最終更新日:2025/4/14

アイビーホーム(株)

  • 正社員

業種

  • 住宅
  • 建設

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

質実剛健な「職人気質の仕事」でお客さまが描く夢を形にし、地域に貢献する住宅会社

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アイビーホームの住宅に誇りを持ち、活躍するスタッフが語る!

細部にわたって品質にこだわりながら、建て主の夢、理想を形にすることに心血を注ぐアイビーホーム。お客さまと最前線で向き合う営業、現場のクオリティを守る施工管理を担当するスタッフに仕事への思いを伺った。

【写真右】
営業部 
飛渡崚太さん/2023年入社

【写真中】
建築部 工事課 
岡田 倖平さん/2023年入社

【写真左】
建築部 工事課 
増田 幸太さん/2021年入社

住宅づくりと私の想い

「お客さまにとって家づくりは一生に一度の大切なイベント。しっかりと向き合い、夢がたくさん詰まったその熱量を受け止めることを大切にしています」(飛渡さん)
「各種工事のなかでも大工さんが梁・柱などを建て込み、外壁が張られて住宅の形が見えてくる段階が私は一番好きです。お客さまの思いが姿を表す瞬間です!」(岡田さん)
「現場は一人では動かせません。大工さんや工事スタッフと良好な関係のチームをつくり仕事を回していくことが大切ですし、そこがすごくおもしろい部分ですね」(増田さん)

自分の将来の家も想像しつつ、同年代のお客さまと同じような気持ちで一緒につくっていけることが楽しい。

地域の方々の暮らしに貢献したいと考えるようになり、生活の基盤である住宅に関心を抱いたことがきっかけで入社しました。自社の住宅に自信を持ち、お客さまに対して的確な提案を行う、という当社の姿勢にも惹かれてのことです。

当社の営業活動は、モデルハウスが一つの柱となっています。苫小牧市内に常時一棟のモデルハウスをオープンしており、ご来場いただくお客さまに当社の住宅についてご説明を行うことが営業の入口です。そして、興味をもっていただけたお客さまにご提案を行い、契約につなげていきます。ほかにも自社ホームページやSNSを通したPRも行っていますが、いずれにしてもお客さまの行動がきっかけとなる反響営業が中心。同時に、お客さまからのご紹介が多いことも当社の特徴です。住まいの計画からアフターフォローに至る対応にご満足いただけていることを新人ながら感じることができ、自信も湧いてきます。

そうした中、私が常に意識しているのが万全の準備。たとえば打ち合わせに際して、このお客さまはどのようなことを望まれるだろうと予測し、関連資料などを準備して提案内容・方法などをシミュレーションします。そうした取り組みとともに上司にもサポートしていただきながら、入社から1年も経たないうちに複数のご契約をいただくことができました。住宅は、人生のなかでも大きな買い物。私も緊張しますが年代の近いお客さまが多いこともあり、自分の将来の家も想像しながら一緒につくりあげていく感覚はやりがいを感じますね。

まだわからないこともたくさんありますが、「飛渡さんだったから信頼感をもつことができたし、迷うことなく安心して進めることができました」と言っていただけた時はうれしかったですね。さらに経験を積み、まずは社内で一番の営業になることが私は目標。ゆくゆくは、そうやって上を目指す背中を後輩に見せられたらと思っています。上司や先輩のプライドを引き継ぎながら、苫小牧を代表する企業へと成長する一助になれればうれしいですね。
(営業部 飛渡 崚太さん/2023年入社)

自分が考えて指示を出し、管理している住宅が徐々に目の前で形になっていく様子に魅力を感じますね。

卒業後は地元で働きたいと考えるなかでアイビーホームと出会い、1年半ほどが経ったところです。現在、私は施工管理を担当していますが、実は最初、設計志望だったんです。ところが、入社時の研修で3カ月間ほど施工現場を経験し、施工=ものづくりにおもしろみを感じるようになりました。先輩が折々に判断して指示を出し、それが形になっていく様子を見て、魅力的な仕事だなと思いました。そこで施工管理に移りたいと希望を出したんです。

施工管理の仕事は、現場を統括し工事を動かしていく、いわばディレクター。設計図をもとに工事スタッフや資機材を手配・発注し、工事のスケジュールを管理しながら施工品質のチェック、現場の安全管理などを行い、現場を的確に動かしていきます。木構造や仕上げを担当する自社専属大工をはじめ、電気・設備などの工事スタッフと密にやりとりしながら工事を進行。私も施工管理技術者としてすでに担当物件をもっていますが、経験が求められる部分には、まだ難しさを感じることもあります。

そうした中で、私はどんな内容でもメモするということを常に意識しています。一つでも資材の発注忘れがあると工事はストップしてしまう。そのため、漏れがないようにメモで確認し、わからないことはすぐに聞いて、クリアにしていくことを大切にしています。また、同じ工事内容でも、大工さんによって進め方が異なる場合があるので、現場の進捗管理をスムーズにするためにもメモが重要です。

設計から施工管理へと興味が移った時と同じく、実際に現場に出ても、自らが管理している住宅が形になっていくことに魅力を感じています。さまざまなタイプの住宅について、徐々に仕上がっていく様子を見るのは楽しいですね。一方で、仕上げ段階での現場の采配には少し苦労するケースも。完成間際の現場には、各業種の工事スタッフが仕上げのために同時期に入ります。なので、段取りをうまく組まないと工事も滞ってしまう。そうした場面でもスムーズに業務をこなせるようになることが、今の目標です。
(建築部 工事課 岡田 倖平さん/2023年入社)

