝いていた。生まれ育った大好きな倉敷を舞台に、地域の方々とのつながりを意識しながら充実した日々を過ごす姿が印象的だった今回の取材。仕事のやりがいも働きやすさも手にしながら、自分自身の成長を楽しめる職場の魅力を知ることができた。

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陶芸教室のほか、レストランやショップ、宿泊施設など、多目的に利用できるのも同社の魅力。赤レンガと蔦の見事なコントラストや四季折々の風景もゲストに喜ばれている。
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