社会医療法人　河北医療財団

私は在宅復帰を目指す介護老人保健施設に魅力を感じ、十数年老健施設の介護職員として従事しています。介護保険制度で地域包括ケアシステムを推進し始めたところですが、当財団は長年にわたり地域包括ケアシステムを推進してきており、利用者さんが慣れ親しんだ地域で生活し続けられるよう財団として支え続けているところに感銘を受け、入職しました。

介護老人保健施設は介護職員だけでなく、医師・看護師・リハビリ・栄養士・相談員など多くの専門職がおり、それぞれが専門性を発揮し一人ひとりの利用者さんの生活に携わっています。難しい言い方をしましたが、一言でいうと、いつでもどこでも利用者さんについてざっくばらんに話し合える雰囲気があります。そして、このことはとても大切なことだと思います。

それぞれの専門職が遠慮なく利用者さんについて話し合うことができます。例えば「どうしたら自分でご飯を食べることができるかな」と考えたときに、リハビリ職に相談し、食事動作や飲み込み状態を見てもらうことができます。介護職員とだけではなく、他の専門職ともすぐに話し合えることで、すぐに利用者さんのケアに繋げることができるのはとても魅力的です。

介護職員を続け5年ほど経った時に自分の知識や技術に行き詰まりを感じ、他の施設で働いてみたいという気持ちが芽生えましたが、そのためには転職するしかありませんでした。当財団には病院や老健施設、グループホームなどの病院や施設だけでなく、居宅介護事業所や地域包括ケアセンターなどもあり、ステップアップできる環境があると思います。体調に気を付けて就職活動を頑張ってください。