建材商社は、卸売という中間事業者になります。建築の最初や最後の段階に関わるわけでもなく、やりがいというものは人それぞれ。仕事を通じて自分で見つけていくものだと思っています。あえていうなら、納めた建材を使った家がカタチになっていくことでしょうか。
そうした仕事のため、採用活動でもあえて学生のみなさんに応募を促すのではなく、自主性や各自の判断を尊重するようにしています。
どの業界、会社が合うかを自分で見つける姿勢は大切ですし、当社が求めるのも自分で仕事を見つけ、報連相を行った上で、何をすべきかを判断できる人材だからです。
会社としても、社員のためになると思うことは積極的に取り入れ、変化しようという気概に満ちています。例えば新人研修などは2021年は3ヶ月間、去年と今年は1ヶ月間実施し、来年は3週間にしようかと考えています。研修後に新人から話を聞き「ここは少し長かった」「夏と秋に分けてやるといい」などの意見を参考に、つねに改善を進めています。
事業に関してもM&Aや、新たな業種へのチャレンジなど、いろいろな計画を立てています。そうした風土をおもしろいと感じられるかどうかも、会社選びでは重要になってきます。
(頓所祐一/経営戦略室室長 経理課長)