最終更新日:2024/8/10

(株)ホンダカーズ中高知

業種

  • 専門店(自動車関連)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
高知県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

現場のリアルを知る先輩たちが本音で語る!『ホンダカーズ中高知』で働く魅力と課題。

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成長の原動力は、居心地抜群の社内風土とやりがいの実感!

誰にも、どんな組織にも強みと弱みの両面がある。大切なのは、マイナス面をプラスに変える挑戦ができるか否か。苦手意識や経験の浅さを乗り越え活躍する社員2名に、仕事のやりがいや今後の課題を聞いた。

◇写真右
今西 翔也さん(2014年入社/システム開発科卒)
万々店/営業職

◇写真左
依岡 成実さん(2023年入社/法学部卒)
札場店/事務職

これが営業職&事務職2年目のワークライフバランス。

「火・水が店休日の完全週休2日制。週末は基本出勤ですが事前に申請すれば土・日でも気兼ねなく休みが取れるので、家族の行事にも漏れなく参加しています!」(今西さん)
「平日休みの利点は、混みあう週末を避けてサロンやスクールに通えること。入社半年後から有休も使えるので、土日休みの友人と旅行に出かけるのが楽しみです」(依岡さん)
「業務に不慣れな今は残業もありますが、遅くても20時には退勤。同僚の中には閉店とほぼ同時に退勤する人もいますよ!」

8年間の事務職キャリアを生かし、営業職として新たなるやりがい実感のステージへ!

もともと人と話すのが得意な方ではなかった私が営業職に挑戦しようと思ったのは、入社以来約9年間にわたり事務職として働いてみて「もっと自分の力を試してみたい」と思うようになったから。チーム一丸で売上げをつくる事務職・サービスフロントの仕事にも十分やりがいは感じていましたが、営業職は自分の仕事の成果がダイレクトに数字に表れる面白さがある。営業職たちの活躍ぶりを間近で見て、自分もその醍醐味を味わってみたいと思ったのです。

入社9年目にして新米営業職となった私の初年度の成果は、自分で言うのもなんですが、期待以上でした。目標の約50台を大幅に超えて年間販売台数70台を達成。各月で見ても未達成だったのはひと月だけで、かなり安定した営業活動ができたと感じています。成功要因のひとつは、配属先の店長の指導を受け「お客さま目線に立った提案」に徹してきたこと。たとえば、長年自動車業界にいれば「安全装備」や「自動ブレーキ」「走行性能」といった用語を見ればそれがどんなものなのかすぐに理解できますが、お客さまの中にはピンとこない人も少なくありません。極力専門用語を使わずていねいに分かりやすく説明し、それがどんなもので、どんな時にどんな風に生かされるのか、しっかりと伝わるよう心がけています。

さらに大きな助けになったのが、周りのスタッフたちの細やかなフォロー。700件近いお客さまを抱えているもののまだまだ営業に不慣れな私は、個々のお客さまと半年に1回程度ずつお会いするのが精いっぱい。突発的な故障や事故対応などが発生すると、たちまち手が回らなくなってしまいます。それでも何とか1年やり切れたのは、別の営業スタッフが商談を代行してくれたり、事務職のメンバーがサービスのご案内を買って出てくれるなど、何かと支えてくれたからこそ。1年目の目標達成は、いわば万々店のチームワークの賜物です。

そんな私が今目指すのは、常に計画目標を上回る成績を残し、万々店の成長をけん引できる存在になること。さらにサービスフロント時代に身につけた簡単な修理スキルを生かした応急処置や仲間の営業フォローにも積極的に貢献し、周囲のこれまでの協力にしっかりと報いていけたらと思っています。
<営業職/今西 翔也さん>

事務職の職分を超えた挑戦で、広がりはじめた可能性とさらなる成長のモチベーション。

当社事務職の一日はみなさんが思うよりずっとアクティブです。お客さまのお出迎え・お見送りから、店内でのドリンクサービス、代車の回送まで。もちろん、その合間にはデータ入力や書類作成、車検証の郵送準備など“事務職らしい”業務も行いますが、日中はそこまで手が回らないこともしばしば。デスクワークメインの働き方を想像している人にとっては想定外だと思いますが、人と関わったり体を動かしたりすることが好きな私はとてもやりがいを感じています。

なかでも私が今一番力を入れているのが、ご来店中のお客さまに対する「ホンダトータルケア」や「ホンダJAFロードサービス」のご提案活動。本来の事務職の職分ではなく、ノルマや目標もないためはじめはそれほど注力していなかったのですが、「ものは試し」と挑戦してみたところ“ご成約”が相次ぎ、その楽しさに開眼。さらに、加入促進キャンペーンの上位者リストに自分の名前が上がったことで、ますますモチベーションが高まっているところです。もちろん常にご提案が成就するわけではなく、なかには、ご入会を辞退されるお客さまもいらっしゃいます。けれどそれも、さらなる成長への布石。「お客さまにとっても魅力的なサービスのはずなのに、なぜうまく伝えられなかったのだろう」という反省が、提案内容を見直すきっかけとなり、自己研鑽の原動力となっています。

そして、その研鑽の成果は、今年2月に開催された社内コンクールで早くも現れました。コンクールでは「ホンダトータルケア」と「ホンダJAFロードサービス」、「点検パック」の加入促進をテーマにしたロールプレイングが職種別・階級別に行われたのですが、見事事務職等級別部門で1位を獲得することができたのです。扱う商品は同一のため、ただサービスの特長をPRするだけでは周りと差をつけられません。そこで私が意識したのは、目の前にお客さまがいらっしゃると想像しながら「安心安全に車にお乗りいただくために、必ずメリットがある」という想いをしっかりと発信すること。コンクールに参加するに当たっては配属先の先輩もとても熱心に指導してくださり、的確な指導と私の想いが相乗した結果の受賞だったと感じています。
<事務職/依岡 成実さん>

