グリーン司法書士法人

行政書士は、生活に身近な問題を解決する「街の法律家」。相続の手続きや遺言書の書き方がわからないといった問い合わせに対応し、官公署に提出する書類の作成や様々な相談業務を行い、法律のプロとしてアドバイスをします。私は在学中に行政書士の資格を取得し、1年目の後半から一人でお客様を担当しました。

1年目はお客様からたくさんのことを教わりました。初めて最初から最後まで案件を任せてもらったとき、わかりやすい説明を心がけ「ありがとうございました」と感謝されたものの、お客様アンケートは10点中5点という低い評価だったのです。淡々と仕事を進めていたのかもしれない……。とふり返って以来、お客様の話はすべて傾聴して不安も受け止め、相手に寄り添った対応を意識するようになりました。その後、あるお客様のアンケート用紙には、ぎっしりと感謝の言葉が綴られていて、逆に驚くこともありました。ご指名をいただいたり「松田さんが担当で良かった」と認めていただいたりしたときは、嬉しかったですね。

当社では、年次に関係なく、成果を正当に評価してくれます。私は与えられた目標を達成するために計画的に業務を進めることが得意。常に結果を出し続け、社内で初めての難しい案件にも率先して挑戦する姿勢が認められ、2年目に係長、3年目には課長に昇進しました。

現在は、15人の部下のマネジメント業務をメインに行っています。手をかけ過ぎず、一人ひとりの主体性を伸ばすためになるべく仕事を任せ、私自身はサポートする役割に徹し、人事評価などの仕組みづくりにも携わっています。まだ、課長に就任して数カ月ですが、チーム全員が目標を達成して全体のレベルアップを実感したときにやりがいを感じます。これからは、AI技術の活用やデジタル化を進めて業務の効率化を図り、お客様満足度を高めることに注力したいです。ある程度、組織の基盤ができたら、またお客様の相談業務にも取り組み、一人でも多くの方のお役に立ちたいと思います。
(松田　湧太)

もともと保健室の先生を目指していましたが、一転して民間企業への就職を決意。当社を選んだのは、法律を扱う司法書士法人の安定性や、お客様対応など幅広い業務に携わる事務職の仕事に魅力を感じたからです。法律に関する知識はまったくありませんでしたが、入社前にインターンとして実務を経験。入社後は言葉の意味がわからず苦労したものの、質問すると先輩がすべてわかりやすく説明してくれたので安心して取り組むことができました。社員同士の仲がよく、働きやすい職場であることを改めて実感しましたね。

債務整理事業部は、債務を減らして返済の負担を軽くするための手続きをして、お客様のお悩みを解決することが役割。司法書士の指示のもと、お客様対応や様々な書類の作成を行います。まず、知識やスキルを増やすために「とにかく数をこなそう！」と何事にも意欲的に挑戦する中で、電話対応では話し方のテンプレートをつくり、不安や悩みを抱えているお客様に安心感を与えられるように工夫し、半年後にはひと通りの業務ができるようになりました。

働くことが好きで、自分が頑張った分、評価されることに喜びを感じる私は、入社時から役職を目指してきました。目標を達成するために事前にスケジュールを立てて業務の効率化を図り、書類提出の期限よりも早く仕上げる。このような頑張りや成果を認めてもらい、2年目に係長に抜擢されたときは本当に嬉しかったですね。

現在は主に新人の指導や書類のチェックを任されています。幅広い業務を就業時間内に終わらせるため、一人ひとりのスキルに合わせてスケジュールを作成し、効率的に仕事を進めるコツをアドバイスしたり、常に声をかけて気配りしたりしています。以前はお客様の力になれることに喜びを感じていましたが、今は会社全体の業績を意識し、チームが目標を達成することがやりがいになっています。管理職として成長し、後輩たちに「望月さんのようになりたい」と思ってもらえる存在を目指しています。
(望月　美佑)

法律関係の仕事に就きたいと思い、法学部を専攻。就職活動では弁護士や司法書士、行政書士の求人を探しましたが、新卒募集をしている法人が少なく、唯一積極的に採用していたのがグリーン司法書士法人でした。面接はフランクな雰囲気の中で何でも聞くことができ、職場のみなさんの対応も優しく「グリーン司法書士法人なら安心して働ける！」と思えたのです。実際、内定後から入社直前までインターンとして実務を経験しましたが、専門用語をわかりやすく説明してもらい、ベテラン社員の方とも壁を感じることはありませんでした。

入社後は社会人マナーなどの基本スキルを学び、配属後は教育担当の先輩から書類作成や電話対応についての指導を受けました。書類といってもたくさんの種類があり、すべてを習得することは難しかったので、絶対に必要なものから優先順位をつけ、書類の内容や手続きの必要性、業務の流れを深く学ぶように工夫しました。また、電話対応でもわからないことは「確認します」とお客様に伝えて先輩に聞き、一つひとつ着実に覚えていきました。入社早々、あるお客様から返済手続きの流れをイチから説明してほしいとお電話があった際、20分をかけて丁寧にお伝えしたところ「よくわかった。安心して任せられる」という言葉をかけていただくことがありました。さらに後日、上司から契約をいただいたと聞いたときには、嬉しさがこみ上げてきましたね。

入社から半年経った今は、お客様の担当を持ち、スケジュール管理からスタッフが作成した書類のチェック、金融機関との交渉など幅広く携わっています。忙しい毎日ですが、新しい学びが多く、法律関係の仕事で成長をしたいと思っていた私には最適な環境です。無事に手続きが完了し、お客様の要望に応えることができた瞬間が、私にとってのやりがいです。

私は部署の先輩である望月さんのようにトークスキルや専門知識を身につけ、常に目標を達成できる事務職になることが今の目標です。さらに仕事と資格取得の勉強を両立し、司法書士になるという大きな夢を達成したいです。
(新　美咲)