私の場合は、長年続けていた体操競技の経験が生かせる環境に魅力を感じ、10代の頃から知っていた神戸YMCAへの入職を決めました。学生の皆さんも、私と同じように大学で学んだ知識や自分の強みを生かせる企業に注目する方が多いと思います。しかし、それだけを企業研究の軸にしてしまうのはもったいない。自分の強みが生かせるのはもちろん、その企業にはどんなフィールドがあるのかも、ぜひ調べてみてください。
私が神戸YMCAを選んで本当に良かったと思うのは、スポーツの経験が生かせることに加え、教育、福祉、国際交流、ボランティアなど幅広い経験ができることです。体操クラブの指導員、市立体育館の指定管理者、児童館の館長といろいろな経験ができたのは、当法人に多彩なフィールドがあったからこそ。中には苦手だと感じる仕事もありましたが、挑戦することで弱みを強みに変えられたと思っています。企業研究では自分の可能性を拓けるか、という点に注目し、新しい自分を見つけてください。