最終更新日:2024/10/25

若松建設(株)

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
広島県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

災害復旧や道路の舗装など、安心の街づくりに貢献!

  • 化学系 専攻の先輩

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さまざまな現場に携わり、キャリアを積み重ねる

後輩の教育にも携わる11年目の原田さん、3年目で成長を実感している保廣さん、災害復旧のニュースを見たことがきっかけで入社した2年目の野田さん。若松建設で活躍する先輩社員3名に、仕事への思いを伺いました。

■原田 拓弥さん(写真右)
工事部 主任/2013年入社
化学工学科卒

■保廣 拓海さん(写真左)
工事部/2022年入社
スポーツ健康福祉学科卒

■野田 龍司さん(写真中央)
工事部/2023年入社
理学療法学科卒

仕事のやりがいは何ですか?

予算も工期も品質も守ったうえで、お客様に満足していただきたいと思っています。工事が完了して『ありがとう』の一言をいただけたときの達成感は大きいです。(原田さん)
測量データをもとに協力会社に指示を出し、思い通りにできていくのが楽しい!完成したときの達成感はひとしおで、モチベーションにつながります。(保廣さん)
社内外の人とスケジュールを調整したり、協力して作業を進めていくところにやりがいがあります。同時にコミュニケーション能力も養われていると感じます。(野田さん)

人によって完成に至るプロセスが違う。だからものづくりは面白い

出来上がるものが同じでも、そこに至る過程は人それぞれに違う。これが土木工事の一番の醍醐味です。私の場合はまず現場を見て、「このやり方でやろう」とイメージを描いてから仕事に取りかかります。具体的なイメージや工事の順番を頭の中で組み立てながら、自分の考えを形にしていけるところに面白さを感じています。

入社4年目のときに担当した河川工事の現場は、多くのことを学べたという意味で強く印象に残っています。施設や民家のすぐ近くでの工事だったこともあり、周囲に気を配りながらの進行でした。同じ作業を進めていた同業者との調整も必要なうえに、当社が依頼している協力会社は5社。日程調整や段取りを一つでも間違えると全体に影響を与えてしまうと思うと緊張しましたが、1年半後、工期内に無事完了させることができたときには大きな達成感がありました。このときに痛感したのは、コミュニケーションの大切さです。協力会社、お客様、近隣住民の方々など、工事に関わる人にはいいこともよくないこともしっかりと伝えておくように心がけていました。そういったコミュニケーションが、スムーズな作業につながるということを学んだ貴重な経験でした。

先輩に教えていただきながら測量や書類作成などに取り組んだ1年目。2年目になると現場を任されることも増え、4年目で2級土木施工管理技士、10年目には同1級の資格を取得しました。振り返ってみると着実に成長し、大規模な現場を任されるようになっていることを実感します。今後は、ICT施工への理解を深めていくことが目標です。現在は主任として、後輩の教育も担う立場になりました。後輩が頼もしくなっていく姿に喜びを感じる日々です。これまでの経験から「これはこうするもの」と思っていたことに対して、常識を覆すような意見をもらえることもあり、そういった感性に刺激を受けることも多々あります。そんな後輩たちの模範になれるよう、これからも日々精進していきます!

<原田さん>

「自分は何をすれば?」から「次の作業のためにこれを準備しよう」へ成長!3年目の余裕が出てきました

学生時代はスポーツ系の専攻だったこともあり、土木工事についての知識はなく、未経験からのスタートでした。入社当初は「何をすれば役に立てるんだろう?」と考えながらも先輩について、土木工事についてのノウハウを身につけることに必死でした。3年目の現在は仕事の流れが掴めてきて、作業に入る前に危険な箇所を確認して対処するなど、次の作業を想像して準備する余裕が出てきたんです。

これまでの経験で一番印象に残っているのは、道路改良工事です。とても大がかりなもので、工事中は別の道にルートを切り替え、完成後に新しい道路に誘導するというものでした。先輩が現場代理人(責任者)となり、私はサポートとして写真を撮ったり、協力会社に指示を出すなどの業務を任されました。苦労もしましたが、多くのことを学びました。「こんなに大きな構造物が一瞬で置き換わるんだ!」とワクワクしたことも覚えています。現在は法面の整備工事を控え、準備をしている段階です。社内で申請書や施工計画書を作成したり、スケジュールの調整を行っています。工事は天候に左右されるので、それも考慮してスケジュールを立てることがコツですね。

日々の業務に取り組むなかで心がけているのは、安全が保たれているか、協力会社に出した指示が正しいかを細かく確認すること。先輩にアドバイスをいただきながら、慎重に進行しています。一人で判断できることも増えてはきたものの、念のための確認は怠らないようにしています。専門外から飛び込んだ土木の世界ですが、今後は独り立ちができるよう、経験を積み重ねていこうと思っています。現在は2級土木施工管理技士の資格を取得し主任技術者として現場を任せてもらっています。資格取得を直ぐに評価してもらえる社内環境があるかおげで、着実に成長を実感できています。次の目標は1級土木施工管理技士の合格に向けて頑張ります。

<保廣さん>

入社2年目、いろんな人の考えに触れて勉強中。まずは2級土木施工管理技士取得をめざします!

