(株)エスディーエル

医療現場などで使用されている、検体自動搬送装置のソフトウェアを開発しています。
検体自動搬送装置とは、血液や尿が入っている試験管を、分析する装置へ運ぶための装置です。
開発したプログラムのテストをするために、お客様先へ出向き、実際に装置を動かすこともあります。
先輩のフォローのもと、プログラミング技術や、装置の知識について日々理解を深めることができております。

私がやりがいを感じるところは、装置のテストを行った際に、自分が担当したプログラムが思い通りに動く時です。
ソフトウェアの開発は、些細なミスがシステム全体に多大な影響を与えることが少なくありません。緊張感を持ちつつ開発したプログラムが想定通りに動くと、とてもやりがいや達成感を感じます。
また、チームに入った当初は知識が全然足りず、チーム内の会議で何を話しているのかさっぱり分かりませんでした。しかし、実務経験を積むにつれて徐々に知識が増え、会議の内容が理解できたり、話し合いに参加できるようになったときは、チームの一員であることを改めて強く実感し、うれしく思いました。

私がIT業界を志望した理由は、近年インターネット社会が発達していく中で、ITにちなんだスキルを身に付けながら仕事をしたいと感じたことに加え、最初は、ITと聞くとかっこいいイメージがあったからという、軽い気持ちもありました。
そんな理由で、多くのIT企業の採用試験に臨みました。
私は未経験かつ文系出身でしたので、採用基準にマッチしない企業もあり、就職活動が難航していました。
そのような中で、エスディーエルの採用試験を受けた際に、対応していただいた先輩社員の人柄がとても良く、面接の際には親身に私の話を聞いてくださる姿勢を見て、本気でこの会社で仕事をしたいと思い、エスディーエルに入社することを決意しました。

就活中の皆様の中にはもちろん、明確な目標がある方もいらっしゃると思いますが、何をしたらいいのか分からない方も多いと思います。私もそうでした。
私は就職活動中に、IT業界に絞り、多くの会社説明会に参加しました。そこで思ったことは、同じ業界の会社でも、会社によって雰囲気、人柄が全然違うということです。
自分の中で選択の幅を広げたり、自分の目標へ近づける会社を選ぶためにも会社説明会には積極的に参加することをおすすめします。
最後になりますが、何事も焦ると良いことがないので、息抜きしつつ自分のペースで就活の方を頑張ってください。