最終更新日:2025/3/25

東レエンジニアリング西日本(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 機械
  • プラント・エンジニアリング
  • 機械設計
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ものづくり産業を支えるプラントエンジニアとして生き生きと活躍する先輩たち

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仕事はもちろん、プライベートも充実!

東レエンジニアリンググループの一員として、プラント設備の設計から施工、設備の維持管理までを手がける同社。現場の最前線で活躍する先輩社員3名に、仕事のやりがいや会社の魅力などについてお聞きしました。

◆崎田 駿弥さん/プラント事業部技術1部技術1課/2020年入社(写真中央)
◆森 広樹さん/プラント事業部技術1部技術2課/2024年入社(写真右)
◆土井勝暁さん/滋賀保全事業部保全2部保全1課/2023年入社(写真左)

当社のココに注目!

「上司があまり干渉せず、各自に任せてくれるのが当社の魅力です。責任を持って自分の思い通りに仕事を進めることができるため、とても働きやすいです」(崎田さん)
「私が感じている当社の魅力は、先輩方の人柄のよさです。『何かあったらいつでも聞きに来て』と言ってくださり、気兼ねせずに相談できるのはありがたいですね」(森さん)
「当社に入社して一番満足しているのは、正直にお話しすると福利厚生や給料などの待遇のよさ。転職して初めて給料明細を見たときはびっくりしました」(土井さん)

プロジェクト全体の指揮を執るエンジニアリングマネージャーになるのが目標!

前職では、大手メーカーのグループ会社に勤めていましたが、転勤が多かったことから、転勤がなく前職で身につけた機械設計の知識や技術を生かせる当社への入社を決めました。現在は、化学工場を中心とするプラント全体の機械設備の構想・基本設計をはじめ、導入する設備の手配、据付、現場での試運転など幅広く担当しています。お客様によって求める設備の仕様などが異なり、ご要望をしっかりくみ取って対応していかなければいけないのがこの仕事の難しさであり、奥深いところですね。

日頃から心がけているのは、作業の優先順位を決めること。常に複数案件を同時に進めていくため、各案件のスケジュールや進捗状況を踏まえいま何をすべきか、その都度見極めて作業を行うようにしています。その一方で、様々な案件に対応していくために学び続けることで、幅広い専門知識を身につけられることに面白みを感じています。

担当している案件が計画通りに進んでいくことが理想ですが、実際には様々なトラブルが発生するなかで、不測の事態に素早く対処できたときには充実感を覚えます。何より当社では、各担当者に多くの裁量権を与えてもらえるのが魅力。私は今、半導体関係のプラントに携わっているのですが、設備に必要な部品や材料が国内では手に入らない場合は、自分の判断で海外出張(中国や台湾など)へ出かけるなど、思い通りに仕事を進められることに大きなやりがいを感じています。今後の目標としてはエンジニアリングマネージャーになり、案件全体をコントロールできるようになりたいです。

当社は会社全体がひとつの大きな家族のようなまとまりがあるアットホームな社風です。私は技術1部に在籍していますが、技術2部や3部の社員とも交流があり、部署の垣根を越えた仲間意識が強い会社だと感じています。

私は仕事が好きですが、プライベートも大切にしています。仕事で力を発揮するには、気分転換を図ることも大切だと感じています。当社では仕事を上手く調整すれば自分の都合に合わせて年次有給休暇を取得できるため、ワークライフバランスがよいです。私は写真を撮るのが好きなので、年次有給休暇を活用して旅行へよく出かけています。また今後、子供が生まれたら社内の関連する諸制度(育児休職制度、フレックスタイム制度、時間単位での年次有給休暇取得制度など)を活用して育児にも参加したいですね。
(崎田 駿弥さん)

先輩の手厚い指導や講習、資格取得を通じて、エンジニアとして成長できる環境!

当社は年間休日が120日以上あるなど、ワークライフバランスを大切にできることに魅力を感じて入社を決めました。大学時代、研究に取り組んでいた半導体関連の知識を生かせると思ったことも当社を志望した理由です。入社前は社会人としてやっていけるのか不安でしたが、新人研修で社会人のマナーや事業内容などを一通り学び、配属後は先輩社員がマンツーマンで手厚く指導してくださったので心強かったです。

入社以来、プラントに導入する設備の電計設計と施工管理を担当しています。大学で電気について学んできたとはいえ、仕事に対応していくためには基本から学び直す必要があり、そこが苦労した点ですね。また施工管理では、計画通りに進まないときの対処や、現場で作業をする方たちとの円滑な関係を築くことの難しさを感じています。私が大切にしているのは、わからないことをわからないままにしておかないこと。先輩に質問をしたり、自分で調べたりして、しっかり理解するようにしています。まだまだ成長途上ですが、少しずつ先輩の言っていることが理解できるようになるとともに、自分でやれることが増えていくことにやりがいを感じています。

当社の魅力として、様々な講習を受講することができたり、資格の取得を支援してくれるなど、成長できる環境が整っています。資格取得の支援については、試験に合格する等の社内条件をクリアしていれば、受験料などを会社が全額補助してくれるだけでなく、報奨金を支給があります。私はこれまでにオンラインの講座で、電気の基礎知識や法規などについて学び、今は電気主任技術者3種の資格の取得に挑戦中です。今後は、設計と施工管理の両方の仕事を自分一人で責任を持ってこなせるようになりたいですね。

私はワークライフバランスを重視して当社に入社しましたが、年間休日が多いことに加え、年次有給休暇も自由に取れるため、希望が叶っています。オフには趣味の釣りを楽しんでいることが多いです。仕事のことは忘れてゆったり過ごすのが最高のリフレッシュになっています。福利厚生のなかでも個人的に助かっているのが、親会社の東レエンジニアリング(株)の独身寮を利用できること。自己負担は光熱費も含めて1万2,000円程度で済んでいます。ちなみに私は福井県出身ですが、当社では県外出身者も多数活躍できる環境が整っています。
(森 広樹さん)

国家資格の取得にチャレンジ!スキルを高めてお客様から頼りにされる存在に!

