最終更新日:2025/4/21

(株)HCI

  • 正社員

業種

  • 機械
  • 機械設計
  • 精密機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • 情報処理

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

高い技術と人の対応力。これが、弊社が幅広い産業から注目を集める理由

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柔軟な発想と臨機応変さを武器に今日も邁進!

エンジニア部門/IR:小畠(生産機械システム技術科)
営業部門/SS:田中(ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科)
設計部門/西岡(機械系 機械制御専科)

高齢化社会への対応、環境保護と持続可能性の拡大、災害対応など、ロボットが解決できる社会課題は、多岐に渡ると期待されています。技術の進化に伴い、ロボットはますます「ヒトのパートナー」となっていくはず。私たちHCIの社員は、その流れの一翼を担っていくべく、それぞれの職務の中で、ヒトとロボットが共創する社会づくりに貢献しています。

これからのHCIをリードする 注目の若手社員たち

最先端技術に触れながら社会課題解決に貢献できる。この喜びは、HCIでエンジニアをする醍醐味です。
「ロボットを導入することで、こんなことまで解決できるんだ!」「この予算でも、ここまでできるの!?」といった驚きを提供できるのが、営業職の魅力。
経験豊富なベテラン社員の手厚いサポートがあり、若手社員はどんどん自身の技術と経験を積んでいけます。

技術会社の要を担うエンジニア職2年目社員の考える開発とは

<「これなら会社を続けられる」お客様からのリアルな声が励みに(小畠)>
ロボットハンドの開発に従事しています。お客様のもとに伺い、直接お客様のお悩みをお聞かせいただくこともあるのですが、その際に感じるのは、多くのお客様が、悲痛とも言えるほどのお困りごとを抱えていらっしゃるということ。例えば、以前担当したお客様は、ものづくりの現場で、ある工程をロボットに任せることで、人件費の削減に成功しました。人であれば職人が30年ほどかけて獲得する技術を用いる工程をロボットが担当することで、浮いた時間や費用を別のことにまわせる。廃業すら視野に入れる状態だったけれども、まだしばらく頑張れそうと言っていただいたことが、とても印象に残っています。
この仕事の醍醐味は、このようにお客様のお役に立てるということ。求められることも多いですが、知恵を絞り多くの思考のポケットを持っておくことが大事なのではないかと思いはじめています。若手社員はどうしても経験が足りないという弱みもありますが、だからこそ斬新な視点を持てるという強みも。当社の場合、自分の考えを積極的に先輩に伝えられるので、これからもどんどん自分なりのチャレンジを重ねていきたいです。

あらゆる分野から寄せられる高い期待窓口となる営業担当が心掛けていることとは?

<お客様からの信頼に応えることが、企業の発展に繋がる(田中)>
ロボットの開発、設計の経験を経て、現在はサービスロボットの販売を担当しています。納品したロボットがきちんと稼働するようにセットアップをしたり、修理の対応などもしており、ご契約をいただいたお客様とは、長いお付き合いをさせていただいています。
この仕事のやりがいは、何と言ってもお客様の喜ばれる姿を直接拝見できること。お客様の多くは人手不足という経営課題を抱えていらっしゃいます。弊社が納品したサービスロボットは、その課題を直接的に解決できるため、ご訪問時にお客様は大きな笑顔を見せてくださいます。弊社のお客様は全国におり出張も多くなりますが、ロボットが活躍する現場で、お客様のロボットに対するリアルなご要望をお聞きできるため、会社の発展にとっても重要な業務を任せてもらえているという自負があります。

技術会社の要を担う設計職仕事と会社に対する熱い想い

<社長の近くで、学べることが多い(設計職・機械/西岡)>
機械組み立てを経て、今は部品の設計に携わっています。まだ経験が浅いので、上司や先輩のアシスタントとしての業務が多いのですが、組み立ての現場にいたことで、モノづくりのリアルな課題を肌で実感できたことが、今の仕事の役に立っています。
当社で働く魅力は色々ありますが、一番は社長の存在が身近であること。社長の話を聞く、話す機会が多いということで、社会人としての自覚を、随分育てていただきました。例えば、部品設計について考える時、材質によって大きくコストが変わること。また、定時で仕事を終わらせることの意味は、社員のワークライフバランスへの配慮だけでなく、会社の人件費に影響を与えることなど。働きはじめてから自分の行動に責任を持てるようになり、先のことを見越して行動するようになりました。社長をはじめ、周りの上司先輩方の考えや振る舞いは学ぶことばかりです。今は少しでも多くのことを吸収し、上司の戦力となれるように頑張っていきたいです。

学生の方へメッセージ

ケーブル製造装置メーカーからスタートした弊社。装置の設計から開発、製造、販売とそのすべてを手掛けてきた経験を礎に、ロボットに関することにおいてもケーブル関連同様に、企画から納品、アフターサービスまで一貫したサービスを提供しています。

特に、ロボットについては産業用ロボット、サービスロボットの両者を手掛け、さらにヒューマノイドロボットの開発にも携わっております。近年においては、ロボットが働く世界初のロボカフェ「HCI ROBO HOUSE」において、サービスロボットと産業用ロボットの技術が融合された世界を実現させました。

このように、これまで世の中が超えてこなかった領域の境界線を超えることで、山積している社会課題の解決にアプローチしていく。この企業姿勢を体現するのが、ひとり一人の社員の柔軟な働き方です。弊社の社員は、良い意味で自分の仕事に捉われず、部署の垣根を超えて、大きな視点を持ちながら、ロボットの無限大の可能性を信じて、目の前の課題に取り組むことを大切にしています。

企業研究をする際には、企業ごとの一貫した歴史や取り組み、社会課題への挑戦姿勢をぜひ注目してください。また、具体的なプロジェクトや実績、社員の働き方について調べることで、どのようなかたちで社会貢献をしているかを理解できると思います。

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社内にあるロボットカフェは、まさに「ヒトとロボットが共創する社会」を体現した、幼いころに、アニメな映画の中で描かれていたような世界!

マイナビ編集部から

ケーブル製造の装置メーカーとして創業し、今ではロボットシステムインテグレーターとしての顔も併せもち、日本だけでなく世界からも注目を集めている株式会社HCI。

同社の取材を通して浮かび上がったキーワードは「超える」だった。例えばエンジニア職。一般的には、与えられた課題をこなす、あるいは仕事の一連の流れを理解するといったフェーズにいるはずの、決して経験豊富とは表現できない入社数年の社員が、ロボット普及の一番のボトルネックとなりうる価格の調整に、自発的に取り組んでいる。ロボカフェ「HCI ROBO HOUSE」では、これまで決して関わることのなかった産業用ロボットとサービスロボットが協働し、サービスを提供している。社内の雰囲気についてヒアリングした際も、若手社員が実に楽しそうに、社長との関係性について語っていたのが印象的だった。まさにボーダーレスな関係性が垣間見れる。

ロボットを通して解決できる社会課題は、きっと想像以上に多い。同社の存在は、日本の未来の構築に大きな影響を与えるであろう。あらゆる概念を超えて、ロボットの可能性にアプローチしている同社に今後も注目をし続けたい。

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オフィスに併設されたロボカフェ「HCI ROBO HOUSE」には、様々な国の学生や企業が視察に訪れる。取材時には海外の大学生への見学会が開かれていた。

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