社会福祉法人樹心会 【児童養護施設　樹心寮】

樹心寮の家庭的であたたかく、子どもと職員が密になって関わることができるホーム制や、職員の子ども一人ひとりを大切に思う気持ち、支え高め合う姿に大きな魅力を感じました。そして、見学会や一泊実習にて、この先輩方と共に子どもたちのためになる支援がしたい、私自身も成長したいと思ったことが決め手です。

主に日常生活支援を行っています。「いってらっしゃい」と送り出し「おかえり」と出迎える、宿題を見る、ご飯を作って、洗濯・掃除、入浴、寝かしつけ、などと子どもたちと生活を共にしています。子どもたちが子どもらしく伸び伸びと生活していけるように、子どもたちから表出される様々な気持ちに気付き、寄り添いながら日々支援しています。まだ、樹心寮は現場のホーム職員も家庭支援・ソーシャルワークを行います。ファミリーソーシャルワーカーと連携し、ホームの職員も子どもの様子や気持ちを考えながら家庭支援をします。私はまだ実践できていませんが、先輩職員から家庭支援の話を共有していただき、支援の奥深さを実感しています。

入職してすぐの頃、幼児の感情表出に戸惑い、困ることがありました。その時、小学生の子たどもちが幼児の気を引くような素敵な声掛けをしてくれたり、私のことを気遣ってか、絵やメッセージをプレゼントしてくれました。子どもたちに助けられ、元気をもらっているとあたたかい気持ちになりました。他にも、子どものできることが増えたり、優しい姿が見られたりと、成長する姿を間近で感じられることも嬉しいです。

2歳から18歳までの縦割り・男女混合、きょうだいは原則同じホームで生活するホーム制が自慢です。私のホームは皆でテーブルを囲んでご飯を食べ、遊んだりと和気あいあいとしています。その分喧嘩やトラブルも起きますが、悩み、葛藤することで自分や相手の気持ちを知ることができたり、優しさや思いやりを感じていき、成長に繋がっていると感じます。また、ホーム職員との連携やサポート体制はもちろん、新任サポートが手厚くホーム外の職員とも関わり、相談できる点も自慢です。