前職での設備保全の経験を生かせることに加え、自宅から通勤しやすいことから当社に入社しました。入社以来、東レ(株)滋賀事業場の研究地区で、設備の施工管理および保守点検やトラブル対応を行っています。新しい設備や装置の据付はもちろんのこと、設備や装置の移設から棚の転倒防止といったことまで業務内容は非常に幅広いです。お客様(東レ(株)の研究開発担当の方々)のご要望にお応えするにあたり、毎回言われた通りのことをするのではなく、場合によってはより良い方法をご提案するように心がけています。

やりがいを感じるのは、やはりお客様に満足していただけたときですね。また、ひと口に機械設備といっても、例えば有機溶剤を人が吸い込まないようにする装置や吸排気ファンなど様々な設備や装置を扱うため、設備や装置に関する幅広い専門知識を身につけられることにもやりがいを感じています。入社2年目の今は、少しでも早く一人前になれるよう、目の前の仕事に全力で取り組むとともに、国家資格の取得に挑戦しています。いま目指しているのが消防設備士。他にもボイラー設備士などの資格も取得していきたいです。同時に、様々な講習会にも積極的に受講してスキルアップを図り、東レ(株)滋賀事業場の工場地区にある生産設備や装置の施工管理や保守点検も行えるようになりたいです。そしてお客様から頼りにされる存在になっていきたいと思っています。

私は常に高いモチベーションを保って仕事に取り組むために、オンとオフのメリハリをしっかりつけることを大切にしています。幼い子供が2人いるため、休日には家族で出かけることが多いですね。これから先、子供が小学生になって授業参観などに参加する機会が増えると思いますし、3人目の子供ができる可能性もありますから、そのときにはフレックスタイム制度や育児休職制度などを活用したいと思っています。

当社のよさとして、手厚い福利厚生のほかにも、半年に1回、面談を行ってくれます。上司がこちらの状況に耳を傾けて、仕事に関する悩みや要望を受け止めてくれるのはとてもありがたいです。何より、東レエンジニアリンググループの一員で経営基盤が安定しているため、安心して働くことができるのが当社の魅力だと思います。
(土井 勝暁さん)

学生の方へメッセージ

学生の皆さんの中には、製造業関連の設計の仕事に興味を持っている方もいらっしゃるでしょう。ただ、設計といっても、いろいろな仕事があることをぜひ知っておいてほしいと思います。例えば自動車や家電などの製品の設計を行っている企業もあれば、部品の設計に取り組んでいる企業もあります。当社はそれらの詳細設計を行っている企業とはまた違い、プラントに導入される設備全体の構想設計や基本設計を中心に手がけています。設備に付随する配管などの詳細設計も行っていますが、あくまでもプラント全体の設備を構築していくことがメインです。スケールという点では非常に大きいですし、設備の据付などの施工管理も行っているため、現場で作業を行う職人さんなど非常に多くの方と関わることになります。企業研究では、そういった取り組みの違いをしっかり調べたうえで企業選びをすることをおすすめします。

また、プラントエンジニアになりたいと思っている方へのアドバイスとして、いまどんな製造業の勢いがあるか、これからどんなものづくりが伸びていきそうか、ニュースなど通じて世の中の動きを把握しておくと入社後に役立ちます。それに加え、CADなどの操作に少しでも慣れておくと、比較的スムーズに仕事に馴染めると思いますよ。
(崎田 駿弥さん)

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社員同士のコミュニケーションが活発な風通しの良い社風が特長。部署の垣根を越えた仲間との強い絆を感じながら、お互いに協力し合って仕事に取り組むことができる。

マイナビ編集部から

東レエンジニアリング西日本(株)は、その社名からわかるように、グローバルに事業を展開する大手化学企業、東レ(株)のグループ企業だ。トータルエンジニアリング企業として、ケミカル領域を中心とするプラント設備の設計から施工、設備の維持管理までを一貫して手がけている。

今回取材をした3名の社員に共通していたのは、各々が置かれているポジションで仕事のやりがいを見出していること、更なる高みを目指していることだ。社員一人ひとりが高いモチベーションを維持して働くことができるのは、森さんと土井さんのようにまだ入社・経験の浅い社員が上司や先輩に気軽に相談できる環境が整っていることや、崎田さんのようにある程度の経験を積んだ社員には自分の思い通りに仕事を進められる裁量を与えられていることが大きな理由だろう。

そしてもう一つ、3名に共通していたのは、全員が充実したプライベートを過ごしていることだ。
仕事で力を発揮するためには、オフにしっかり気分転換を図ることが大事だと皆さんが同じように語っていた。とはいえ、社員がプライベートを大切にしたいと思っても、それを受け止めてくれる会社でなければ希望は叶わない。その点でも同社は、有給休暇が取りやすく、ほかにも産休・育休制度やフレックスタイム制度を取り入れるなど、福利厚生が手厚いからこそ、社員はワークライフバランスを実現できているのだろうと取材を通して感じた。

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滋賀県大津市の東レ(株)滋賀事業場内に本社を置く東レエンジニアリング西日本(株)。グループ外のお客様にもプラントのエンジニアリングを提供し、成長を続けている。

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