学生時代、集中豪雨で広島県の道路が被害を受け、その復旧作業をテレビで見ていたときのこと。「土木工事に携わる方々が活躍しているんだ」と興味が湧いたことや、車を運転していて、ふと「道路はどのように造ったり直したりしているんだろう?」と考え始めたことが、この業界を志すきっかけになりました。私が入社した年の5月、大規模な国際会議が広島県で行われました。そのための舗装工事の現場を見せていただいたのですが、ものすごい迫力に圧倒されました。短時間でどんどん新しい道に置き換わっていく様子は「すごい!」の一言に尽きます。写真や動画で見るのと、実際の現場を目で見るのとではまったく違い、感銘を受けたことを覚えています。

現在私が関わっているのは、水路や道路・歩道の舗装、駐輪場の整備などを行うプロジェクト。土木工事にはさまざまな現場があり、工種が多岐にわたるので、それぞれの作業の流れやスケジュールについて協力会社と電話で打ち合わせながら調整を進めているところです。最近は土木現場でもデジタル化が進んでいて、当社もICT施工に力を入れています。測量データを建設機械に送り、パソコンの設定通りに掘り進めていく様子を目の当たりにしたときは感動しました。電子黒板のアプリを使って写真を撮れば、高さやスケールを自動で正確に記録できるという画期的な技術なんですよ。

わからないことはまだまだありますが、先輩にただ「教えてください」とたずねるのではなく、一度自分で考えてから質問するよう心がけています。技術に関しても人によって考え方が違うので、検討会でいろんな意見を聞くことも勉強になります。今後の目標は、まず2級土木施工管理技士の資格を取得すること。経験を積み、月に一度ある社内講習で知識を蓄えていきたいです。その後は舗装工事の資格も目指す計画です!

<野田さん>

企業研究のポイント

学生さんと接していて思うのは、「勉強したいこと」と「やりたいこと」は違うのではないか、違っていていいのではないかということです。さらに言うなら、「やりたいこと」を中心に企業探しをした方が間違いがないと思います。やりたいことが決まっていればそれが企業研究の出発点になりますし、まだ見つかっていなくても場所やお給料、休みなど気になるポイントから調べてみるのも一つの手段です。軸が定まれば、一つ輪が小さくなって目標が絞られます。ではその次は?と少しずつ条件をつけていくと、方向性が明確になってくるのではないでしょうか。

私の場合ですが、小さい頃に計算が好きでそろばんを習っていました。そろばんが得意というわけではありませんでしたが、どうすれば早く解けるのかを考えたり、数字を分析することが楽しくて仕方なかったんです。その興味が土木工学専攻という道につながりました。また、学生の間は旅行、スポーツ、アルバイトなど、とにかくいろんなところに出向いてたくさんの人と出会ってください。多様な意見に触れることで興味の幅も広がり、それが社会人になってからの貴重な糧になります。こういう考え方も参考にして、企業研究を有意義なものにしていただけたら幸いです。

<人事担当/榮 洋子さん>

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1年目は図面の見方、書類作成、測量の方法など、先輩のもとでさまざまな経験を積んで知識を習得。気さくでオープンな社風の同社には、資格取得を支援する仕組みもある。

マイナビ編集部から

一般道や高速道路の改良・舗装工事のほか、自然災害を防ぐ砂防工事にも注力している若松建設。人々の暮らしに密着したインフラに深く関わる地域密着企業である。人事担当で工事長も務める榮さんのお話を聞いて意外だったのは、同社の技術者のほとんどが経済学部やリハビリなど、土木系以外の専攻出身であること。「学校で土木を学んだとしても、仕事となれば実践経験の積み重ねが重要です」と榮さん。土木工学を専攻していた榮さんの言葉には重みがある。今回インタビューに登場してくれた3名の先輩たちも土木の知識なしで入社したが、着実に知識を身に付け成長している。それぞれが自分の仕事に誇りを持ち、いきいきと話している様子がとても印象的だった。

多彩な分野から人が集まっている若松建設だが、一つだけ共通項がある。それは「ものづくりがしたい」という思い。同じ「道路改修」でも現場ごとに内容も難易度も違う。そこにやりがいや面白さを見出しているのだろう。入社後は全員が、2級土木施工管理技士の取得をめざすことになる。同1級や舗装工事、管更生工事の専門資格も推奨しており、資格取得に向けて会社が全面的にバックアップしてくれるのも心強い。有資格者になれば給与や賞与に反映されて評価も上がる制度もあり、利益を惜しみなく社員に還元しようという考え方だから努力のしがいもありそうだ。

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休日にキャンプやプロ野球観戦を楽しむこともあるという。普段は別の現場を担当していても、月に一度の会議など交流の機会も。若手が増え社内は活気づいている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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