やりがいのある仕事&居心地抜群の職場でも、悩みや不安がないわけではありません。

【今西さん】
自動車ディーラーと聞くと、なんとなく近寄りがたいイメージをお持ちの方もいるかもしれません。点検や車検など明確な要件があれば別ですが、特に用もなくふらっと立ち寄れる場所とは言い難いのではないでしょうか。その点、(株)ホンダカーズ中高知はとても開かれた雰囲気。「近くに来たから」と顔なじみのスタッフと談笑されるお客さまもいれば、外出先からの帰り道にふらっと立ち寄りサービスドリンクでひと息ついて帰っていかれる方もいらっしゃいます。そんな不意のご来店をスタッフたちも歓待するので、お客さまにもとても居心地よく過ごしていただけているのではないでしょうか。いっぽう、そんな当社にも課題はあります。それは、職長クラスの会議がとにかく多いこと。何かトラブルがあったり変則的な事態が発生したりすると、まずは店長に相談するのですが、会議のたびに不在となると問題解決にも当然遅れが生じてしまいます。店舗間の情報共有を円滑にし、全社一丸の事業運営を図る上では必要なのかもしれませんが、もう少し現場にいていただけるとありがたいな、と思っています(笑)。

【依岡さん】
私が思う当社の課題は、とにかく毎日忙しいこと(笑)。日中の慌ただしさにかまけて事務処理が後手後手になり、繁忙期ともなると閉店後に事務作業にとりかかることもしばしばです。といっても、20時にはパソコンがシャットダウンするのでそれ以上居残ることはありませんし、残業代もしっかり支給されるので、残業そのものを負担に感じているわけではありません。私が課題に感じているのは、今もっともやりがいを感じている提案活動に十分な時間を割けていないから。提案活動は、事務職にとってプラスαの挑戦的な業務のため仕方ないのかもしれませんが、せっかく自己研鑽の成果があらわれはじめている今こそ正念場。もう少し余裕をもって働ける環境が整えば、と心から願っています。ただ、多少の課題はあっても決して放り出す気にならないのは、とにかく当社の雰囲気を気に入っているから。社員同士が本当に仲良く、提案がうまくいかなかったときや、個人的な悩みを抱えているときも、上司や先輩たちの何気ない優しさに触れるたびに救われます。

企業研究のポイント

企業研究というと企業HPや就職サイトなどを活用する人が多いと思いますが、受け身の情報ばかり集めても“想像の域”は超えられません。一見華やかに見える世界にも必ず表と裏があるもの。実りある企業研究のためにも、自分の目で“現場のリアル”を確かめておくことが大切です。その際ぜひ有効に活用していただきたいのが仕事体験。それも、可能な限り早く、できれば1~2回生のうちから参加してみるのがおすすめです。

仕事体験は、必ずしも3回生向けのものではありません。むしろ特定の業界や企業に目を向けはじめる前に参加しておくと、縛りなくより客観的に社会を見渡すことができ、その後の業界・企業選びにもプラスに働きます。また、1~2回生の参加者は企業側の印象にも残りやすいですから、有機的なつながりをつくっておくという意味でも非常に有効です。

いっぽう、ある程度方向性の定まりはじめた3回生以降は、オンラインも活用して“数”を稼ぐことも必要でしょう。ただし、やはりそれでも「現場を知る」姿勢は欠かせません。仕事内容だけでなくその場の雰囲気や働き方、人間関係にも目を光らせ、給与や休みの取りやすさなど気になることは何でも積極的に質問しましょう。弱みやデメリットに触れる質問ほど企業側は“本気度の高さ”と捉え、歓迎してくれるはずです。
<人事担当/入交さん>

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「大切なのは、企業側の弱みや短所も理解した上で納得感のある選択をすること。企業側は強みや長所ばかりを強調するものと心得て、どんどん質問しましょう」と入交さん。

マイナビ編集部から

1975年の創業以来、県中部エリアを中心に販売店を展開し、約半世紀にわたって高知県民のカーライフを支え続けてきた(株)ホンダカーズ中高知。2020年、2023年に2社事業統合をしたことで全6店舗体制となり、地元の自動車業界における存在感はますます大きくなっている。

そんな同社が現在力を入れていることは、給与や休日日数の拡充を含む社員満足度のさらなる向上だ。「総勢約140人の中小企業ではありますが、地元ディーラーとしてはまずまずの規模。業界注目度もそれなりに高いので、当社の労働環境が向上すればそれに伴って業界全体の環境も改善されていくはずです。その意味でも当社の社員満足度向上の意義は大きく、これからもできる限りの改善に取り組みたいと思っています」(人事担当/入交さん)。

実は今回、現場の社員2名にあえて課題や悩みを語ってもらったのも(3段落目参照)、企業側のそんな思いがあってのこと。環境改善といっても企業側の一方的な押しつけでは意味がなく、現場のリアルな声にしっかりと耳を傾けてこそ、真の社員満足につながると考えているからだ。同社社員たちが常に明るく楽しそうなのは、ただ仕事が面白く、社員同士の仲が良いからだけではない。同社の「社員に寄り添う企業姿勢」への信頼が、よりよい未来への希望となっていることを今回の取材を通して強く感じた。

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残業抑制や休日の拡大には業務効率の改善が絶対不可欠。そのため同社では近年IT機器やシステムを導入し、労働時間を減らしても収益を維持する仕組みづくりが進んでいる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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