自分が施工を担当した住宅が、長年にわたって残り使われていく。私はそこに喜びと誇りを感じています。

私は土木工事、基礎工事の部分は経験がありましたが、住宅そのものに関してはゼロからのスタートでした。現場で上司に教えてもらい、自分でも勉強しながら建築施工管理技士を取得。現在は管理業務を行っています。

「職人気質の仕事」を大切にする当社では、作業を行う職人さんを大事にし、現場でのコミュニケーションを大切にしています。工事スタッフはとてもやさしく、技術的なアドバイスなども気さくにしてくれます。その点は特に若い世代には入りやすい現場と言えそうですし、アイビーホームの風土そのものですね。

施工管理の仕事内容は、岡田さんが話してくれたとおりですが、指示を出す私たちと工事スタッフの間に序列などはなく、チームとして住宅づくりに取り組んでいます。施工管理は、チームがスムーズに動けるようにすることが大きな役割ですね。たとえば、現場で思わぬトラブルなどが発生し工事に支障が出れば、即座に原因を追求し解決策を探ることが求められます。そのためには、広い視野で現場を見る能力が必要です。私も日々の経験をもとに知見を深めつつ、迅速に作業が進められる方法を常に考えて業務にあたっています。

土木工事に携わっていた頃もそうでしたが、住宅も自分が携わった現場は忘れることがありません。その多くは長い年月にわたって残り、使われ続ける。私はそこに喜びと誇りを感じます。施工管理の仕事は会社の収益にも関わりますが、段取りをしっかり行い、修正箇所などが発生しないよう注意を払えば、それだけ利益を残すことができるのです。そうした工事は、作業スタッフにとっても私たち施工管理技術者にとっても気持ちよくこなすことができるというメリットもあります。今後は、目の前の現場だけでなく、こうした側面にも意識を向けて会社に貢献していきたいです。
(建築部 工事課 増田 幸太さん/2021年入社)

学生の方へメッセージ

企業研究をとおして、自分が活躍できる職場や仕事について考えるにあたっては、どこかで耳にしたネームバリューのある企業や、組織規模の大きな会社から目を向けるかもしれません。それはある意味、自然なことといえます。まずは、そうした企業を一からしっかり調べることが大切です。その一方で、企業名や企業規模にとらわれず、自分がやりたいことができそうな企業を探してみることをおすすめします。たとえば、地域に根ざして少数精鋭で事業を行う企業なら、大きな裁量を持って働くおもしろみがあるかもしれません。時間の許す限り、できるだけたくさんの企業について調べてみてください。

そして、気になる企業があればぜひインターンシップや会社見学会に参加して、実際の現場を見てください。ちなみに、当社でも見学は随時受け付けており、その際には本社の見学と同時に、住宅の施工現場を見てもらうようにしています。当社では施工技術に加えて構造から設備、電気工事に至るまで使用する材料も施工方法も品質にこだわっていますが、多くは住宅が完成すると見えなくなってしまいます。そこで実際に施工しているところにご案内し、見てもらっているのです。ホームページや文字の情報だけでは伝えきれない魅力を多くの企業は持っています。実際に足を運び、自分の目で見て触れるというマインドを持ってほしいですね。
(人事担当 對馬 正和さん)

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「営業、設計、施工管理が住宅づくりを支える職種で、それぞれ専門性を持っていますが、当社では異動も可能。こうした体制の有無も企業研究のポイントです」(對馬さん)

マイナビ編集部から

同社は1978年にコンクリート工事を行うための型枠をつくる業務で創業し、1983年に住宅事業に進出。40年あまりにわたり、地域密着で住まいづくりに取り組んでいる。地域の住宅ビルダーとしての同社の特徴の一つは、柱・梁や仕上げなどの木工事はすべて自社専属大工が行っているということ。施工を主力とする、いわゆる工務店の風情を残している。

また、今回の取材を通して強く感じられたのは「工務店的な施工体制に加えて、大工工事以外の職種の工事スタッフをプロジェクトごとに参画するチームのスタッフという感覚で大切にしている」という点だ。現場経験の長い工事スタッフからは、技術面などで指導を仰ぐことも少なくないといい、特に同社の若手にとってよき学びの場ともなっているようだ。「この部分の施工の考え方、間違っているんじゃないかななどと気さくに指摘をもらえるので、より精度の高い工事ができますね」と話してくれたのは増田幸太さん。

お客さまの声に真摯に耳を傾け、実直に工事を行って満足してもらえる一棟を形にする。そんな「職人気質の仕事」にこだわっているのも、同社の特色だという。そうした取り組みが信頼につながり、多くの紹介があることも、インタビューでは聞くことができた。真摯に住宅づくりに携わりながら技術を磨きたい、地域に腰を落ち着けて地域の人々のために働きたい、そんな志向がある方にぜひ企業研究をすすめたい。

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「一人ひとりが、それぞれの力を発揮できるポジションで働いてもらえることが重要だと考えています」と人事担当の對馬さん。自分自身の活躍の場を見つけていける環境だ。

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